ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 4340067
全員に公開
ハイキング
丹沢

北丹沢廃道探訪/さかせ古道〜権現歩道〜奥野歩道

2022年05月28日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
6
1〜2泊以上が適当
GPS
18:45
距離
24.3km
登り
2,006m
下り
1,996m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
10:14
休憩
0:43
合計
10:57
6:04
6
6:10
6:10
50
7:00
7:00
75
8:15
8:16
5
8:21
8:21
100
10:01
10:01
174
12:55
13:18
24
13:42
13:49
19
14:08
14:08
13
14:21
14:22
11
14:33
14:34
14
14:48
14:56
21
15:17
15:17
6
15:23
15:23
26
15:49
15:50
5
15:55
15:56
34
16:30
16:30
20
16:50
16:50
11
17:01
17:01
0
17:01
ゴール地点
毛出シ峠の先でログ切れのため、ゴールまで手書きです
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2022年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
中川橋を渡った先の無料駐車場
コース状況/
危険箇所等
いずれも沢の源流部を横切りながら山腹をトラバースする径路のため、常に滑落のリスクがあります。
過去の先達の記録に照らし、著しく危険になっていたも箇所もある等、崩壊は日々確実に進んでいることを実感しました。
特に奥野歩道についてはそれが顕著で、おそらくごく近いうちに崩壊がさらに進めば全く通過できなくなると思われます。
いずれの径路も前回歩いた山神径路に比べ荒廃の度合いが酷く、道形の不明瞭さ、消失が目立ちました。危険度を考慮すれば、権現歩道を除き安易な立ち入りはやめた方が良いでしょう。

□さかせ古道
山梨県は甲斐の道志から相模の中川を繫ぐ古の生活道。
本来は城ヶ尾峠から二本杉峠までを指すようですが、今回はルート取りの都合上、地蔵平から信玄平までの区間は割愛。自分の中では勝手にさかせ古道を踏破したことにしてしまいましたw

□権現歩道
大滝峠と地蔵平をつなぐ古の生活道
沢自体は難所の滝もなく、沢装備がなくとも終始沢通しで歩き通せてしまえる穏やかな渓相です。ただし径路を忠実に辿ろうとした場合、径路の崩壊が激しく、明瞭な踏み跡が部分的に散見されるものの、最後の峠への詰め以外、確信に足る径路痕のほか、遺構と思しき痕跡はほとんど見つけられない等、今回歩いた廃道の中では不明瞭さは随一でした。

□奥野歩道
大滝峠上から信玄平に続く、かつての東海自然歩道の一部
崩壊した谷間の横断が最も多く、言うまでもなく当然に危険。
最大の核心部となる信玄平への出口付近の岩場のトラバースは確保の上での通過を強く推奨します。

