金剛山 「山登り」への招待状 その2
- GPS
- 08:21
- 距離
- 12.9km
- 登り
- 1,003m
- 下り
- 998m
コースタイム
7:49-54 太尾
8:31-33 太尾塞跡
8:46-50 六道の辻
9:10-10:00 山頂周辺
10:53-12:10 ちはや園地
12:54 一の鳥居
13:39-14:01 旧パノラマ台
14:15 カヤンボ
15:01 水越川公共駐車場
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
今年の初めに学生時代の友人たちと小さな同窓会をしていた。
その時に私の趣味の登山の話しをすると友人のK君が興味あるみたいで
それで、「季節がよくなったら、どこかの山をご案内しましょう」
と言うことになり今回の山行となった。
そして、当日・・・
私にとってはいつもの「水越川公共駐車場」にて、友人のK君と7時に集合。
そして、直前になっての参加表明の彼の奥さんとは「初めまして・・・」であった。
登りは東太尾ルートから、そして下山はダイトレからの予定で・・・
これは、1年半前に会社の事務員さんたちを案内した時と同じルートである。
(まあ、これだったら初心者でも歩けるだろう・・・)
とりあえずは、二人に「山」での歩き方のコツを伝える。
足は小幅にして、地面に対してフラットに降ろすこと、
そして、できる限り段差は避けて足を上げるのに楽な場所を選んで歩くことを・・・
ちょっとメタボなK君は汗だくになって辛そうに歩いていたので
果たして大丈夫かな?と思ったが、そのうちに二人とも
その歩き方をマスターしたのか、なんとか、リズムよく歩けるようになった。
歩きながらもK君に
「実はこのルートは以前に会社の事務員さんたちを案内した時と同じルートで・・・」
と説明すると彼は「その時はどれくらいかかったか?」と私に聞いてきた。
「その時は2時間半くらいで、今日はまあ一応3時間くらいはかかるかなと思うけど・・・」
と私が答えると、昔から負けず嫌いのK君の心に火が点いたのか、
それからは相変わらず登りは辛そうに苦しみながら歩いていたが
平地は足早に歩き、休憩ポイントも休みもそこそこで、予想外の2時間ほどで山頂に着いた。
(いやいや、K君も奥さんも、よくがんばりました!)
当初の目標は10時に山頂着で「金剛山の一日」に写ろうと予定していたが
まだ、それまでには時間があったので山頂近辺を案内した。
そのあと、予定通りに山頂広場で「金剛山の一日」に写って
また山頂近辺をぶらぶら案内して
11時前に「ちはや園地」の大屋根広場の下で昼食とした。
そこで、「山」の楽しさを彼らに知ってもらおうと
今回は珍しく私が料理して昼食を振る舞うことに・・・
とりあえず、一品目は、ただ焼くだけの「ソーセージ」。
まあ、こんなシンプルなのが「山」では美味しいのである。
二品目は今年の冬にstaygoldさんにご馳走になった「お鍋」にした。
料理名人のstaygoldさんの味には遠く及ばないが、二人ともこれには大感激。
ノンアルコールのビールを飲みながら、3人で二人の金剛山初登頂を祝った。
それからは誰も転倒することなく無事に下山することができた。
そして、下山中に二人が私に語りかけたことは
「しんどかったけど、想像以上に充実感があった」とか
「あのお昼ご飯はぜったいに忘れられない」とか
「毎週は無理でもせめて月に1回でも山に登ろう」とか
「とりあえず、ストックとしっかりした登山靴でも買おう」とか・・・
けっこう、うれしい言葉が・・・ (今日は案内した甲斐があったなぁ・・・)
それから、帰宅後にK君からのメールには・・・
「カリスマと登山体験出来て、二人とも大満足です。何から何まで、ほんまにありがとう。」
えっ!「カリスマ」って私のこと?そんなにすごくはないけど・・・
「山」の楽しさがわかってくれて、二人でこれから
ぼちぼちでも「山」を続けてくれたらと思う。
K君!また、一緒に「山」に行こうな!それに、こちらこそ、楽しい時間をありがとう!
