富士山(富士宮口から2日連続チャレンジ)
- GPS
- 15:34
- 距離
- 15.7km
- 登り
- 2,769m
- 下り
- 2,769m
コースタイム
7:36 富士宮登山口〜 9:04 六合五尺〜10:00 七合目〜11:08 八合目〜12:30 九合五尺〜12:58 標高3,595m地点〜13:01 九合五尺〜13:20 滑降開始〜 13:36 八合目〜 14:20 富士宮登山口
5/4
5:33 富士宮登山口〜 6:47 六合五尺〜7:31 七合目〜8:16 八合目〜9:49 九合五尺〜10:25浅間神社山頂〜10:55 剣ヶ峰〜11:50 浅間神社山頂〜12:25 九合五尺〜 13:00 滑降開始〜 13:07 八合目〜 13:26 富士宮登山口
天候 | 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2014年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
ルートは直登すると、山小屋や山頂が見えてきて分かりやすい。 この時期登山口まで雪が繋がっており、有難いが上部は凍っている事も多いと思うので、滑落には注意が必要だと思います。滑落してしまうと、急斜面のアイスバーンでは取り返しのつかない事態になります。 標高差が大きいので、上部と下部の雪質の差が激しく、登山者を避けて宝永山方面に滑り込むと、滑落した場合に宝永火口に吸い込まれます。登ったルートに侵入する場合は、落石や雪の塊を落とすと、止まる場所が無く危険なので最大の注意が必要。 お鉢を滑走する場合は雪崩や滑落の危険があるので、状況を見極めて無理をしない。 |
予約できる山小屋 |
八合目池田館
|
写真
装備
個人装備 |
スキー
ストック
ビーコン
ゾンデ
スコップ
サングラス
テルモス
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感想
初めて富士山に行ってきました。
駐車場泊で5/3〜4にかけてスキーを楽しみました。
初日は勝手がわからず最初はシールにクトーで登りますが、2,617m地点でスリップしてアイゼン歩行に切り替えます。
兼用靴での急登は辛く何とか足を進めますが、思うようにペースは上がりません。
考えてみれば、急登が山頂まで続き足が休まる緩やかな斜面は無いんですね…
それでも、少しずつ標高を上げ、山頂付近が見えだすとテンションは上がりますね。
標高を上げるにつれ、風が強くなり山頂付近にはガスも出始めたため、登頂は諦めて滑降することにします。九号五尺から8合目まではアイスバーンになっており、山用のスキー板では苦しい状況で、万が一滑落すると宝永山の火口が大きな口を開けてまってます…
後日談ですが、地元の方がザックを流して宝永火口に吸い込まれたそうです。
試練を乗り越えた後は最高の斜面とザラメのご褒美で、長い長いフラットな急斜面をどこまでも楽しみます。
下山後はゆっくり休んで、焼肉で腹を満たして、テントで就寝ですが、思ったより寝れませんでした。
二日目は最初からアイゼン歩行で、装備も軽量化し早めに出発です。
勝手も分かって、順調に高度をあげて無事登頂しました。
時間的な余裕もあり、火口の滑走も視野に入りますが、雪は固く、クラックや表層雪崩の跡もあり、あえて危険を冒さずに雪が緩むであろう13時まで広大な景色を楽しみながら休憩します。地元の方の貴重なお話も聞け有意義な時間を過ごせました。
休憩後は下山を開始しますが、山頂直下の下りは雪が固く緊張の連続です。
なんとかやりすごし、滑走を開始しますが、昨日より雪は緩んでいて、ほぼ全ての滑走を楽しめました。
5月3日1300頃自分も剣ヶ峰にいました。もしかしたらお会いしてたかも?
天気が良くて何よりでした。
psmaruさん、コメントありがとうございます。
5/3は天候良かったですね。
自分たちは9合5勺の上まで行って、風が強く雲行きも怪しくなったことから、登頂は翌日に持ち越してスキーで下山しました。
山スキーにしては雪面が固いまま緩まず緊張の滑走でしたが、8合目から下は緩み始めてザラメ天国でした。
psmaruさんも快適なシリセードを楽しまれたのですね。
take6506さん こんばんは!
自分は、雪の富士山へ登ったのは初めてだったんですが、多くの方がスキーまたはスノボードを担いで登っていたのでびっくりしました。自分も13年前までスキーにのめり込んでいた時期があり平成7年、平成10年の国体の大回転に出場した経験を持っています。平成13年以降スキーから足を洗い現在に至っているのですが、昨年山登りを始めて、バックカントリーに興味を抱いているのですが、なかなか踏み切れないでいます。でも富士山に登って、下りがスキーなら・・・・・と妄想しただけで、いつやるの?今でしょう!って感じました。山スキーを現実にしたいです。take6506さんがうらやましいです。お互いに安全第一で山を楽しみましょうね。無理すると、富士山遭難事故(5/4)にもなりかねませんからね!
psmaruさん、こんばんは。
国体の大回転出場凄いですね!!
国体選手レベルの技術があれば、スキー技術的には何も問題ないので、あとは道具と登行技術ですね。この時期の富士山であれば、アイゼンで登る事になると思うので、psmaruさんなら、さらにハードルが下がるかな?
山スキー道具は、軽量に作られているものが多く、ハードバーンでは役不足気味ですが、重さを犠牲にして滑りに振ったブーツもあるので、道具選びも奥が深いですよ。
自分は、SAJ公認パトロールとテクニカルプライズを取得したのを機に、山スキーを始めたのですが、ゲレンデでは味わえない爽快感にはまってしまいました。山で怪我は遭難につながるので、安全第一で楽しみたいですね。
5/4は5/3よりも気温は低くても、風が弱かったので雪面は前日よりは固くありませんでしたが、滑落のリスクを考えると山頂付近の滑走は避けるべきでした。ハイクアップしているので、おそらくボードのソフトブーツでしょうから、ハードバーンの滑走に適しているはずがありません。
psmaruさんも、しっかり準備をして、ぜひすばらしき山スキーを実現してくださいね!
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