晴れの日の会津駒ケ岳


- GPS
- --:--
- 距離
- 14.6km
- 登り
- 1,453m
- 下り
- 1,438m
コースタイム
天候 | 一日中快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
国道352号線は福島側から入り御池までは入れます。 群馬、新潟方面からはまだ冬季通行止めで入れません。 本来少し登ったの登山口付近までは車入れません。 滝沢登山口トイレ前に数台車が停められるスペースあり。 352号線沿いのテニスコートの脇のところに登山者用駐車場が用意されていました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
<滝沢登山口(トイレの前のところ)〜ベンチ> ポストは滝沢登山口(トイレ前) 林道歩きと林道をショートカットする登山道。 登り始めから林道の日影の部分には雪が少し残っているが普通に歩ける。 危険箇所は特になし。 <ベンチ〜肩の小屋> 休憩ベンチのすぐ先ぐらいから雪が出始める。 この日は朝結構冷えていたので雪はよく締まっていて歩きやすかった。 場所によっては少し固まっていたので冷えた朝などはアイゼンがあった方が良いかもしれない。 昼は雪が緩んでグズグズの状態。 この辺りは個人の力量や雪の状態でアイゼンの装着などの判断をすれば良い。 自身はノーアイゼン。会った人の多くはアイゼンを付けて登っているようだった。 危険な場所はこれといって無いが斜度が少し急なところなどでは転んだりすると結構滑り落ちてしまうかもしれない。 <肩の小屋〜山頂〜中門岳> 前日雪が降ったと言う事で表面にはサラサラの雪が乗っていた。 肩の小屋から山頂までは斜面が硬くなってる場合はアイゼンあった方が良い。 中門岳までは緩やかな稜線のアップダウン。 少し雪庇やクラックが出来ているので(東面)あまりそちら側に寄らないように。 中門岳の標識は見つけられなかった。 総じて赤テープなどの目印があるので視界が悪くない限りルートは分かりやすいと思います。 ただ、スキー含め少し違う方向への足跡がありますのでそういうのに引き込まれないように。 ルート上は雪崩の心配なども少ないと思います。谷筋は雪崩れてるところも見受けられました。 |
写真
装備
個人装備 |
ザック 1 35L
エマージェンシーキット 1 非常用道具や常備薬、予備の靴ひもやテーピング等
防寒具 1 インナーダウン
着替え 1 シャツ、靴下、下着
手袋 3 アウター1、予備1、インナー1
行動食 必要量+α
水 1 1L程度
保温ボトル 1 お湯を500ml
アイゼン 1
ピッケル 1
アウターシェル 1 冬季用
軽アイゼン 1
スリング 2 120×2
カラビナ 3
目出し帽 1
カメラ 1
携帯 1 予備バッテリーも
ヘッドランプ 1 予備の電池も
ゲイター 1 ロング、アイゼンガード付き
地図 1
コンパス 1
トイレットペーパー 1
ゴミ袋 複数
コッヘル 1
バーナー 1
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感想
GWはサービス業なので全て仕事。
皆さんの素敵な写真やレコを眺めて過ごしていました。
しかし、GWが明けはお休み。
お天気の予報もいいじゃありませんか。
以前からこの時期の尾瀬辺りに行きたいなと思っていたのですが、至仏はGW期間しか入山できず、夏までは植生保護の為入れません。10日ぐらいまでにしてくれると助かるんだけどねぇ。
燧は昨年登ったし、平ヶ岳は今の時期に日帰りはなかなか難しそう、越後三山も同様・・・。
という訳で会津駒ヶ岳へ。
352号線はまだ新潟方面からは開通しておらず、栃木、福島方面からのアクセスになります。
まず、遠い・・・・。
高速道路は移動距離が片道500キロ以上か時間に追われてる時以外は極力使わないようにしようと思ってるのでALL下道で往復900キロちょいの移動です。
登山口までまず10時間のドライブ。
空が明るくなって朝6時に桧枝岐村に到着。
お天気は予報通り良いですが、前日ぐらいから結構冷えていて登山口の辺りでも気温は氷点下でした。
352号線は酷道なんて言われてる道ですが、福島側からだと広くて綺麗で走りやすい道路です。
畑薙や易老度なんかに比べるとはるかに都会ですww
登山口に着き、荷物をまとめ、登山届を書いているとBCの方が一名やってきました。
軽くご挨拶を交わし出発。
日影に雪の残る林道歩きから始まり、少し登たところで林道をショートカットするように登山道が付けられているのでそちらに進みます。
再度林道に出て、少し進んだところが登山口。
最初は木の階段を上がります。
お天気良くて風も無いので暑い。
倒木のベンチ(確認してないけど水場があるのかな?)のところで水分補給し、上着を脱いで半袖一枚で登ります。
