留取岳

2025年09月23日(火) 〜 2025年09月24日(水)

• GPS: 32:00
• 距離: 30.2km
• 登り: 1,895m
• 下り: 1,895m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:35
• 休憩: 0:15
• 合計: 5:50

7:00 駐車場
10:15 10:30 入渓地点
12:50 c430てん場

2日目

• 山行: 11:00
• 休憩: 0:45
• 合計: 11:45

5:05 c430テン場
7:25 7:30 c900南尾根
9:10 9:20 留取岳
11:50 12:20 テン場
16:50 駐車場

天候

1日目：晴れ、2日目：快晴

アクセス

歴舟中の川沿いの林道のゲートから約5Kmの所、橋を渡った先のヘアピン部の沢の所の林道が恐らく21日の大雨で流されていた。少し戻って広くなった場所に駐車。
造材作業中で、奥に大量の材木が取り残されていたので、修復作業がすでに行われていた。

写真

9/23 7:12

造材林道からスタート。

9/23 7:35

3つ目の橋の双峰橋。

9/23 7:51

林道は沢の所でことごとく流され、かなり深く削られているので、降りて上るの繰り返し。

9/23 7:58

4つ目の橋の景勝橋も健在であったが、

9/23 8:13

その先が無くなっていた。

9/23 8:43

その後も沢の所で林道は削られていた。

9/23 9:23

5つ目の橋のカムイ橋は流されていた。
2日前の大雨で増水気味。
ここが渡渉できたので先に進むことにした。

9/23 10:38

左岸の林道も同じように沢の所で流されていて、4つ目の沢がかなり深く削られていたので、少し戻って中の川に降りることにした。入渓地点は広河原。しばらく続く。左岸に続く林道が見えている。

9/23 10:58

渡渉を繰り返しながら遡行すると、次第に両岸立ってきて、河原が狭くなってきた。

9/23 11:03

この川は増水すると厳しいだろう。

9/23 11:21

側壁からは見事な滝が何本も垂れていた。

9/23 11:27

1つ目の函。覗きに行ったが、少し戻って右岸を巻いた。

9/23 11:41

連続して2つ目の函。ここは鼻から右岸を巻いた。

9/23 11:46

巻きの途中から、中の川。

9/23 12:28

側壁の大滝（写真よりも迫力があった）。

9/23 12:28

最後の屈曲部の手前。
情報では、ここが深い函になっていたので正面の崖を大きく巻いて、かなり時間がかかったとのことだった。しかし、崖はかなり急で巻くのが大変そうだったので、恐る恐る入っていくと、確かに両岸立っていて中は狭かったが、なんとか行けた。

9/23 12:56

南東面沢出合の大滝。
河原は狭いので、少し戻ってテン場を探した。

9/23 14:48

崖から少し離れた砂地にちょうど良いテン場を見つけた。
対岸の澱みには産卵期を迎えた婚姻色の大きなサクラマス？が泳いでいた。

9/24 5:25

翌朝。テン場すぐ後ろの岩壁を登って、大滝の落ち口に降りた。
両岸岸壁で中狭い。

9/24 5:25

大滝の落ち口。

9/24 5:27

進はゴルジュ状の連爆。
はい止めますと、すぐ対岸の岩壁を這い上がって、岩稜を登ることにした。

9/24 5:33

岩稜の上からゴルジュ滝。
厳しい沢だ。

9/24 5:39

岩稜は急で狭いが概して藪薄く、鹿道もあった。

9/24 7:29

次第に広尾根になってくると、笹原に。
笹は背丈ほどの細笹だが、所々濃かった。
辛抱強く漕いで、c900位で南尾根に乗った。

9/24 7:43

南尾根は主に西側に鹿道があったが、所々笹濃くて見失った。
日高主稜線が見えてきた。
北西方向。奥にペテガリ岳と手前に中の岳か。

9/24 7:44

西方向。ニシュオマナイ岳か。

9/24 7:46

南西方向。中央に神威岳。右にニシュオマナイ岳か。

9/24 8:36

その南にソエマツ岳。
その左奥にピリカヌプリ。

9/24 8:50

稜線が近づいてくると笹が低くなって歩きやすくなった。

9/24 8:50

早大尾根が見えてきた。

9/24 8:55

早大尾根のピークの向こうに十勝平野が見えていた。

9/24 9:10

稜線上。ミックスの中密度の藪だが、鹿道もあったりした。
奥に1483ピークが顔を出していた。

9/24 9:10

留取岳頂上が見えてきた。

9/24 9:10

1483ピーク。
明日の天気が良くないので、あっさりとあきらめた。

9/24 9:14

奥にペテガリ東尾根。

9/24 9:14

ポンヤオロマップ岳。

9/24 9:17

頂上は笹薮の中だった。
三角点周りは小ぎれいだった。

9/24 9:17

展望は北方向にペテガリ東尾根にポンヤオロマップ岳。

9/24 9:18

南方向にソエマツ岳とその左奥にピリカヌプリが見えた。
下降は巡航速度で。特にc900からの斜面は支尾根が入り組んでいて難しかった。ピンポイントで大滝上の取り付き点に降りなければ周囲は岸壁だ。
テン場に戻るとほっとするも、25日は天気が良くなさそうなので、少し無理して帰ることにした。沢は減水していて歩きやすくなっていたが、歩きにくい林道に疲弊しながらも、暗くなる前に車にたどり着くことができて良かった。

撮影機器：

RICOH WG-80 RICOH IMAGING COMPANY, LTD.

感想

sagar6

21日の大雨の影響が懸念されましたが、23，24日の天気が良いのでシビチャリ山と同じく、地味ながらも奥深い難峰の留取岳にアタックすることにしました。
情報が少なく、さすがに厳しい所でした。その分、気の締まった充実した山行になりました。