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Yamareco

記録ID: 440143
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
甲信越

巻機山(井戸尾根コース) 白と黒のコントラスト

2014年05月04日(日) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
9.9km
登り
1,349m
下り
1,346m

コースタイム

9:00(桜坂駐車場)-10:00(5合目・焼松)-10:45(6合目・展望台)-11:40(ニセ巻機)-12:15(巻機山山頂)-13:10(下山開始)-14:10(5合目・焼松)-14:45(桜坂駐車場)
天候 晴れのち曇り
過去天気図(気象庁) 2014年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
■関越自動車道・六日町ICから車でおよそ25分
コース状況/
危険箇所等
■5合目(焼松)付近、ニセ巻機周辺、巻機山山頂周辺は夏道。それ以外はすべて雪道。
■登山口から3合目まではトレースが縦横無尽に広がっている。正規ルートがわかりにくくなっていて要注意。
桜坂駐車場。早くも満車に近かった。
by  N-05D, NEC
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桜坂駐車場。早くも満車に近かった。
駐車場の桜が満開だよ!
by  N-05D, NEC
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駐車場の桜が満開だよ!
よし、今日は晴れそうだ。
by  N-05D, NEC
よし、今日は晴れそうだ。
私です。さぁ、目指すはあそこ。
by  N-05D, NEC
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私です。さぁ、目指すはあそこ。
1合目。いよいよ出発だ!
by  N-05D, NEC
1合目。いよいよ出発だ!
陽光がまぶしい。雪が結構ある。トレースもあるけど、いろんな方向に向かっているよ・・・
by  N-05D, NEC
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陽光がまぶしい。雪が結構ある。トレースもあるけど、いろんな方向に向かっているよ・・・
やっぱりトレースがあちこちに・・・ルートはこっちでいいのかなぁ・・・
2014年05月05日 12:44撮影 by  N-05D, NEC
5/5 12:44
やっぱりトレースがあちこちに・・・ルートはこっちでいいのかなぁ・・・
これは米子頭山でしょうか?
by  N-05D, NEC
これは米子頭山でしょうか?
あれま・・・かなりの急登が現れた。こんなとこ、あったかなぁ・・・
2014年05月05日 12:44撮影 by  N-05D, NEC
5/5 12:44
あれま・・・かなりの急登が現れた。こんなとこ、あったかなぁ・・・
上のほうには人影もあるし、行ってみるか・・・
2014年05月05日 12:44撮影 by  N-05D, NEC
5/5 12:44
上のほうには人影もあるし、行ってみるか・・・
けど、やけに急なんだよな・・・しかも、すれ違った人にルートを聞いても、みなさんなんだかハッキリしない様子だった。
by  N-05D, NEC
けど、やけに急なんだよな・・・しかも、すれ違った人にルートを聞いても、みなさんなんだかハッキリしない様子だった。
やっぱりなんか違う!ルートをミスった!
2014年05月05日 12:44撮影 by  N-05D, NEC
5/5 12:44
やっぱりなんか違う!ルートをミスった!
ヤブこぎ。日本100名山の巻機山で、ヤブこぎするとは思わなかったぜぃ。
by  N-05D, NEC
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ヤブこぎ。日本100名山の巻機山で、ヤブこぎするとは思わなかったぜぃ。
裏側から5合目に出られた!ふぅ〜なんとかルートに戻れた。やれやれひと安心。まったく・・・どこで正規ルートからはずれたのかが分からないね。
by  N-05D, NEC
裏側から5合目に出られた!ふぅ〜なんとかルートに戻れた。やれやれひと安心。まったく・・・どこで正規ルートからはずれたのかが分からないね。
肩で息をするM氏。ヤブこぎ、さらに木の幹や根っこをつかんでの急登にけっこう疲れましたわ。しばし休憩。
by  N-05D, NEC
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肩で息をするM氏。ヤブこぎ、さらに木の幹や根っこをつかんでの急登にけっこう疲れましたわ。しばし休憩。
後方に見えるとんがり山が、上越のマッターホルンと言われている『大源太山』ですよ〜
2014年05月05日 12:44撮影 by  N-05D, NEC
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5/5 12:44
後方に見えるとんがり山が、上越のマッターホルンと言われている『大源太山』ですよ〜
さぁ、ルートも見つかったことだし、あのニセ巻機を目指してGo!
by  N-05D, NEC
さぁ、ルートも見つかったことだし、あのニセ巻機を目指してGo!
左手にはブナ林。新緑はまだですね。
by  N-05D, NEC
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左手にはブナ林。新緑はまだですね。
遠い・・・そして暑い・・・
by  N-05D, NEC
遠い・・・そして暑い・・・
ブナ林の登りが続く。
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ブナ林の登りが続く。
この辺りは「檜穴ノ段」と言われているらしい
by  N-05D, NEC
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この辺りは「檜穴ノ段」と言われているらしい
いいねぇ〜
6合目の展望台から。真ん中より少し左寄りに見えるのが天狗岩。
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6合目の展望台から。真ん中より少し左寄りに見えるのが天狗岩。
ひたすら登り。汗が流れてくる。頑張れ!
by  N-05D, NEC
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ひたすら登り。汗が流れてくる。頑張れ!
後ろを振り返ると・・・ずっと奥に苗場山が見える。
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後ろを振り返ると・・・ずっと奥に苗場山が見える。
今日は登山者やスキーヤーが多い。5〜60人はいたと思う。
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今日は登山者やスキーヤーが多い。5〜60人はいたと思う。
谷川連峰を見渡す。真ん中より少し左寄り、ずっと奥に鋭鋒が見える。あれはたぶん『万太郎山』でしょう。今年はあそこにも行きたい。
