八ヶ岳・本沢温泉と硫黄岳（稲子湯から）

2022年05月27日(金) 〜 2022年05月28日(土)

• GPS: 32:00
• 距離: 16.5km
• 登り: 1,430m
• 下り: 1,419m

コースタイム

1日目

• 山行: 2:35
• 休憩: 0:05
• 合計: 2:40

10:35 稲子湯旅館
10:50 10:50 ミドリ池入口
11:35 11:40 こまどり沢看板
12:10 12:10 ミドリ池
13:15 本沢温泉

2日目

• 山行: 5:30
• 休憩: 1:10
• 合計: 6:40

4:00 本沢温泉
4:55 5:45 夏沢峠
6:40 6:50 硫黄岳
7:35 7:35 夏沢峠
8:20 8:30 本沢温泉
9:30 9:30 ミドリ池
10:30 10:30 ミドリ池入口
10:40 稲子湯旅館

天候

27日：概ね晴れ
28日：晴れだが夏沢峠から上は強風＆硫黄岳山頂付近はガス

アクセス

利用交通機関：

自家用車

稲子湯温泉駐車場を利用。300円／日。
少し上のみどり池入口バス停付近であれば、無料で駐車可。

コース状況／危険箇所等

メジャーなルートだけあって登山道としてよく整備されている。
夏沢峠直下のみ、登山道上に雪が残るが、通行に支障はない。
（アイゼンを持参しましたが使いませんでした。）
登山ポストは稲子湯とみどり池入口のゲートにあり。

その他周辺情報

下山後は稲子湯の日帰り入浴を利用。650円。

写真

5/27 10:35

スタートは稲子湯温泉。宿に駐車代を支払い、準備をして歩き出す。

5/27 10:36

登山口は宿のすぐ前にあった。

5/27 10:47

結構巨大なこの植物、この付近でたくさん見かけた。

5/27 10:49

みどり池入口。ここにも駐車できる。今日は0台。

5/27 10:59

どこも新緑がきれいで目がさめる思いがする。

5/27 11:05

最近、旧来の登山道が崩壊で付け替えられたらしく、ここを左に登っていく。

5/27 11:17

朝はかなり激しい雨だったのだが、こんなに青空が出てきた。

5/27 11:37

こまどり沢。小腹がすいたのでここでコンビニおにぎりを一つほおばった。

5/27 11:48

森林鉄道軌道跡が出てきた。

5/27 12:08

みどり池到着。立ち休憩のみで先に進む。

5/27 12:22

本沢温泉までは平坦な箇所が多く、木道上を淡々と進む。

5/27 13:14

本日の泊地、本沢温泉到着！

5/27 13:34

荷物を置いて、早速名物の野天風呂へ。

5/27 13:39

どうよ、この豪快なロケーション！すばらしい!!
しばらく湯につかりまったりする。
（結構熱かったです）

5/27 14:21

振り返ると新緑が美しい。

5/27 17:28

本沢温泉の夕食。おでんが温まりました。

5/27 17:50

夕食時に、翌朝用の弁当を受領。

5/27 17:55

こちらは内風呂。野天と全く異なる泉質で、よく温まりました。

5/28 3:54

明けて翌朝、ヘッデン装備で硫黄岳山頂を目指す。

5/28 4:32

歩き始めてしばらく、朝日を見る。

5/28 4:48

夏沢峠直下は登山道上に雪が残るが、通過に支障はしない。

5/28 4:53

夏沢峠到着。しかし…。

5/28 4:53

稜線上は強風が吹き荒れ、進むかどうかかなり迷う。
風をしのげる小屋の陰で、朝食の弁当を食べながら考える。

5/28 6:01

防寒にカッパを着て、進んでみることにする。風は大変強いが時折青空ものぞく。

5/28 6:23

完全な吹きさらしになると時折足を取られそうになるので、注意して進む。

5/28 6:30

ハイマツに霜がついていた。

5/28 6:41

山頂到着。残念ながら強風下で視界はなく、すぐ下りることにする。

5/28 7:21

帰路、天狗岳が見えるようになってきた。

5/28 8:20

本沢温泉まで戻ってきた。ここからは昨日来た道を辿る。

5/28 9:29

帰路のみどり池。天狗岳がきれいに見えている。

5/28 10:18

新緑の登山道を淡々と下っていく。

5/28 10:28

下山時のみどり池入口。車はほぼ満車となっていた。

5/28 10:38

稲子湯帰着。ここの温泉に入ってから帰途につく。

撮影機器：

COOLPIX P330 ニコン

感想

J-san

今年最初の泊山行は、八ヶ岳・硫黄岳を、本沢温泉を絡めて目指すこととした。本沢温泉は以前一度テント泊で泊まったことがあるが、今回は食事つき小屋泊として荷を軽くする一方、登山口は稲子湯として、歩行距離は本沢温泉入口登山口より長くとることにした。5月末のこの時期、新緑が青空に映えてまぶしく、それでいて登山道に雪はほとんど残っていないので、極めてすがすがしい山歩きであった。

2日目、早いうちに硫黄岳山頂に立ちたく、小屋を早立ちしたのだが、夏沢峠まで来ると西風が吹き荒れ、気温も下がって体感温度がかなり下がり、先に進むのが憚られた。小屋の陰で風をしのぎながら湯を沸かして暖を取り、弁当の朝食をとりながらしばらく考えた結果、時折青空が見えたりもするので、防寒としてカッパを着用して進むことにした。山頂はガスの中で視界が利かず残念だったが、他は晴れ、稜線上からの展望もそれなりに得ることができた。

意図的に週末を外したので、特に初日は人にはほとんど会わず、静かな山を満喫することができた。そしてやはり温泉、野天も内湯もゆっくり楽しむことができ、内容としてはおおむね満足のいく山行であった。