記録ID: 440083
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山滑走
飯豊山
飯豊本山本社ノ沢(おむろのさわ)
2014年05月04日(日) [日帰り]
- GPS
- 12:44
- 距離
- 15.4km
- 登り
- 2,381m
- 下り
- 2,433m
コースタイム
5月4日大日杉小屋4:46-7:52地蔵岳8:11-8:32大又沢(アイゼン装着)8:50-9:02本社ノ沢出合9:22-11:56本山神社12:05-12:16本山山頂-12:35本山神社12:53-13:06本社ノ沢左俣標高1530m-13:22大又沢13:50-15:08地蔵岳15:31-17:00大日杉小屋
天候 | 快晴。 ヤマテン予報では朝6時の山頂付近は気温-1℃、風速18m/s、強風は日中次第に穏やかになり、正午には気温 +6 ℃、風速10 m/sとのことだった。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
地蔵岳を越えて大又沢に降り立ち、飯豊本山を往復する山スキールート。登り累積標高差2163mのかなりハードなコース。 torayamaさんの「ソロで生きる」や福島登高会の記録。峡彩山岳会と山登魂のwebsite、yy0419さん、tanemuraさん、mt-samさんのヤマレコを参照しました。 前日午後現地着で、下山された方々に色々教えていただきました。ご年配の男女ペアの方と親子連れ、峡彩山岳会の桃パパさんありがとうごさいます。 大日杉からは沢の右岸の雪面を適当に進み、左方の尾根に突き上げる小雪渓が見えたら、これがザンゲ坂。そこから雪の見え隠れする登山道を進み、標高1180mから板を装着。大又沢への下降は、朝早いためアイスバーンで縦溝もひどい。大又沢へ降り立つと、なんとすでに沢割れして板を担いでアイゼンで右岸を高巻くことになった(地蔵岳から1319地点のある小尾根を使って本社の沢出合に降りれば沢割れ地点を回避することは可能と思われる)。そのまま本社ノ沢出合までアイゼンで移動し、再びシール歩行開始。右手二番目の沢に入り、本社ノ沢右俣左岸尾根を経由して本山神社に。神社から本山までは、ほとんど水平移動でツボ足で往復した。本社ノ沢の滑降だが右俣はデブリが多いとのことだったので神社から南へトラバースして左俣へドロップイン。快適なザラメ滑降。出合でシールとクランポンを装着。大又沢の沢割れがいやらしいがなんとかスキーでクリア。地蔵岳から標高980mまでスキー滑降。最後ザンゲ坂下でスキーを再度装着、でも雪がつながっていなかった。 |
写真
感想
本社ノ沢左俣標高1530m付近で男性の遺体を発見。現場の写真を撮影し、下山後警察に連絡。写真とGPSの情報を警察にお伝えした。今朝(5月5日)8時、小国警察から連絡、ヘリで遺体を収容されたとのこと。
あとで社会的にも業績を残された方と知りました。
あらためてご冥福をお祈りいたします。
飯豊朝日登山者情報の報告によると、遭難された方のスキーを付けたザックが後日、稜線の一ノ王子付近で発見されたとのこと。突風が原因でしょうか。
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Neuronさん、こんばんは。
飯豊山に行きたいなあと思いながら読み進めると、とても凄い体験をされましたね。私だったらNeuronさんのような冷静な対応できないかもしれません。亡くなられた方のご冥福お祈りします。
本日、私が登った白神岳でも、朝からヘリ、警察、消防団などによる捜索で騒々しかったです。こちらは、無事救助されたようです。
呼びかけても反応がなく、顔を見ると変色していましたので、
亡くなられているとわかりました。
本当に冷静ならば、所持品で身元を確認するのでしょうが、
一人でしたので、その勇気はありませんでした。
ご家族の気持ちを思うと本当に心が痛みます。
本社ノ沢左俣で亡くなられた方がいたとニュースで見て気になっていました。Neuronさんが発見者だったのですね。通報などお疲れ様でした。私も昨年、一昨年と本社ノ沢を滑りました。
torayamaさんの「ソロで生きる 」参考にさせていただきました。
ご遺体の身元が確認され、自分と同年代の方。
複雑な気持ちです。
Neuron様
兄を発見していただき、本当にありがとうございました。
この場をおかりしてお礼申しあげます。
こういった事故がなければ、まだまだ活躍されていた方かと思います。
ご家族の方々の心中を察し、お悔やみ申し上げます。
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