中川橋無料駐車場を出て10分ほど
2022年05月28日 04:09撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
1
5/28 4:09
中川橋無料駐車場を出て10分ほど
細川橋バス停から直ぐ先のこちらがさかせ古道のはじまり。
2022年05月28日 04:10撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
5/28 4:10
細川橋バス停から直ぐ先のこちらがさかせ古道のはじまり。
直ぐ先の神社脇の尾根から取付く
2022年05月28日 04:15撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
5/28 4:15
直ぐ先の神社脇の尾根から取付く
倒れかかる鹿柵を手で押しのけながら通過
2022年05月28日 04:30撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
5/28 4:30
倒れかかる鹿柵を手で押しのけながら通過
よく整備された植林地の尾根筋の急登を越えると
2022年05月28日 04:43撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
5/28 4:43
よく整備された植林地の尾根筋の急登を越えると
登山道は山腹のトラバースへ変化。新緑が美しい道が続く。
2022年05月28日 04:58撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
5/28 4:58
登山道は山腹のトラバースへ変化。新緑が美しい道が続く。
800mほどで二本杉峠へ至る。さかせ古道は画像右手の尾根の左手に続く巻き道へ進む
2022年05月28日 04:59撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
1
5/28 4:59
800mほどで二本杉峠へ至る。さかせ古道は画像右手の尾根の左手に続く巻き道へ進む
出だしは踏み跡明瞭、スタンス十分と思いきや
2022年05月28日 05:03撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
5/28 5:03
出だしは踏み跡明瞭、スタンス十分と思いきや
すぐに足場は片足分の幅に
2022年05月28日 05:16撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
5/28 5:16
すぐに足場は片足分の幅に
岩場をへつるように回り込んだ先の谷で
2022年05月28日 05:18撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
5/28 5:18
岩場をへつるように回り込んだ先の谷で
いきなり道が崩壊。スッパリと切れ落ちてます
2022年05月28日 05:19撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
5/28 5:19
いきなり道が崩壊。スッパリと切れ落ちてます
良く見ると先の灌木にトラが垂れてましたが、私には残置を信頼する勇気がありませんので灌木の強度を確認した上で持参のロープをかけて懸垂
2022年05月28日 05:21撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
5/28 5:21
良く見ると先の灌木にトラが垂れてましたが、私には残置を信頼する勇気がありませんので灌木の強度を確認した上で持参のロープをかけて懸垂
対岸から撮影。対岸側にも灌木にトラあり。もちろん怖くて使えません。ここがさかせ古道の核心部でしょう
2022年05月28日 05:25撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
1
5/28 5:25
対岸から撮影。対岸側にも灌木にトラあり。もちろん怖くて使えません。ここがさかせ古道の核心部でしょう
こういうルートではこのようなバイルが大いに役立ちます
2022年05月28日 05:44撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
5/28 5:44
こういうルートではこのようなバイルが大いに役立ちます
まれにマーキングあり
2022年05月28日 05:40撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
5/28 5:40
まれにマーキングあり
先の崩壊地を進んだ先でも当然の如く崩壊。ここは唯一高巻きました
2022年05月28日 05:35撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
5/28 5:35
先の崩壊地を進んだ先でも当然の如く崩壊。ここは唯一高巻きました
コース全体で道形はかなり不明瞭ですが、時々このようなかつての生活道の名残りとなる石積み等の形跡が現れます
2022年05月28日 05:44撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
1
5/28 5:44
コース全体で道形はかなり不明瞭ですが、時々このようなかつての生活道の名残りとなる石積み等の形跡が現れます
足場が途切れ、源頭から視線を下げると沢床にマーキング発見
2022年05月28日 05:49撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
5/28 5:49
足場が途切れ、源頭から視線を下げると沢床にマーキング発見
眼下に苔生した桟道。強度不明でもちろん乗れません
2022年05月28日 05:56撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
5/28 5:56
眼下に苔生した桟道。強度不明でもちろん乗れません
地蔵平に近づくと回り込んだ尾根上に出合う鹿柵に沿って緩やかに高度を下げると
2022年05月28日 06:11撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
5/28 6:11
地蔵平に近づくと回り込んだ尾根上に出合う鹿柵に沿って緩やかに高度を下げると
林道に合流
2022年05月28日 06:12撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
5/28 6:12
林道に合流
やがて地蔵平に到着。ここは別天地の様。
小休憩してすぐに権現歩道へ向かいます
2022年05月28日 06:15撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
2
5/28 6:15
やがて地蔵平に到着。ここは別天地の様。
小休憩してすぐに権現歩道へ向かいます
林道をセギノ沢に沿って進んだ先の大滝沢橋を渡らず、構わず沢沿いに進む
2022年05月28日 06:36撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
5/28 6:36
林道をセギノ沢に沿って進んだ先の大滝沢橋を渡らず、構わず沢沿いに進む
直ぐに表れる堰堤は左岸から巻きました
2022年05月28日 06:38撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
5/28 6:38
直ぐに表れる堰堤は左岸から巻きました
トラロープあり
2022年05月28日 06:39撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
5/28 6:39
トラロープあり
径路不明のため着床し右岸へ渡渉
2022年05月28日 06:48撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
5/28 6:48
径路不明のため着床し右岸へ渡渉
F1は右岸に径路らしきものが見える
2022年05月28日 06:54撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
5/28 6:54
F1は右岸に径路らしきものが見える
続いて右岸沿いに進む
2022年05月28日 06:57撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
5/28 6:57
続いて右岸沿いに進む
終始穏やかな渓相で足を濡らさずに遡行可能
2022年05月28日 07:23撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
5/28 7:23
終始穏やかな渓相で足を濡らさずに遡行可能
源頭部で沢を離れる
2022年05月28日 07:46撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
5/28 7:46
源頭部で沢を離れる
大滝峠へ向かう明瞭な道形へ変化
2022年05月28日 07:53撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
5/28 7:53
大滝峠へ向かう明瞭な道形へ変化
抜け口に権現歩道入口を示すマーキング
2022年05月28日 07:54撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
5/28 7:54
抜け口に権現歩道入口を示すマーキング
大滝峠。屏風岩山へ続く尾根道
2022年05月28日 07:55撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
5/28 7:55
大滝峠。屏風岩山へ続く尾根道
大滝峠から間もなく奥野歩道の入り口へ
2022年05月28日 08:02撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
1
5/28 8:02
大滝峠から間もなく奥野歩道の入り口へ
出だし
2022年05月28日 08:04撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
5/28 8:04
出だし
さかせ古道以上に不明瞭ですが、ルートの正否は高度のほか、足を置いた際の地面の固さでもある程度判断できます
2022年05月28日 08:05撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
