巻機山 花w


- GPS
- 08:18
- 距離
- 16.7km
- 登り
- 1,602m
- 下り
- 1,592m
コースタイム
- 山行
- 7:40
- 休憩
- 0:36
- 合計
- 8:16
天候 | 曇 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
|
写真
感想
初めての山域、中越地方に行ってきました。魚沼三山や苗場山など魅力的な山々の中から選んだのは、比較的にアクセスがいい巻機山。梅雨時期なので絶好の登山日和とはいきませんでしたが、なんとか降られることなく花に囲まれたピストン山行を楽しんでまいりました。
麓の清水に前泊。夕食は山菜盛り沢山でかなり満腹状態で就寝。
翌朝は宿を4時過ぎに出発。桜坂駐車場までクネクネと車道を上る。登山道に入った頃にはすっかり明るくなり、新緑の山林の中ひたすら九十九折の道を登る。車道歩きで程よく身体がアップしてくれたようで、割とスムーズに脚が上がる。こういうの案外大事。オオカメノキの白い花が目立つ。
小一時間ほどで五合目到着で急坂はひとまず終わり。ヌクビ沢の滝音が聞こえてくる。樹々の間から残雪の沢も見える。ここからは緩やかに尾根筋を登る。天気はガスが出たり消えたりだが雨は無い。この辺りからコイワカガミが目につきずっと続く。
六、七合目と進むにつれ林から笹原に移り視界が開けてくる。八合目付近は完全に木階段ゾーン。植生復元のためとはいえ斜度もあってしんどい。周りの山肌に残雪が目につくようになる。
ニセ巻機山頂上が九合目。タイミング的に真っ白けで視界不良。
木道をつたって下り、避難小屋がある鞍部へ。小屋の前にはまだだいぶ雪が残っており、少しだけ雪上歩行する。近くの池ではミズバショウが群生。その先にはヤマザクラが咲いていたり、ずいぶんと色々な種類の花が増えてくる。
最後の上りに取り付く。御機屋の分岐に巻機山山頂の標識。最高点はもう少し先。
池塘が点在する中を木道をつたい、麓から4時間ほどで山頂到着。小さなケルンがあるだけで百名山としてはかなり地味。
ガスっているが牛ヶ岳まで足を伸ばす。結局展望はなかったものの、ハクサンコザクラなどが咲く池塘帯歩きはそれはそれで和やかで良い。
山頂に戻ったあたりからガスがしばらくだが消える。ニセ巻機山が視界に入り、朝日岳方面が一瞬だけ雲が取れる。白と緑のコントラストがいい。避難小屋に戻るくらいまで開放感ある歩きが出来る。軽く補給休憩して下山を開始。
時間的には余裕があるので、パチリパチリと花の写真を撮りながらのんびりと下る。それにしても花の種類が多い。時期的にズレている花もあるはずでかなり花盛りの山である。多くの後続の登山者の方々と行き交う。人気なのが何となく分かる。標高が低くなるにつれ段々と蒸し暑くなってくる。
結局バス出発1時間前に停留所到着。さすがに早過ぎた…
初中越登山はまさに花の山行でした。空模様はスカッとはいきませんでしたが、それ以上に華やかな印象が残りました。
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