笊ヶ岳 ◆残雪の絶景に迎えられる◆
- GPS
- 09:52
- 距離
- 25.8km
- 登り
- 3,840m
- 下り
- 3,838m
コースタイム
- 山行
- 8:43
- 休憩
- 1:09
- 合計
- 9:52
天候 | 晴れ(下山途中から曇り気味) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
【ゲート↔広河原】 ほとんどアップダウンもなく、歩きやすい林道ですが途中から山肌を巻き、一部足元の狭いトラバースもあります。「吊り橋」「壊れかけた橋」「天然シャワー」「丸太(すりすり)渡り」とアトラクション頻出、飽きません。 【広河原↔桧横手山】 前半は規則正しい九十九折で標高を上げていきます。落葉を踏むので下山時はスリップ注意。途中から岩や苔も現れ、林の表情が豊かになります。桧横手山は少し広くなっていて、休憩にはいいポイント。 【桧横手山↔笊ヶ岳】 尾根に乗るまで2,300mあたりの急登はなかなか厳しいです。尾根に乗ってしまえば気持ちいいシラビソ林を行きます。途中にわずかな残雪が3〜4ヶ所あり、歩行に問題なく、今後数週間で融けそうです。 ※GPSログが暴れていますが原因不明、普通に歩いています。 |
写真
感想
昨年から「お気に入り」に入っていた笊ヶ岳、皆さんのレコから雪も消えて歩きやすいコンディションらしい。「丸太すりすり」にドキドキしつつ、老平に向かいました。
午前3時半くらいにスタートしようかと考えていましたが、午後から崩れそうな天気予報になったため1時間前倒し。久しぶりのヘッデン歩きです。
レコで見ていた岩(コンクリート?)のトンネルが現れ、その後も吊り橋や壊れかけた橋、天然シャワーなどが現れます。そしてスタートから1時間ちょっとで広河原へ、ひと目見て「おぉ!これがすりすりの丸太か〜!」。真っ暗な中だったので渡渉の選択肢もなく、「すりすり戦法」でいきます。丸太は安定しており、太さも跨るにはちょうどよく、意外とすんなり渡れました。
そして渡ったところからが「登山」の始まりです(広河原でまだ標高900m)。九十九折を繰り返して標高を上げていきますが、100mずつ上がっていく標高をジオグラフィカが知らせてくれるものの、「2,629m」は遥か彼方のように感じます。岩や苔も現れ、林の表情も変わりますが斜度はほぼ一定、リズムよく登っていかれる傾斜です。
桧横手山(2,021m)で一休み。この先の2,300m前後がキツかったですが、布引山〜笊ヶ岳へと続く尾根に乗ると元気が出ました。シラビソのきれいな林を進んだ先で眺望のいい場所に出ると、目の前に上河内岳と聖岳。残雪を纏ったその姿に惚れ惚れします。
布引山を経て、笊ヶ岳に。小笊越しの富士山、関東の山々、そして南アルプスが北から南まで並んでいます。3年前に甲斐駒から池口岳まで縦走した記憶を辿りつつ、残雪が美しい3,000m級の絶景に見入りました。
登った道をピストンで下山。「すりすり丸太」も「壊れかけた橋」も「吊り橋」も、明るい方がスリルがありました(笑)。
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