1
5/28 8:05
さかせ古道以上に不明瞭ですが、ルートの正否は高度のほか、足を置いた際の地面の固さでもある程度判断できます
既にその役を終えた桟道
2022年05月28日 08:05撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
5/28 8:05
既にその役を終えた桟道
崩壊斜面に僅かに露出した桟道
2022年05月28日 08:07撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
5/28 8:07
崩壊斜面に僅かに露出した桟道
対岸から撮影。
2022年05月28日 08:10撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
5/28 8:10
対岸から撮影。
足場が途切れ、源頭部から視線を落としていくと眼下に桟道
2022年05月28日 08:13撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
1
5/28 8:13
足場が途切れ、源頭部から視線を落としていくと眼下に桟道
より安全な地点から下降して桟道へ接近
2022年05月28日 08:16撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
5/28 8:16
より安全な地点から下降して桟道へ接近
2022年05月28日 08:57撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
5/28 8:57
珍しくもこんなマーキングもありました
2022年05月28日 09:15撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
5/28 9:15
珍しくもこんなマーキングもありました
バケモノ沢へ
2022年05月28日 09:20撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
5/28 9:20
バケモノ沢へ
水晶沢?
2022年05月28日 09:20撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
1
5/28 9:20
水晶沢?
2022年05月28日 09:24撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
5/28 9:24
2022年05月28日 09:25撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
5/28 9:25
崩落した桟道
2022年05月28日 09:31撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
5/28 9:31
崩落した桟道
2022年05月28日 09:47撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
5/28 9:47
崩落した桟道
2022年05月28日 09:56撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
5/28 9:56
崩落した桟道
この桟道もいずれは土砂に埋め尽くされるでしょう
2022年05月28日 10:19撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
5/28 10:19
この桟道もいずれは土砂に埋め尽くされるでしょう
2022年05月28日 10:27撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
5/28 10:27
2022年05月28日 10:29撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
5/28 10:29
「大滝峠上」かろうじて判読できます
2022年05月28日 10:32撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
1
5/28 10:32
「大滝峠上」かろうじて判読できます
さていよいよ歩道も終盤へ。道形は消失し、一層急峻になってきました
2022年05月28日 10:53撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
5/28 10:53
さていよいよ歩道も終盤へ。道形は消失し、一層急峻になってきました
源頭部を見ると桟道っぽい物体が遠景できたので、当たりをつけて進みます
2022年05月28日 11:01撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
5/28 11:01
源頭部を見ると桟道っぽい物体が遠景できたので、当たりをつけて進みます
画像中央やや上が径路。断崖にかかる桟道は落ち、残る片足分の足場は断続的に崩落しており、緊張を強いられます。危険度はこれまで私が経験した(山神径路含む)径路の比ではありません。間違いなくここが奥野歩道最大の核心部でしょう。
2022年05月28日 11:05撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
2
5/28 11:05
画像中央やや上が径路。断崖にかかる桟道は落ち、残る片足分の足場は断続的に崩落しており、緊張を強いられます。危険度はこれまで私が経験した(山神径路含む)径路の比ではありません。間違いなくここが奥野歩道最大の核心部でしょう。
核心部ズーム
2022年05月28日 11:06撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
5/28 11:06
核心部ズーム
核心部を無事抜けて信玄平へ。朽ちた道標がお出迎え
2022年05月28日 11:07撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
1
5/28 11:07
核心部を無事抜けて信玄平へ。朽ちた道標がお出迎え
2022年05月28日 11:07撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
5/28 11:07
なるほど.....
2022年05月28日 11:07撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
1
5/28 11:07
なるほど.....
地蔵平から上ヶ尾峠まで繋がなければ、さかせ古道完歩とはならないが、権現歩道通過のため当該区間をカットしたため、せめて上ヶ尾峠まで足を延ばすことにする
2022年05月28日 11:07撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
5/28 11:07
地蔵平から上ヶ尾峠まで繋がなければ、さかせ古道完歩とはならないが、権現歩道通過のため当該区間をカットしたため、せめて上ヶ尾峠まで足を延ばすことにする
信玄平を発ち、直ぐに山腹のトラバース道となるが、こちらもなかなかの廃れぶり
2022年05月28日 11:24撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
5/28 11:24
信玄平を発ち、直ぐに山腹のトラバース道となるが、こちらもなかなかの廃れぶり
傾きすぎて危険な桟道
2022年05月28日 11:37撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
5/28 11:37
傾きすぎて危険な桟道
一登りで上ヶ尾峠へ。ここで本日最初で最後の人に出会いました
2022年05月28日 11:43撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
1
5/28 11:43
一登りで上ヶ尾峠へ。ここで本日最初で最後の人に出会いました
2022年05月28日 11:43撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
5/28 11:43
木漏れ日の差すブナ林。木立を抜ける程よい風がとても心地よかったです
2022年05月28日 11:57撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
5/28 11:57
木漏れ日の差すブナ林。木立を抜ける程よい風がとても心地よかったです
大木界山
2022年05月28日 12:07撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
5/28 12:07
大木界山
モロクボ沢の頭
2022年05月28日 12:32撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
5/28 12:32
モロクボ沢の頭
畦ヶ丸避難小屋。新しくなってました
2022年05月28日 12:45撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
5/28 12:45
畦ヶ丸避難小屋。新しくなってました
大滝峠
2022年05月28日 13:14撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
5/28 13:14
大滝峠
奥野歩道について書かれてますね
2022年05月28日 13:13撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
5/28 13:13
奥野歩道について書かれてますね
ヤマツツジ。今回辿ったルート上で見かけたのはここだけ
2022年05月28日 13:31撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
5/28 13:31
ヤマツツジ。今回辿ったルート上で見かけたのはここだけ
屏風岩山山頂。標識・展望なし
2022年05月28日 13:44撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
5/28 13:44
屏風岩山山頂。標識・展望なし
上ノ原登山口へ帰着。お疲れ様でした
2022年05月28日 14:58撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
5/28 14:58
上ノ原登山口へ帰着。お疲れ様でした