程なく雪が出て来て樹林帯の雪道歩きに変わります。
GWに人が入っていたでしょうからトレースもそれなりにあります。
朝のうちは雪が締まっていてアイゼンを付けた方が歩きやすいかもしれませんが、それ程急斜面って訳ではなく、危険個所も無いのでツボ足で歩きました。
昨日小屋泊まりの下山者一名、先行していた日帰りの方一名を追い抜いて肩の小屋に到着。
小屋の方や泊っていた方と少しお話しして、少し横になります。
ポカポカしていて気持ちいいです。
小屋から山頂まで今までより少しだけ斜度が増しますが、あっという間に到着。
見た感じこのままツボ足で充分かと思いましたが、重い道具を担いで来たのだから使おうと、小屋から上だけアイゼンを付けました。
小屋の手前ぐらいから燧ヶ岳などはよく見えていたのですが、山頂からは360°の大展望です。
尾瀬のシンボル双耳峰の燧ケ岳、至仏山、平ヶ岳、越後三山から反対側には日光の山々等々春の山にしては霞んでいるところも殆どなく、素晴らしい眺めでした。
のんびり景色を眺めていると途中追い抜いた方とスキーの方も登って来られました。
時間に余裕があったので中門岳に向かいます。
先程小屋の方とお話ししたところ、昨日雪が降ったそうで、そのおかげで人があまり進まない中門岳の方は表面はフワフワパウダースノーでその下はある程度締まった雪で歩きやすかったです。滑る人達は楽しいだろうなぁ・・・
真っ白な稜線気持ちいい(^_^)
中門岳の山頂標識は実際のピークよりも少しずれたところの夏道の登山道上にあるようなのですが全く分からず。コンパスと標高からこの辺だろうと思う場所をしばらくウロウロしながら探しましたが見つかりませんでした。一応次の少し下った次のピークの辺りまで行ってきました。
指標は深い雪の中かな?
途中結構お話ししながら歩いた山頂でも一緒だった方が追い付いて来てGPSを持っていたので、ここだという場所を山頂とし、戻る事にしました。
小屋まで引き返してお湯を沸かし、ラーメンを作って昼食タイム。
ほんとお天気良くてポカポカ陽気で下るのが勿体ないぐらいでした。
下りは雪が緩んできて少し歩きにくくなりましたが踏み抜きなども殆どなく、雪のお陰で膝へのダメージも少なく、あっという間の下山でした。GWに事故があったのはどの辺だろう?
あまり危険なところは無いかと思いますが、雪はまだまだありますので注意しなきゃですね。
下山後は登山の汗と疲れを温泉で洗い落とし、帰路に。
温泉結構たくさんありますが、せっかく駒ヶ岳に登ったので駒の湯というところにしました。
(登山口から比較的近い。500円)
長い長い道のり、いろんなところに寄り道したり、休憩したりしながら深夜に帰宅。
険しい雰囲気はもう無くなってきているけどまだまだ雪たっぷりの山で楽しく遊んで来れました。
この辺りは関東に住んでた学生の頃は良く遊びに来ていたエリアですが、今となってはとっても遠い。
それでも頑張って運転した苦労分の楽しみは充分味わう事が出来ました。
※会津駒ヶ岳は福島の山なので東北エリアかと思いましたが、尾瀬の一括りとしたので関東になっています。
mamepyonさん、ペンちゃん、こんにちはー!
えーっ!
桧枝岐村まで下道で行ったの??
酷過ぎる。。。
高速使っても遠いのに。。。
本当に本当にお疲れさまでしたー!
会駒は2年前に行きましたけど、いいお山だったこと思い出します。
なんだかのーーーんびりとテントで2泊(滞在型)ぐらいしたいところです。
前回は6月の終わりに行ったので、次は池塘の形がキレイな時期に行ってみたいとは思っているのですが、このレコ見ていると雪たっぷりの時期もいいなぁと思っちゃいますね〜。
あー、気持ちが揺れるw
mizutamari さんこんにちは
コメントありがとです
レコにも書きましたがこの辺りは結構好きなところで関東に住んでて時間も自由に使えた学生の頃はよく遊びに来ていました。
だけど今は遠くて限られた時間しかなくてなかなか行くのが大変になっちゃいました
当初狙ってた至仏は行けなかったけど(レコで雰囲気は楽しませてもらいました)同じエリアでもこちらの山の方が雪が多くて楽しめました。
ほんとこの辺りはのんびり滞在してぐるぐると回りたいです。
今年は午年だから駒ヶ岳巡りしようかなぁ〜なんて思ってて、そのうちエチコマも行きたいなぁと思っています。池唐の綺麗な時期、秋の紅葉、真っ白な雪の時期と同じ山でも季節によって全然違って見えますね。
もう少し時間に余裕があれば燧も登っちゃえと思ってましたが、さすがにバテそうでやめましたw
あまり知られてないかもしれないけど池唐や湿原、お花畑だったらこの近くの田代山なんかは面白いですよ〜♪
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