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谷川連峰を見渡す。真ん中より少し左寄り、ずっと奥に鋭鋒が見える。あれはたぶん『万太郎山』でしょう。今年はあそこにも行きたい。
だいぶ登ってきたぜ。そして疲れてきたぜ〜。
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だいぶ登ってきたぜ。そして疲れてきたぜ〜。
7合目。ここからニセ巻機山頂までは、ほぼ夏道。
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7合目。ここからニセ巻機山頂までは、ほぼ夏道。
8合目。青空が気持ちいいね!Mさ〜ん、待ってくれ〜!
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8合目。青空が気持ちいいね!Mさ〜ん、待ってくれ〜!
米子頭山への稜線。美しいうねり。
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米子頭山への稜線。美しいうねり。
あと少しでニセ巻機山頂。奥のピークは割引岳だよ。
by  N-05D, NEC
あと少しでニセ巻機山頂。奥のピークは割引岳だよ。
あ!ニセ巻機山頂に人が見えるよ。
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あ!ニセ巻機山頂に人が見えるよ。
巻機山から米子頭山へ続く稜線。青空、そして白と黒のコントラストが美しい。
by  N-05D, NEC
巻機山から米子頭山へ続く稜線。青空、そして白と黒のコントラストが美しい。
長い登りを経て、ようやく9合目。例のヤブこぎで体力を消耗し、今頃になってボディーブローのように効いてきた・・・とほほ。今日はあの割引岳まで行くのはムリですわぃ。
by  N-05D, NEC
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長い登りを経て、ようやく9合目。例のヤブこぎで体力を消耗し、今頃になってボディーブローのように効いてきた・・・とほほ。今日はあの割引岳まで行くのはムリですわぃ。
ここから下り、右方向へ登り返し。
by  N-05D, NEC
ここから下り、右方向へ登り返し。
巻機山避難小屋。2階部分まで雪で埋まっていて入れない。別棟のトイレも入れない。
by  N-05D, NEC
巻機山避難小屋。2階部分まで雪で埋まっていて入れない。別棟のトイレも入れない。
御機屋までの登り。もうここは気力だけで登ってた。
by  N-05D, NEC
御機屋までの登り。もうここは気力だけで登ってた。
左後方に越後三山。
by  N-05D, NEC
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左後方に越後三山。
よし、登り切った!雪のためか、夏の頃の御機屋とは雰囲気が全然違う。誰もいなかった。
by  N-05D, NEC
よし、登り切った!雪のためか、夏の頃の御機屋とは雰囲気が全然違う。誰もいなかった。
巻機山山頂はもう目前
by  N-05D, NEC
巻機山山頂はもう目前
ついに山頂!やったぜ。
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ついに山頂!やったぜ。
みんな談笑しながら食事している。この全員があのつらい道を登ってきたんだよなぁ・・・その事実に感動!
by  N-05D, NEC
みんな談笑しながら食事している。この全員があのつらい道を登ってきたんだよなぁ・・・その事実に感動!
草の上にねそべって眺める。あぁ〜気持ちいい。
by  N-05D, NEC
草の上にねそべって眺める。あぁ〜気持ちいい。
右のなだらかな山が牛ヶ岳
by  N-05D, NEC
右のなだらかな山が牛ヶ岳
ずっと奥に見えるのは至仏山かな?武尊山かな?
by  N-05D, NEC
ずっと奥に見えるのは至仏山かな?武尊山かな?
さて、今日はMさんがストーブを持ってきてくれたのでラーメンだ!山頂はすこし寒い。ここで温かい食事はありがたいよ。
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さて、今日はMさんがストーブを持ってきてくれたのでラーメンだ!山頂はすこし寒い。ここで温かい食事はありがたいよ。
大汗をかいたから、しょっぱいものがうまい!
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大汗をかいたから、しょっぱいものがうまい!
食事を終え、少し散策。凍っていた池塘が溶け出していたよ。
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食事を終え、少し散策。凍っていた池塘が溶け出していたよ。
牛ヶ岳のほうへ少し歩いてみた。三ッ石、下津川山方面の山々が見える。こうした景色を見ると、また山に来たくなるのだ!
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牛ヶ岳のほうへ少し歩いてみた。三ッ石、下津川山方面の山々が見える。こうした景色を見ると、また山に来たくなるのだ!
次にもう少し右に目をやると、真ん中に湖が小さく見える。あれは奥利根湖でしょうか?
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次にもう少し右に目をやると、真ん中に湖が小さく見える。あれは奥利根湖でしょうか?
さて、そろそろ下山開始。この雄大な景色ともお別れか・・・
by  N-05D, NEC
さて、そろそろ下山開始。この雄大な景色ともお別れか・・・
御機屋からの下りはグリセード♪
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御機屋からの下りはグリセード♪
さらば、巻機山!今度は夏に来ます。
by  N-05D, NEC
さらば、巻機山!今度は夏に来ます。
ニセ巻機からの下り。天気が曇ってきた。
by  N-05D, NEC
ニセ巻機からの下り。天気が曇ってきた。
山頂から5合目まで1時間で来れた。グリセードのおかげだね。往路とは異なり、ここから正規ルートで下る。
by  N-05D, NEC
山頂から5合目まで1時間で来れた。グリセードのおかげだね。往路とは異なり、ここから正規ルートで下る。
正規ルートとはいえ、決してあなどれない。腐った雪道をトラバース。要注意。
by  N-05D, NEC
正規ルートとはいえ、決してあなどれない。腐った雪道をトラバース。要注意。
うまく写真が撮れませんが、マンサクが咲いていた。
by  N-05D, NEC
うまく写真が撮れませんが、マンサクが咲いていた。
無事に下山
駐車場では、全員が「おかえりっ!」とか「お疲れさま〜!」と声を掛け合っていた。もうみんな、同じ山を登ってきた「仲間」になっていた!すばらしい。
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駐車場では、全員が「おかえりっ!」とか「お疲れさま〜!」と声を掛け合っていた。もうみんな、同じ山を登ってきた「仲間」になっていた!すばらしい。
車で帰る途中、沢に下りて顔を洗った。冷たい雪解けの水がゴウゴウと流れていた。
by  N-05D, NEC
車で帰る途中、沢に下りて顔を洗った。冷たい雪解けの水がゴウゴウと流れていた。