装備

個人装備
ロープ20m ミニバイル

感想

ここ最近は仕事や諸事情から遠征が難しく、今回も近場でお茶を濁すことに。
それならばと、噂に名高い北丹沢エリアの廃道を三本まとめて歩いてみることにしました。
いずれの径路も険しさへの適度な慎重さ、緊張感は持ちつつも、遺構を捜したり、往時に想いを馳せながら、廃道歩きの醍醐味を堪能できました。
また季節外れの猛暑日が続く今期ではありますが、谷筋ルートの恩恵で、終始涼しく快適に歩けました。

奥野歩道はかつてはスズタケの激藪が径路を阻んでいたようですが、現在はほとんどが枯れており、覚悟していた藪漕ぎはありませんでした。
スズタケは120年に一度開花し、開花後は寿命を迎え一斉に枯れ、その後は数十年かけて再生するというサイクルだそうで、いずれは激藪に覆われるのでしょうが、今回、その再生前で、かつ遺構の残るうちに訪問できたのは良いタイミングだったと思います。
 
 

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:653人

コメント

はじめまて。
私は2021年にさかせ古道を断念しました。その後に行った人がいるのかなと調べると、本記事1本だけが出て来ました。もはや十分な装備が必要な状態なんですね。参考になりました(私は止めた方が良いと)。
他の2本も歩いたことがあります。特に奥野歩道はいつかまた行ってみたいと思っていたのですが、これまた私は止めた方が良さそうだなと参考になりました。
自分以上のベテランなんていくらでもいるんだなと、あらためて思い知らされました。
2023/9/12 22:14
milanoさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
オフィシャルな記録ということを踏まえて、危険個所は率直にその危険度を誇張せず記載してます。難易度は読む方の捉え方にも依りますが、実感としては2〜3割程度は割り引いて理解していただいて良いかと思います。
通過が困難な径路の寸断箇所などはあくまで径路を忠実に辿るということに拘りがなければ高巻くことで安全を担保できますので、どうか諦めずにまた行ってらしてください。
面識のない方に安易にお勧めするのは無責任ですが、記録を拝見させていただく限り、私よりも遥かにベテランでらっしゃるmilanoさんでしたら挑む資格は十分にあるかと思います。
2023/9/14 14:38
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

沢登り 丹沢 [日帰り]
技術レベル
1/5
体力レベル
1/5
ハイキング 丹沢 [日帰り]
技術レベル
3/5
体力レベル
3/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら