まだまだ冬山だった那須岳(茶臼岳)、朝日岳
- GPS
- 05:24
- 距離
- 6.9km
- 登り
- 623m
- 下り
- 620m
コースタイム
ー11:25避難小屋11:45-12:30那須岳駐車場
天候 | 小雨のち曇り、午後晴れ 強風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山口から残雪が100mほど続く。 那須岳避難小屋から茶臼岳、朝日岳双方とも強風もあり登山道が凍っている状態。 アイゼンを付けるほどではないが、滑りやすいので特に下りに注意が必要。 那須岳避難小屋から朝日岳へは、残雪をトラバースする必要があり、要注意。 また鎖のロープがあるが、凍っているため手袋は必須。 全体的に、この時期まだ、強風も影響するが、気温はマイナス1度以上を体感しており、冬山の装備が必須です。 |
写真
感想
GWの最後の日に急遽、那須岳に行くことになった。
理由は、娘が急に「明日しか時間が取れないけど、どうしても山に行きたい」との要請から、まあこういう機会は
めったにないだろうからと、ちょっと天候と気温が気にはなるが那須岳に行ってみようという事になった。
急遽準備して、翌日、早朝4時に自宅を出発。当然のことながら娘は後部座席で即熟睡モード。
東北道下りは那須岳駐車場まで問題なくスムーズに移動し、6:50到着。
車から出ると、これが結構寒い。冬山の服装で完全武装して、7:05登山開始。
登山口の鳥居近くの小屋で、登山カードを提出して登りに入る。
最近、避難小屋から朝日岳に向かう雪渓で滑落事故があったと、届け出を出した際、小屋の管理人さんからコメントがあり、ちょっとビビりながらのスタートとなった。
取りつきから残雪の上を歩くことになる。
ただ、足跡がしっかり踏み固められているので、アイゼンは必要なく、ただスリップしない事に注意して登っていく。
那須岳避難小屋にゆっくり歩いて約50分で到着。
天気はみぞれ交じりの小雨が続いており、茶臼岳まではこの天候が続いた。
避難小屋で小休止後、茶臼岳に登る。
避難小屋から歩き始めると、かなりの強風が待っていた。
茶臼岳までの行き帰りとも足場は全て凍っている状態。
なるべく砂地と混ざり合っているところを探しながら歩く。
茶臼岳からは、東・南側(ロープウェイ方向)は雲の中で景色は見えなかったが、西・北の方面は写真の通り、景色が開け、登ってきた甲斐のある、気持ちのいい風景に出合えた。
登山者も、ここまで数組に出会った程度。
やはりこの天候と、日程が影響なのかもしれない。
茶臼から一気に避難小屋を経由して朝日岳に登る。
途中2カ所の約30m程度の雪渓をトラバースする場所があり、用心して歩く。(ここが滑落事故のあった場所らしい)
ただ、足場はしっかり固められており、砂も入っているため滑ることはまずなく、気をつけて歩けば問題はない。
問題はそのあとの鎖場である。北西の山麓からの吹き上がってくる冷たい強風で山道は完全に凍っており、先ほどの茶臼岳より危険度も高まって、慎重に足場を探しながらの行程となる。
娘とはザイルをつないでの歩行であった。
無事に朝日岳山頂にも到着。ただ強風がすごいので、とにかく避難小屋まで早めに帰る着くつもりで移動。
朝日岳を下る頃になると、風は強いが、先ほどまで降っていた小雨が上がり、薄日が差してきた。
天気予報では、そもそも晴れだったはずなので、遅ればせながらの天候回復にのようである。
下りの鎖場は非常に難しく(凍っていてスリップしやすい)、ゆっくり慎重に歩き、避難小屋にたどり着く。
小屋の中には4組ほど先客がいたが、場所を確保させていただき、昼食をとる。
あったかいラーメンがおいしかったー。(娘も満足の様子)
約30分程度滞在後、駐車場を目指して下山。
下山の途中から雲が開けてきて晴れ間が出てきた。
予報より約6時間程度ずれた感じの天気だったようだ。
無事に駐車場に着き、この後、那須温泉の「鹿の湯」で温泉に浸り、疲れを癒して帰路についた。
因みにこの日、都内までの戻りは帰省で渋滞と覚悟したが、車は多かったが、80km程度で走り切っており、
スムーズな帰路となった。
今回、娘と初の山登りだったが、あいにく天候には恵まれなかった。ただ本人はいたって満足のいく山歩きだったようで、ホッとしている。
また一緒に歩いてくれればうれしい限りなのだが。。
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