こんばんは〜
またまた今度はお二人も、山の素晴らしい世界へご招待、そして虜にしてしまいましたね。
登り切った達成感もありますが、素朴なメニューではあるかもしれない普通の食事が、
なぜこんなに美味しいのか?
十分伝えることができ、理解して頂けた様で、今回はいつもと違った別の意味ある山行きとなりましたね。
最近娘は、普通にしんどいという理由で山を拒否してます。
ココは是非、こんな生ぬるい事言ってる娘を山の虜にする良い手段、orisさんからご教授願えませんか?
ちなみに息子は最近、中学のクラブが忙しくて山どころではないそうです。
それはそれで、仕方ないかと思ってる次第です。
popoiさん
「空腹は最高の調味料である」であるという言葉がありますが
「山」では何を食べても美味しいですね。
今回は全般的にできるだけ二人が楽しめるようにと私なりの工夫をしたつもりです。
その点、金剛山は山頂付近にいろいろあって案内できるので、
金剛山の一日とか神社とか、展望台とかいいスパイスになりました。
それに山頂にはたくさん人もいるし・・・
子供さんについては、山行は無理に誘わない方がいいんじゃないでしょうか?
私も子供の頃や、若い頃なんて山登りはしんどいだけで全然興味がなかったですよ。
ある程度の年齢になってから、良さがわかってくるのでそれまで待てばいいのでは・・・
それまではNさんとか、Mさんとか、私とかおっさんばかりですが
お相手をさせていただきますので、一緒に山を楽しみましょう。
orisさん こんばんは!
また山好きな人が、おふたり増えました
名ガイドで、さぞかし金剛山を楽しまれた様子。
何かで読んだと思うんですが、
「山登りが好きになるかどうかは、初めて山を登った時が大きく影響する。
私は初めて登った人が良かったから、山登りが好きになった。」
今回のorisさんにピッタリあてはまりますね
いい仕事しましたね…
stay鍋も少し役だったかな
staygoldさん
今年の冬に食べさせていただいたstay鍋には感動しまして
それで、今回は真似させていただきました。
ザックの中から、鍋や食材とかが出てきて、しかも、彼らにとって「こんな山中で鍋?」
みたいなサプライズ感もありで、とても喜んでもらえました。
味は遠くに及ばないものの、おもてなしの心はstayさんの直伝です。
今回は心をつかんだというよりも、胃をつかんだという感じですね。
これを機に彼らは「山」を続けてくれたらいいのですが・・・
おはようございます。
orisさんのフルアテンドで初登山なんて、うらやましいなぁ。
ツボをこころえたガイドさんは本当に値打ちもの。
カタクリの花はそろそろ終盤でしたか?
お天気が良いので、きっちりポーズを決めた花が見られたかと。
先週火曜日に見に行ったときは、満開なれど曇天で残念だったんです
neko-obaba さん
やはり、山好きとしては、一人でも山の魅力をわかってもらいたい。
そんな気持ちで案内しました。
実は、二人ともに登山道の脇に咲く花にも興味があったみたいで
咲いている花の場所もわからないし、名前とかも教えられないのが残念でした。
もっと、neko-obabaさんのレコ見て予習しとかないとけなかったですね。
でもでも、興味がないと名前はホント覚えられないですね・・・これからの課題です。
お疲れ様でした。
同窓会での「また季節がよくなったら」は「また飲みに行こう」くらいの社交辞令的な挨拶と思いきや、ほんまに実現してしまったとこがすごいですね
私も何人か山へ足を踏み入れようとした人を連れて行ったことがありますが、いつも失敗です。
今度こそorisさんのやり方で成功して見せます。(5/8に会社の人を連れて行く予定です)
カリスマは一味違いますね
ところで「金剛山の一日」ってなんですか?
metsさん
下山後に彼から聞いた話では、山登りについては
半分本気、半分冗談で行ったらしいですが
私が真剣に誘ってきたので、応じてくれたらしいです。
私が律儀だったのか、変に熱かったのかわかりませんが・・・
今回は言葉通り喜んでくれたと思いますがこれを機に
「山」を続けてくれたら幸いですね。
今度はmetsさんが招待登山ですか?
