木曽駒ケ岳（初の恐怖心と大きな感動）
長野県
raku-inkyo
- GPS
- 04:25
- 距離
- 3.5km
- 登り
- 407m
- 下り
- 415m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
10:10 乗越浄土
10:45 中岳
11:25〜12:05 駒ヶ岳山頂
12:35 中岳
12:45 乗越浄土
13:25 ロープウェイ山頂駅
(注)写真を撮りながら気ままに歩いてますので、時間は参考程度にして下さい。
| 天候 | 快晴・微風 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2014年04月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車 バス
ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）
〜しらび平〜（ロープウェイ）〜千畳敷 復：千畳敷〜（ロープウェイ）〜しらび平〜（バス）〜駒ヶ根〜（飯田線）〜 岡谷〜（特急・あずさ30号）〜立川 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
■道の状況 ・コースはオール雪道。全コースにトレース有り。 但し、快晴だったことも有ってか、凍っている所は少なかったです。 ・慎重を要する個所 �‐莟枉�土直下の急斜面、特に下りです。雪は緩んでいるのでアイゼン を装着していてもズルズルと滑ります。私はピッケルを雪面に深く突 き刺しながら下りました。 ��中岳の北斜面。表面が凍ってました。 指導員らしき方が、ここではアイゼンは8本爪以上を推奨していると のことでした。その通りだと思います。 ■登山ポスト ロープウェイ山頂駅の出口にありました。下山時には下山届を提出するこ とになっていました。 ■トイレ ロープウェイ山麓駅と山頂駅の二か所 ■携帯電話（au） ロープウェイ山頂駅では通じることを確認しました。 その他では未確認です。 ■温泉 今回は、バスのしらび平→駒ヶ根駅間の途中に有る「菅の台（ビューホテ ル四季前）」で下車して、バス停の真ん前に有る温泉「こまくさの湯」に 入りました。露天風呂は、好みのぬるめでジックリ浸かりました。 |
写真
南アルプス・甲斐駒ケ岳
※小淵沢辺りの車窓から
中央アルプス
木曽駒ヶ岳はどれだ・・・
※飯田線・駒ヶ根駅直前の車窓から
駒ヶ岳ロープウェイ「しらび平駅」
13:00発のロープウェイに乗る
乗車時間は7分
13:25登山カードを提出してから外に出ると千畳敷カールが目の前に現れ、大迫力に圧倒される。
指導員らしき方が8本爪以上のアイゼンが必要、朝は何処もガチガチですとのお言葉。因みに小生のは6本爪、どうしよう・・・
2
登山カードを提出してから外に出ると千畳敷カールが目の前に現れ、大迫力に圧倒される。
指導員らしき方が8本爪以上のアイゼンが必要、朝は何処もガチガチですとのお言葉。因みに小生のは6本爪、どうしよう・・・
13:46登頂するのは明日。
足慣らしに散歩に出る。下山してきた方に6本爪アイゼンで大丈夫か聞いてみる。「大丈夫でしょう！」との返答
1
登頂するのは明日。
足慣らしに散歩に出る。下山してきた方に6本爪アイゼンで大丈夫か聞いてみる。「大丈夫でしょう！」との返答
スキーを担いで登っている人発見
さて、どこでしょう？
小生は14:25頃にホテル千畳敷にチェックイン
スキーの方、かなり上まで登ったな〜
そろそろ滑降か・・・
※部屋の窓から
滑降だ！恰好いい！
（駄洒落に非ず）
登りに1時間半、一瞬で終了
星が綺麗だ、やや雲が有る
長時間露出の間に飛行機の照明が偶然入る
深夜に再トライ
綺麗に撮れました
露出時間は2分
日の出前の朝焼け
左から甲斐駒ケ岳、仙丈ケ岳、北岳、間ノ岳、農鳥岳、富士山、塩見岳
実際の日の出の瞬間はもう少し早いはず。左側は伊那前岳の山裾と思われる
駒ヶ岳神社
祠は雪に埋没、賽銭箱だけは出ています。
賽銭を入れて安全祈願をする。
09:03いよいよ出発です。
朝は雪がガリガリというのでスタートを遅くしました
それにしても快晴で暑い
ジャケットは着ていられません
1
いよいよ出発です。
朝は雪がガリガリというのでスタートを遅くしました
それにしても快晴で暑い
ジャケットは着ていられません
正面の稜線（乗越浄土）を目指してこの八丁坂を一直線に進む。
先行者が点々と見える、数えると9人のようだ
振り返ると右側の建物がロープウェイ駅とホテル
遠くに雲に隠れる南アルプス
紺碧の空に吸い込まれて行く感じです。
急斜面を登り切った所、夏道のようだ。
ここの少し前でボーダー4人にアッと言う間に抜かれました
乗越浄土に到着
バックは中岳
その向こう側に駒ヶ岳が有るようだ
進行方向左側に宝剣山荘
