大桑山から倉岳山北東尾根(準バリルート)

2022年06月26日(日) [日帰り]

• GPS: 05:40
• 距離: 8.2km
• 登り: 795m
• 下り: 1,209m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:59
• 休憩: 0:38
• 合計: 5:37

8:15 タクシー下車地点 スタート地点
8:25 8:26 市界尾根の取り付き点
8:39 8:44 突坂山
9:15 9:16 大桑山
9:29 9:30 大桑岩稜
9:49 9:55 高畑山
9:58 9:58 雛鶴分岐
10:30 10:31 天神山
10:34 10:34 穴路峠
11:02 11:12 倉岳山
11:40 11:45 747m点
12:57 13:02 493m点
13:35 13:38 貴舩神社
13:52 JR梁川駅 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 タクシー

行き　JR猿橋駅からタクシーで鈴ヶ音峠の先へ(料金3440円、スタート)
帰り　JR梁川駅(ゴール)

コース状況／危険箇所等

【準バリルート】
〇倉岳山北東尾根
倉岳山からまず747m点を目指しますが、マーキングが随所にあり、急勾配には固定ロープが設置されていました。590m点のわずか先から493m点への支尾根に入りますが、マーキングの類はなくなりました。475m付近で右(北北東)へ入ります。小鞍部付近ではササが茂り、電波アンテナを見たのち、440m付近で右(東)に向かい、最後は貴舩神社に出ました。

写真

6/26 8:26

大桑山の肩にある電波塔への道を進むと、まもなく「大桑山、高畑山」を指す道標があり、ここから市界尾根(都留市・大月市)をたどります。

6/26 8:38

広葉樹の自然林が優勢であり、登山道は緑に染まっています。

6/26 8:39

トチノキの葉が幹を飾っています。

6/26 8:43

865m点は「突坂山」と表記されていました。

6/26 8:52

2本の太い幹が天を指呼しています。

6/26 9:08

大桑山の頂上です。

6/26 9:34

わずかな区間ですが、細い岩稜を通過します(大桑岩稜)。

6/26 9:43

高畑山は、かつては不死峰(しなずがみね)とか、高畑倉峰と呼ばれていました。富士山の山頂付近には笠雲が発生し、吊るし雲も出現し、天気悪化を予兆しているかのようでした。

6/26 10:23

北方には、扇山などの山波が重なっています。

6/26 10:23

天神山を過ぎ、まもなく穴路峠に降り立ちました。

6/26 11:01

倉岳山は秋山山稜の最高峰(990.0m)ですが、富士山は残念ながら雲の中でした。

6/26 11:22

倉岳山北東尾根に入り、標高890m付近の小さな岩場です。

6/26 11:43

747m点は静かな峰でした。

6/26 11:58

マーキングが随所に見られました。

6/26 12:00

標高650m付近には、固定ロープが設置されています。

6/26 12:00

逆光の中に堂々と聳えています。

6/26 12:18

590m点のコブから来し方を振り返りました。このわずか先から493m点に繋がる支尾根に入ります。

6/26 12:47

小鞍部付近はササで踏み跡が不明瞭になります。

6/26 13:02

493m点の様子です。

6/26 13:16

滝子山やそれに繋がる大菩薩連嶺を遠望します。

6/26 13:23

小さな電波アンテナが建っていました。

6/26 13:38

貴舩神社の脇に出ます。

6/26 13:47

梁川大橋の下には桂川が流れています。

撮影機器：

Xperia XZ3 SO-01L docomo SONY

RICOH WG-7 リコー

感想

OLTA

松浦隆康氏は、「(中央本線から眺めた)倉岳山は、矢平山付近から眺めた時の〈蒼空を圧する峻峰〉とは言い難いが、それであっても〈二流の風貌ではない〉と言い切れるのは、北東尾根・北西尾根・北尾根の3本の尾根が山体にアクセントを与えているからである」(『静かなる尾根歩き』より)と表現されています。私も、梁川駅から鳥沢駅の間の車窓から、いつもそのことを実感してきました。
今回、そのひとつである倉岳山北東尾根を下山路に取り、しかも末端の493m点をたどることができ、満足と喜びに浸りました。次は北西尾根、北尾根を目指します。山を知るということは、いろいろなルートをたどるということなのかも知れません。