アドバイスとしては「しんどかったががんばって登れた」と充実感を感じられるルートで
あと、金剛山みたいに山頂もいろいろとそれなりに案内できるところがいいです。
それに、心だけでなく、胃もつかむことが重要です。
鍋はおすすめです。素材は事前に早く煮えるように小さめに、切っておいて
湯を沸かすのも、時間がかかるので、山専用ボトルにお湯を仕込んでいきました。
それに、鍋用の固形の固形スープを使えば味付けも簡単です。
しめにはラーメンにしました。
「金剛山の一日」とは山頂広場で毎日定時に写真撮影があり、それがPCで公開されていて下山後に見て楽しめるものです。http://www.kongozan.com/live/livetemphis.html
Paperback と申します。
当日は自分も、同時刻にちはや園地の大屋根の下で昼食を食べていました。私の対面におられた3人連れの方の一人がorisさんだったのですね。実は、キバラーさんのブログで、お顔は拝見しておりました。ただ、いきなりご挨拶するというのも、お連れ様がおられましたので、失礼だと思い、あえてご挨拶は差し控えさせていただきました。
自分も当日のレポをヤマレコにアップさせていただきました。orisさんとお会いした事も勝手に少しだけ書かせていただきました。もし、ご迷惑であれば、おっしゃってください。
Paperbackさん
コメントありがとうございます。
Paperbackさんの当日のレコも読ませていただきました。
私のことは書いていただいても構わないですよ。
キバラーさんのブログには、たまに出していただいているので
そのお陰で今までに何人かに見知らぬ人から声をかけられたことがあります。
声はかけられないまでも、この顔は見たことがあるなと
見つめられたことはもっとあります。
私も山を歩いていても純粋に山を楽しんでいなくて、
仕事のことが頭から離れないことがありますよ。
でも、山を歩いていると心が浄化されて不思議と解決できるものです。
お仕事が大変そうですが、また「山」を歩かれて私の姿を見つけたら
遠慮なく声をかけてください。また、どこかでお目にかかりましょうね。
ところで、トレーディングがお好きなんですね。実は私もなんです。
登山もトレーディングも「山あり、谷あり」なのは一緒ですね。
お返事&レコの件、ありがとうございます。
キバラーさんのブログはかなり有名ですよね。orisさんも、声をかけられたり、じっと見つめられたりされるのですね、すごく分かる気がします(笑)。
おっしゃるように、山を歩いていると、不思議と仕事の事は考えなくなりますね。普段は、ほとんどPCの前で仕事をしているので、身体を動かす行為自体が、普段の生活を忘れさせてくれるのかも知れませんね。
自分のトレーディングは、ほとんど、「谷」ばっかりです。大分勉強代を払いました(笑)。
もし、山でお見かけしたら、次回は、ちゃんとご挨拶させていただきますね。
今後ともよろしくお願いいたします。
初めての人に山を案内するのはいろいろと気を使いますよね。
最初が肝心でこれでぐったりされたりすると
もう山はいいと思われそうですから責任が・・・
でもレポを拝見されると山料理などもあって豊富な
内容で同行者さんも楽しまれたかと思います。
自分の好きなことを伝えられたら良いですよね。
ikajyuさん
そうですね。せっかくなので楽しんでもらいたくて
普段はしない山での料理もしました。山の魅力を他人に伝えるのもいいものですね。
自分もそれを楽しみながら歩けましたし・・・
あれから、5月4日の朝に私の携帯電話にメールが入って確認したら、その彼からでした。
金剛山の同じルートを1時間35分で登ったとメールがありました。
それで、「山は気持ちええなー」とコメントも・・・
山での歩く喜びが伝わったようで嬉しかったです。
これから、続けてどんどんと経験を積んでいって
もっと高い山に彼らと登れたらいいなと思っています。
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