感想

巻機山にはこれまでに何度か登山経験があったが、残雪の時期は今回が初めてだった。私の中で草紅葉のイメージが強かったが、雪で覆われた巻機山はどんな姿をしているのかも見てみたかった。友人のM氏を誘い、アタックしてみた。

■桜坂駐車場までの車道に雪は全くなかった。
■駐車場に管理人はおらず、500円の駐車料金も必要なかった。その一方、駐車場にある水道の蛇口がはずされており、ここで水は補給できない。トイレも封鎖されていた。
■1合目から3合目まではあちこちでトレースが交差しあい、ルートを見失う可能性が高い。今回、私たちは正規とは異なるルートで5合目まで行ったが、若干の危険を伴った。他に複数の登山者たちも同じルートをたどり、同じことを話していた。十分に注意したい。
■1〜5合目までは虫がまとわりついてきた。虫の数は多くはないが、気になる方は虫除けの携行を。
■まだ花はほとんど咲いていなかった。マンサクがようやく咲き始め、他にタムシバを見かけただけだった。
■避難小屋は雪で2階まで埋まっている。中には入れない。トイレも使えない。
■避難小屋付近の水場は雪で埋まっている。水は少し多めに持って行くことをおすすめする。
■まだ大部分が雪道だが、アイゼンは必要なかった。ほとんどの人がつぼ足で登っていた。
■下山時、5合目から正規ルートで下ってきたが、こちらもあまり油断できない。「井戸の壁」ではあちこち木の枝が雪で倒れ、障害物となっている。木の枝を覆っている雪の上は滑りやすく、そこをトラバースしなければならない。

ハプニングもあったが、登っている途中や山頂からの景色はスケールが大きく、すばらしい。越後三山、苗場方面、谷川連峰、尾瀬方面の名だたる山々が見渡せた。帰るのが名残惜しく思えた。

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