劔岳 早月尾根

2014年05月03日(土) 〜 2014年05月04日(日)

コースタイム

3日
9:30馬場島 3:30早月小屋
4日
3:00起床 5:00発 8:00山頂 13:00早月小屋 14:00発 16:45下山

天候

3日 晴れのち雨 ガス 視界10〜20m
4日 晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

早川BS外に駐車場有り

コース状況／危険箇所等

アルプスの湯

写真

5/3 9:38

いい言葉。

5/3 9:38

5/3 9:40

5/3 10:56

イワウチワ。「春先の林床に咲くかわいいピンクの花」だそうです。

5/3 12:15

5/3 12:15

5/5 17:52

雨

5/3 13:34

雨

5/3 15:30

5/3 15:31

5/5 17:52

5/5 17:52

小窓尾根

5/5 17:52

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5/4 4:58

にゃんこ岩！

5/4 5:12

5/4 5:35

5/4 5:49

5/4 5:55

5/5 18:34

5/4 5:55

5/4 5:57

5/4 5:58

5/4 6:41

5/4 6:41

5/4 6:50

5/4 6:59

5/4 7:27

5/4 7:27

5/4 7:39

5/5 17:52

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5/4 9:07

5/4 9:07

5/4 9:08

5/4 9:15

劔岳山頂！　信号トリオ。

5/4 9:17

5/4 9:20

5/4 9:20

遠くに富士山を望む

5/4 9:28

5/5 17:52

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5/4 9:54

5/4 9:56

劔岳山頂は混雑…

5/4 10:14

白い雷鳥さんだ！！

5/5 17:52

撮影機器：

COOLPIX S3500 NIKON

SH03E DoCoMo

感想

adich

とにかく体力が足りなかった。
事前に歩荷ハイクや沢、ジョギングなどをしたが、
半年殆ど運動をしていなかったので、全く足が動かなかった。
また、ジョギングだけでは、重荷に対する準備にはならないと痛感。

5月3日

高速の早川BSで拾ってもらい、馬場島へ。
2時間ほど仮眠を取り出発。稜線は晴れ渡り、劔も視認。
有名な石碑「試練と憧れ」の横から登り始める。
登山道に樹齢数百年というような杉の大株がいくつもある。桜は未だつぼみ。
すぐにグズついた雪が現れ、傾斜の増した、松尾平から小ピークの途中でピッケルを出す。
ガスで視界は不良。雨に濡れつつ早月小屋へ。
ビールを買う。テント4張程。
夕方に再び晴れ、小窓尾根の稜線が美しい。
夜半に風が出始める。星は見えている。

5月4日

風は止み、朝焼けの中、準備。
厳冬シュラフでも服が濡れていたので凍える。
中間着のセーターとパンツがあったら良かった。
登りはロープを出す場所は無いが、ダブルアックスの方が安心。
下山の時には片手にピッケル、片手にスノーバーを持ちアックス代わりにした。
山頂は快晴。源次郎、八ツ峰、別山尾根から続々と登山者有り。30名程の賑わい。
他会の人達とも交流する。
暖かい無風の山頂、視界は妙高から、富士、白山、白馬から槍まで。
しばし山座同定などを楽しみ下山。途中、冬毛の抜け始めた雷鳥を見かける。
烏帽子岩付近で、念の為1度ロープを出す。35m程、SABで2人降ろしてもらい、下の岩を支点にKさんをビレイ。
もう一泊する予定だったが、明日の天候が早めに崩れるということで、テントを畳み下山。
体力不足で足がよれ、辛うじての下山だった。

全体的には縦走のようなルートだが、高度感があり、転んだら終わり。
基礎的な歩行技術の大切さ、また技術を支える体力の大切さを再確認。
体力が無いと歩きだけでなく、腕がヨレてピックを打ち込むのもままならない。
同ルートの他パーティーは、皆それなりのペースだったように思う。
KさんSさんには迷惑をかけてしまい、反省の多い登山だった。
山は自分次第で小さくも大きくもなる。

参加すべき状態では無かったのかもしれませんが、
参加させて下さり感謝しています。ありがとうございました。

tomonori_smg

積雪期の劔岳、憧れの山でした。
昨年、無雪期に劔沢経由で別山尾根から登ったのが劔岳の始まりでした。積雪期の劔は以前と全く違った険しさを感じさせる山でした。

1日目、朝は多少晴れていましたが、次第に雲が出てきて12時過ぎには雨が降り出しました。雪山で雨とはテンション下がりましたが、5月なのでしょうがないのでしょう。濡れながら3人で黙々と早月小屋目指して登りました。まあ登りは急登の連続で汗が止まることがない位かきましたが、小屋についてからのビールが旨かった！
夕食はキムチ鍋を食しお酒を飲みご機嫌なテント内でございました。　久しぶりに夜は寒かった。。。

2日目、5時に早月小屋を出発し山頂を目指す。朝の雪質は硬く引き締まっていて非常に歩きやすい感じで登っていけましたが、一歩足を滑らしてしまえば700mは滑落しそうな尾根を登って行く。途中斜面が急なところを一度下りトラバースするところがあったのですが、スリルがあり面白いルートでしたね。山頂に近づくにつれて斜面も厳しくなり雪面もガチガチになっていました。登りは怖くなかったですが、下りは怖そうだな〜って思って登っている自分が楽しくてしかたありませんでした。これってMですかねぇ？！
山頂は沢山の人がいましたね、源次郎から登ってきた方と立ち話をしたのですが、取り付きのルンゼで2人が滑落したと言っていました。この日、富山県警のヘリがしきりに飛び回っていたのはこの事もあり、また北ア付近において滑落事故等が多発していたのを後に知りました。
下り、ガチガチの雪面にピックとアイゼンを蹴り込み下山です。懸垂している方もいましたが、我がCL栗隊長はロープを出す感じには到底思えませんでしたが、、、ですよね。　怖そうに思えた斜面もルンルンでピックピック、アイゼンアイゼンで楽しかった〜！　久しぶりに本格的な雪山だ〜って感じでした。

栗さん、非常に安定した登り方が後ろから見ていて勉強になりました。今回山行を企画して頂けてホント感謝しています。来年のこの次期に、今度は小窓尾根から早月を是非ご一緒させてください。また、予期せぬ渋滞にはまり眠い中の運転、ホントお疲でさまでした。色々とありがとうございました。

ムスカさん、久しぶりのガッツリな山行で足がヘロヘロになってしまいましたねw　しかし、そんな中でも安定して登っていられるのは、やはり経験が豊富なんですね。今回は色々とありがとうございました。また、楽しい山にご一緒しましょう。

コメント

macorin

お疲れ様
ムスカ、久々の山、お疲れ様でした。
珍しく大変だったみたいだけれど、とても素晴らしい景色で
羨ましいかぎりです。
やっぱり山はいいな。

adich

まこさん
ありがとう。
こんなに身体が動かないのは初めてでした。
歩けないのはともかく、ピッケルワークがままならず、非常に良くなかったです。
2人のお陰でなんとか登りました。
準備は大切ですね。
いつも見ている鹿島槍とかが、裏から見えて嬉しかったです。
今シーズンの良い締めくくりとなりました。
また鍛え直そうと思います。(^-^