荷揚げ作業中のようだ
左後ろが宝剣岳
11:18頂上直下の傾斜
写っている方は、同じく写真を撮りながら抜きつ抜かれつの間柄、あの暑いので有名な多治見市在住とのこと。
注目はピッケルの柄が木製です。かなりのベテランのようだ
2
頂上直下の傾斜
写っている方は、同じく写真を撮りながら抜きつ抜かれつの間柄、あの暑いので有名な多治見市在住とのこと。
注目はピッケルの柄が木製です。かなりのベテランのようだ
駒ヶ岳山頂
とうとう登り切った〜！
スタートから2時間20分。
それにしても山頂標識がチョット・・・
小生が到着した途端、滑降準備完了
思い出に撮らせていただく
気を付けて〜！
エビの尻尾というか、氷柱だらけというか、なんだろう？
ここでも安全祈願
多治見市の方に撮っていただく
何か雲から飛び降りたような感じ
※多治見市の方に教えていただく
※山頂より
木曽前岳（2756m）山頂に人が一列になって歩いていると思いきや、30分経っても微動だにせず、違うらしい・・・
手前が木曽小屋
※山頂より
4
山頂に人が一列になって歩いていると思いきや、30分経っても微動だにせず、違うらしい・・・
手前が木曽小屋
※山頂より
凍りついている恐怖の北斜面です。
6本爪では困難な個所・・・反省
12:33ピッケルを使ってようやく登りきる。下る時はピッケルを使ってステップバックで下降。
しかし、途中ですれ違った若いカップルの女性は12本爪で簡単に下ってましたね〜。
1
ピッケルを使ってようやく登りきる。下る時はピッケルを使ってステップバックで下降。
しかし、途中ですれ違った若いカップルの女性は12本爪で簡単に下ってましたね〜。
左が宝剣岳、右が三沢岳
奥が空木岳方向か？
※中岳山頂より
恐怖の急斜面
ここ直下の斜面は約45度位は有りそうである。ピッケルを使って慎重に下る。
ロープウェイ山頂駅に到着
※小生、登りは滅法遅いのですが、下りは標準より多少早いようです。
山頂駅舎とホテルは繋がっていて便利です。バックは宝剣岳。
ありがと〜！
感想
■今回山行の決定
4/8の日光白根山の残雪がたいへん楽しかったので、次の山行を何処にしよ
うかとヤマレコの山行記録等を調べていましたところ、ロープウェイが使える
木曽駒ヶ岳が浮上してきました。早速天気予報を調べ、4/23前泊、4/24登頂
ということで決定。千畳敷カールは人気スポットですので、ゴールデンウイー
クを避けました。
■感想
・前泊の場所
今回は駒ヶ岳ロープウェイの山頂駅に隣接している「ホテル千畳敷」に宿
泊しました。自分の部屋からも食堂からも宝剣岳と千畳敷カールが見えて大
満足でした。
・冬装備
前回の日光白根山では20mを超える風に苦しみましたので、その後すぐに
ゴーグルと目出し帽を購入し、持参しました。しかし、今回は快晴・微風で
したので、まったく使う必要はありませんでした。
ところが、アイゼンに問題がありました。登山ポストの所におられた指導
員らしき方が、アイゼンは8本爪以上でないと危険です。朝方は雪がガチガ
チに凍っているし、昼間でも凍っている所が何か所か有ると言うのです。
小生のアイゼンは6本爪であることを話すと、無理に登らない方が良いと言
うのです。（冷や汗”）
「はいそうですか。」と引き下がるのも納得がいきませんでしたので、下
って来た方に「6本爪では危険ですか？」とお聞きしたところ、「大丈夫で
しょう。」とのこと。
しかし、朝方は何処もガチガチに凍るというので、出発時間を出来るだけ
遅くして、雪が少しでも柔らかくなることを期待して9:00スタートに決定。
当日の朝9:00に外に出て見ると快晴で暑いくらいです。ルンルン気分で出
発し乗越浄土直下の急斜面も難なく突破し、中岳山頂に順調に到達。ここま
ではオール南斜面、ここからの下りが初めての北斜面になります。表面（厚
さは2〜3cm位）が凍ってます。30度位の傾斜までは問題ないのですが、そ
れを超える辺りから立った姿勢で下るのは困難でした。止むを得ずピッケル
を使ってバックステップしながら下りました。これは登りでも同じでした。
・反省
凍結している急斜面に対応する為には、12本爪のアイゼンを購入すること
にします。その際、シューズも新調することになりますが、連休明けに黒部
立山アルペンルート経由で雄山を計画していますので、安全の為には止むを
得ないと考えてます。
■行動記録
写真欄に記載しました。
こっそり拍手
コメント
この記録に関連する登山ルート
この記録で登った山／行った場所
関連する山の用語
山行記録を公開しました
X
Facebook
リンク取得
メール
ブログパーツ
情報提供のお願い
山行記録を投稿して、ヤマレコのコミュニティに参加しよう！
この山行記録の写真
木曽駒ヶ岳の最新記録
宝剣岳の最新記録
中岳の最新記録
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する