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記録ID: 439511
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雪山ハイキング
日高山脈

伏美岳

2014年05月04日(日) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
7.9km
登り
1,126m
下り
1,126m

コースタイム

6:11伏美小屋-9:37伏美岳9:42-11:30昼食12:00-12:48伏美小屋
天候 吹雪のち晴
過去天気図(気象庁) 2014年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
林道終点の駐車場へは残雪のため入れず、伏美小屋付近に駐車。
コース状況/
危険箇所等
夏道の半分以上は雪に埋没。

下山後は芽室町の川北温泉420円(モール泉)
伏美小屋の手前の路肩に駐車しました
2014年05月04日 06:11撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/4 6:11
伏美小屋の手前の路肩に駐車しました
あと10日間位は通行は無理でしょう
2014年05月04日 06:15撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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あと10日間位は通行は無理でしょう
林道終点の駐車場は広々と、登山者を待っています
2014年05月04日 06:17撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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林道終点の駐車場は広々と、登山者を待っています
登山道の大半は雪の下です
2014年05月04日 06:34撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/4 6:34
登山道の大半は雪の下です
みぞれが雪に変わってきました
2014年05月04日 06:49撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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みぞれが雪に変わってきました
夏道は完全に埋没し、尾根線を勝手に登ります
2014年05月04日 07:15撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/4 7:15
夏道は完全に埋没し、尾根線を勝手に登ります
登山道は右手尾根ですが、雪の上の方が歩きやすい
2014年05月04日 07:28撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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登山道は右手尾根ですが、雪の上の方が歩きやすい
この時期に新雪の上を歩きます
2014年05月04日 07:30撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/4 7:30
この時期に新雪の上を歩きます
1250m付近にテント二張り
2014年05月04日 07:51撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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1250m付近にテント二張り
五合目で吹雪となりました
2014年05月04日 08:03撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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五合目で吹雪となりました
10本爪アイゼンを装着し休憩です
2014年05月04日 09:03撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/4 9:03
10本爪アイゼンを装着し休憩です
山頂直下、ブリザードで先行者の前のグループは見えません
2014年05月04日 09:32撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/4 9:32
山頂直下、ブリザードで先行者の前のグループは見えません
山頂で撮影して頂きました(感謝)
2014年05月04日 09:37撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/4 9:37
山頂で撮影して頂きました(感謝)
ピパイロは勿論、何も見えません
2014年05月04日 09:38撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/4 9:38
ピパイロは勿論、何も見えません
下山開始です
2014年05月04日 09:39撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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下山開始です
ホワイトアウトで下る尾根を間違えました
2014年05月04日 10:20撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/4 10:20
ホワイトアウトで下る尾根を間違えました
トムラウシ山が見え、樹氷が美しい。だけど、この尾根では下山できません。
2014年05月04日 10:21撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/4 10:21
トムラウシ山が見え、樹氷が美しい。だけど、この尾根では下山できません。
谷筋のトラバース。滑落すれば沢まで止まらないでしょう。
2014年05月04日 11:10撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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谷筋のトラバース。滑落すれば沢まで止まらないでしょう。
下山する尾根から妙敷山を望む
2014年05月04日 11:26撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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下山する尾根から妙敷山を望む
十勝平野も見えて来ました。昼食です。
2014年05月04日 11:27撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/4 11:27
十勝平野も見えて来ました。昼食です。
ひたすら尾根を下ります
2014年05月04日 12:10撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/4 12:10
ひたすら尾根を下ります
登りで見えた、沢を下ります。ここから尾根へは猛烈な藪漕ぎで上がれません。
2014年05月04日 12:28撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/4 12:28
登りで見えた、沢を下ります。ここから尾根へは猛烈な藪漕ぎで上がれません。
登山口では、風が強いものの晴れてきました
2014年05月04日 12:42撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/4 12:42
登山口では、風が強いものの晴れてきました
伏美の桜
2014年05月04日 13:29撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/4 13:29
伏美の桜
ゆもーる川北で汗を流しました
2014年05月04日 14:00撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/4 14:00
ゆもーる川北で汗を流しました

感想

 GWの本命の山行を天候から5月4日に決めていました。伏美岳は4年前の6月にピパイロのコルまで歩いた事があり、本命のため、ピパイロか妙敷山を狙っていました。しかし、予想より前線通過が半日遅れ、みぞれが雪に変わり、強風と大荒れとなった時点でオプションは諦めました。6月中旬の伏美岳は2時間半で登れたため、甘く見ていたため、強烈なしっぺ返しです。

 地図はもちろん、ダウンやアイゼン、スノーシューも背負い、やる気満々で登山開始!みぞれ、気温5度もあると暑くてアウターをしまい、初めから手袋無しで汗をかきました。やがて、吹雪となり、汗冷えのためアウターを着込み、手袋着用。氷点下の登山道は、雪の下が凍結し、10本爪アイゼンを着けました。12本爪は、真冬しか使いません。風が強まり、ブリザード状態に。先行者の足跡も雪で消えてしまいます。山頂直下で女性のグループや、男性のパーティー、ソロの男性に追いつきました。

 山頂は何も見えず、アウターは夏用のストームクルーザーなので、早々に下山します。ホワイトアウトで下山する尾根を間違えました。偵察後少し登り帰すと、皆さんが下りてきました。人に頼らないのが、単独行。私は私の道を行きます。間違えているのは地図で確認し承知の上ですが、GPSを持たないため、地形が読めないと自分の位置を確認できません。何度も、地図を見ながら、コンパスで方向を見定めます。北東の尾根と、位置が確認できたのは、トムラウシ山が見え、尾根筋も把握できました。標高1500m地点で、谷地形を二つトラバースして正しい尾根を目指します。この時期となっては、尾根を沢まで下れば、ヒグマはもちろん藪漕ぎで尾根に這い上がれません。

 谷地形は雪崩れに注意ですが、立木を目指して滑落にも備えます。ピッケルを持参せず、滑落を止める手段はありません。登り帰さない様に、ルートを見定め、正しい尾根に上がりました。皮肉にも、天気は回復し、妙敷山や十勝平野の展望が開けました。強風に、時に地吹雪を浴びながら、昼食です。尾根線の雪庇らしき道を下り、沢を直滑降。せめて、妙敷山に登りたかったという気持ちはありましたが、後悔はありません。気象に立ち向かったのですから、今日の山行に満足です。

 下山後は、伏美の牧場の桜を愛でました。芽室も満開でした。ゆもーる川北は、モール温泉で、体の芯から温まりました。露天風呂から、十勝の新緑が素晴らしい。420円で満喫しました。今度来る時は、ピパイロ日帰りを狙います。帰りの日高路も、満開の桜と新緑が眩しいドライブを楽しみました。

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