大日ヶ岳〜S氏病院へ運ばれる



- GPS
- 05:21
- 距離
- 8.6km
- 登り
- 761m
- 下り
- 761m
コースタイム
10:20 リフト終点
11:20 前大日
11:50 大日ヶ岳 山頂
( 昼食 休憩 )
12:30 下山開始
14:10 ダイナランドスキー場 駐車場着
天候 | 晴れ☀ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
見晴らし台(1550m)から上は残雪有り。 アイゼンは使用しませんでした。 和泉前坂家族旅行村 前坂キャンプ場にテントを張りました。 http://maesaka-camp.sakura.ne.jp/ |
写真
感想
この連休、S氏と、S氏の山友の女性(元気な60代)3人と私の合計5人で
北陸の山を登ろうと計画しました。
一日目:大日ヶ岳
二日目:荒島岳
三日目:能郷白山
宿泊はいずれも近くのキャンプ地を予約しました。
皆さん、山のエキスパートばかりなので足手間といにならないようにと
心がけます。
初日は大日ヶ岳。スキー場に車を置き、スイセンが見頃のゲレンデを歩く。
その脇にはフキノトウがもう、沢山・・自生してました。
最終リフトを過ぎて、残雪の上を歩きます。
前大日から一旦降り、登り返して山頂へ。
白山が間近に見えます。所々黒くなった山肌と残雪のコントラスト
が美しい。
景色を堪能し、お弁当を食べて下山します。
ゲレンデの長い降りも皆さんの歩くペースは変わらない。
聞けばこの前日も山に行ってらしたとか・・。
今回の3連山を合わせると4連投か。言葉もない。
下山し、白鳥市内で食料の買出し。
途中九頭竜温泉で汗を流し、今日のキャンプ地に向います。
キャンプサイトでは手分けして今晩の準備。
この時期、山とキャンプはセットとの事で、皆さん大変手際が良い。
さあ、宴の始まりです。山菜の天ぷらから始まり次から次へと酒の肴が出て来ます。
楽しいひと時が終り、昼間の疲れもあって、夜はすぐ眠る事が出来ました。
女性陣はテント泊、S氏と私は同じ車で車中泊です。
朝方、S氏がトイレに行ったきり帰って来ません。
しばらくして、たまたまトイレに行ったIさんが入口でうずくまっているS氏を発見しました。
顔面蒼白でおしっこが出ない・・と苦しんでいます。持病の前立腺肥大が悪化したようです。
事態は一刻を争います。キャンプ場の管理者に事情を話し、救急車を呼ぶ旨を伝えます。
AM5:57 119番救急車要請
AM6:10 救急車到着
患者の容態を調べ搬送先を探して頂く。
AM6:20 勝山市内の総合病院に搬送するとの事。救急車にIさん同乗。
病院名をナビにセットし私は車で救急車の後を追いました。
AM7:10 救急車より15分程遅れて福井勝山総合病院到着。
長い診察の後、Sさんは膀胱にカテーテルを通され袋を抱えて出て来ました。
地元の病院へ入院するため、私の運転で送る事になりました。
当然、以後の山行は中止。キャンプ場に残してきた女性陣には逐一電話報告を
してましたので、キャンプ場に戻った時には荷物も綺麗にまとめて有りました。
余った食材で簡単な昼食まで作っておいてくれました。
やはり、経験を積んだ女性は頼りになります。
女性陣を地元の駅まで送り、S氏も病院へ行きました。
入院は休み明けになるとの事ですが、大事にならなくて良かったと胸を撫で下ろしました。
山行中の体調管理は十分に注意しなければと、今回の件はいい教訓となりました。
残りの山はまたいつかリベンジですね。
コメント
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登山中でなかったのが、不幸中の幸いでしょうか。
健やかなご回復を、願っております。
komakiさん、こんばんは。
いつもありがとうございます
全くもっておっしゃる通りで、今回の一件が山頂だったら・・と
考えるだけでゾッとします
S氏はビールロング缶3本(1.5L)とワイン(量不明)
を飲んでいましたから、おしっこが出ない(前立腺炎)から
さぞかし辛かった事だろうと思います
帰路の車中、山友のお姉さま方から散々注意を受けてましたから、
本人もかなり反省したと思いますよ
aoikasaさん、いつもお邪魔させていただいてますm(__)m
今回のSさんの件、aoikasaさん達の適切な処置のおかげで
Sさんも大事に至らなかっただろうと思います
僕も仰る通り「山行中の体調管理は十分に注意」して無理しないよう心掛けます
toshi0113さん、こんばんは
連休の真っただ中で、搬送先の病院が中々決まらず
我々もそうですが、救急隊員の方達もかなり焦っていたようでした。
実はS氏の持病「前立腺炎」はこの時初めて知りました。
一緒に山に行く以上、その人の持病、病歴などを確認する事も
必要かもしれませんね
aoikasaさん はじめまして
大日ヶ岳心和む、いい山ですね 。
何年か前の5月連休ひるがの高原にテン泊
大日ヶ岳、鷲ヶ岳、平家岳と登りました。
平家岳では日本の開発の歴史の一端をかいま見ました。
関東の足尾銅山に似ています。
奥美濃にはこの時期に登りたい山がたくさん。
お仲間さんが大事にならなくて良かったですね
ten-no-kiさん、こんばんは。
レコ、拝見させて頂いてます。
大日ヶ岳、麓から望むと大変大きな山です。
スキー、登山と大変お世話になっている良い山です。
5月連休ひるがの高原にテン泊・・良い山行でしたね
鷲ヶ岳、平家岳はまだ登ってません
奥美濃の山々、S氏が元気になったら
またじっくりと攻めて見たいと思います
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