燕岳から西穂独標に変更 土砂崩れに地震と色々あったので充実した山行に！

2014年05月04日(日) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 5.7km
• 登り: 608m
• 下り: 619m

コースタイム

登り：2時間40分
7:50西新穂口ー8:55西穂山荘9:20ー10:30西穂独標
下り：1時間50分
10:50西穂独標ー(昼食)ー12:10西穂山荘ー12:50西穂高口

天候

晴れ後曇
ハイマツの影でバーナーを使って昼飯を作れる程度の風

アクセス

利用交通機関：

自家用車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

無料駐車場に前泊しようと燕岳に向かう途中、土砂崩れによる通行止めに遭遇
前夜7時半に、急遽行き先を西穂独標に変更
新穂高ロープウェイ駅では、登山者用無料駐車場で車中泊
翌朝、鍋平高原駅まで移動。駐車料金は300円
ロープウェイは混み具合で始発を前倒し、この日は7:35始発に乗車

コース状況／危険箇所等

独標直下の岩場は慎重に三点支持で上り下りが必要
その他は危険箇所はないと書きたいところですが、危ない場面を目撃しました
西穂山荘から丸山に向かう斜面で滑落している女性と丸山を過ぎた斜面で足を痛めた男性
男性はその後ヘリで搬送され、女性は大事には至りませんでしたが滑落すると加速するんだと改めて認識しました。ピッケルも持っていましたが使えない有様でした
ピッケルの使い方は練習しておこうと決意しました

写真

5/4 7:51

西穂高口駅から望む笠ヶ岳。青空に映えます

5/4 9:19

西穂山荘の奥には焼岳、乗鞍岳。本日二度目の朝飯の最中に地震が。地鳴りとともにドスンと縦揺れ、怖かった

5/4 9:36

丸山に到着

5/4 9:37

丸山から臨む独標

5/6 19:38

独標を肉眼で確認。大勢の方が登っています。西穂高岳にも人影が見えます

5/6 19:39

独標直下の岩場。本コースの最初で最後の難所です

5/6 19:39

アイゼンで登る岩場は少々苦労しましたが、岩場を過ぎれば、

5/4 10:34

こんな眺望が広がります。西穂高岳、奥穂高岳、前穂高岳がお出迎え

5/4 10:37

振り返れば、焼岳と乗鞍岳

5/4 10:38

独標と記念写真

5/4 10:42

前穂高から奥穂高に続く吊尾根をバックに記念撮影

5/4 10:48

眼下には上高地が広がります。河童橋も！

5/6 19:44

岩場は下る方が難しいですね。慎重に！

撮影機器：

iPhone 5 Apple

感想

ちーさん

大型連休後半、4連休の前半は天気も良さそうなので長野方面に行こうと計画、燕岳に決めました。
燕岳のヤマレコを読むと駐車場に苦労するコメントが多かったので、車中で前泊することに。
前泊するなら、弾丸登山でモルゲンロートを楽しもうと前夜中房温泉を目指して出発しました。

ところが中房温泉に向かう道路で土砂崩れ(雪崩)が発生し通行止め、長野県警が寝ずの番をしていましたが、復旧見込みは立たないとのこと。
ただいまの時間、夜の7時半過ぎ、待つか、行き先を変えるか。
復旧を待つ方が1組いらっしゃいましたが、私たちは西穂独標に行き先を変更、2時間半かけて新穂高温泉に到着。

無料駐車場で車中泊して、軽食で朝飯を済ませ、7時前に鍋平高原駅の駐車場に移動して一眠りしようと思ったら、ロープウェイの改札開始の放送があり、ロープウェイ駅に向かいました。
連休なので混雑が予想されるため、始発を前倒しするようです。
8：45始発予定が7:35始発に乗車することができました。

西穂高口からアイゼンを装着して、順調に西穂山荘に到着。
お腹も空いてきたのでおにぎりをほおばっていると、「グォー」と地鳴りとともに地面が揺れ始めました。
山で地震にあったの初めてですし、震源が近いせいもあって迫力は満点でした。
その後も2、3度地鳴りを聞きましたが、聞けば昨晩は群発地震で30回ぐらい揺れたそうですが、西穂山荘にダンプカーがぶつかったような音だったし、小屋が壊れるかと思ったと言ってました。

大きな地震が来たらどうしようと思いながら登り始めましたが、眺望が開けると地震のことはすっかり忘れてしまいました。
前回は吹雪で途中断念した西穂独標ですが、今回はすんなり到着。
ピラミッドピークも間近に見えるので、家内に「行くかい」と聞いたら、「ダメダメ」ということで、この先は夏山に譲ることにしました。

確かに岩場をアイゼンつけて歩くのは不安定になりがちですので、アイゼンが不要な時期にチャレンジしようと思います。