前穂高岳

2022年06月26日(日) [日帰り]

• GPS: 10:12
• 距離: 11.9km
• 登り: 1,612m
• 下り: 1,610m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:58
• 休憩: 1:14
• 合計: 10:12

6:29 上高地バスターミナル
6:33 6:33 無料トイレ
6:39 6:39 日本山岳会上高地山岳研究所
6:47 6:47 岳沢湿原・岳沢登山口
7:25 7:27 見晴台
8:25 8:42 岳沢小屋
11:20 11:34 紀美子平
12:03 12:25 前穂高岳
12:57 13:17 紀美子平
15:07 15:08 岳沢小屋
15:51 15:52 見晴台
16:23 16:23 岳沢湿原・岳沢登山口
16:32 16:33 日本山岳会上高地山岳研究所
16:38 16:39 河童橋
16:44 上高地バスターミナル

天候

てんくらBとＣ。岳沢小屋ちょっと上からはガスで真っ白。たまに小雨。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

あかんだな駐車場から始発5時20分で上高地入り。
帰りは最終17時半のバスで。

コース状況／危険箇所等

岳沢小屋まで
特に危険はなし。
岳沢〜紀美子平
一部、3メートル程残雪があるが問題無し。
岩場は3点支持をしっかりと。
紀美子平〜前穂高
1箇所だけ濡れて思いっきり滑る所あり、
怖いのはそこだけでした。

その他周辺情報

帰りは平湯の森の温泉。大人600円。

写真

6/26 6:16

天気が悪いせいか、珍しくだ〜れも居ませんでした。

6/26 6:32

6/26 6:33

既に小雨が降っていて意気消沈。

6/26 6:34

うーん、テンションが上がらず。

6/26 6:37

6/26 6:38

出たそうです。
過去に自分も明神から徳沢に向かう途中で2度子熊を見た事があります。
要注意ですね。

6/26 6:42

6/26 6:44

6/26 6:45

6/26 6:47

6/26 6:47

小雨程度なら樹林帯なら濡れませんが上が心配。

6/26 6:48

6/26 6:50

6/26 6:51

分かり難いですけどめちゃくちゃデカい岩。
こんなの落ちてきたら..

6/26 6:51

6/26 7:01

湿ってて少し滑ります。

6/26 7:07

6/26 7:13

6/26 7:15

風穴。
かなり涼しいです。

6/26 7:18

6/26 7:24

6/26 7:24

雨は止んだけど上はガスって雲の中。

6/26 7:25

ここ、右の樹林帯に入る道が正しいんですが
よく見ると左にも右にも赤テープあるので注意です。

6/26 7:26

さっきの写真から左方向。
アップにしても分かり難いですが真ん中からすぐ右の木に赤テープの目印が。
こっちに行くとガレガレで登山道はありません。
無理してガレを登れば小屋にはつけますが。
前にこの道を間違って登ってきた人が足場が悪いと言ってました。

6/26 7:26

こっちが正解。
大抵の人は分かるんでしょうけど。

6/26 7:27

6/26 7:39

割と歩きやすいですが時折ドクダミソウみたいな匂いが。

6/26 7:46

6/26 7:46

6/26 7:51

河童橋とバスターミナルがもう遠い。

6/26 7:54

6/26 8:00

6/26 8:06

6/26 8:16

6/26 8:18

6/26 8:19

ガレ場に出る手前で土砂崩れしてた所があり山荘の人達がメンテされてました。
ありがとうございます。

6/26 8:20

6/26 8:21

岳沢小屋までもう少し。

6/26 8:25

6/26 8:25

6/26 8:25

素朴だけど静かで良い感じ。

6/26 8:25

6/26 8:29

今日の行動食。
りんごのパイケーキはこの大きさで400kcal。
その分重いですがお気に入りの行動食。

6/26 8:42

雷は12時まで0％だったはず。
予報を信じて前穂に向かいます。

6/26 8:44

6/26 8:46

岳沢テント場。
10張り位しか張れなさそうですが。
運が良ければ平らな場所も。

6/26 8:50

6/26 8:54

6/26 8:57

ここら辺はまだトレッキングポール使用で進みます。

6/26 8:58

6/26 8:59

6/26 9:01

6/26 9:03

6/26 9:04

6/26 9:05

6/26 9:08

少しだけ残ってた残雪。右手側を通っていきます。

6/26 9:13

6/26 9:15

6/26 9:17

でました、ココ。
ここからは手を使う箇所が増えてくるのでトレッキングポールを仕舞って行きます。

6/26 9:21

ホントせまいですよね、ココ。
大型ザックの人は要注意。
下手すると通れないレベル。

6/26 9:24

6/26 9:25

今日初はしご

6/26 9:29

6/26 9:31

6/26 9:40

6/26 9:44

6/26 9:47

6/26 9:49

6/26 9:49

6/26 9:52

6/26 9:55

6/26 9:56

コレなんでしょう？

6/26 9:57

登山道に唯一残ってた残雪箇所。
天気が悪くカチンコチン。

6/26 9:57

トレースがない。
今日渡った人居ないのかなと思い。
今日は誰も居ないかも、と思い始める。

6/26 10:01

思いっきり蹴ってステップ作って渡りました。

6/26 10:03

2連はしご。

6/26 10:06

6/26 10:10

この時期怖いのが落石。
遠くでも落石の音がきこえます。

6/26 10:11

6/26 10:12

6/26 10:17

6/26 10:21

気が付けばガスの中。
岩も濡れてますがここら辺は足場がしっかりしてるので大丈夫。

6/26 10:26

6/26 10:32

6/26 10:33

6/26 10:39

尾根にでました。

6/26 10:41

6/26 10:41

6/26 10:43

6/26 10:43

6/26 10:44

岩場の連続の始まりです。
どうしてこんな日にグローブを忘れたんだか...。

6/26 10:45

6/26 10:47

ちょっとだけ歩き。

6/26 10:48

6/26 10:51

6/26 10:54

6/26 10:56

6/26 10:58

6/26 10:59

6/26 11:02

残念ながらここで雷鳥を目撃した事はないです。

6/26 11:03

6/26 11:05

右側狭いのですこーし危ないかな？

6/26 11:05

6/26 11:06

はしご降りたら道の脇に雪残ってました。登山道は大丈夫です。

6/26 11:08

6/26 11:11

6/26 11:11

6/26 11:12

ここから鎖がで出来ます。
が、しっかりと岩を掴んで行った方が安全かと。

6/26 11:14

6/26 11:16

6/26 11:17

6/26 11:19

最後の鎖。

6/26 11:20

振り返り。

6/26 11:21

反対側に降りて。

6/26 11:22

看板もひっくり返る程転倒、滑落注意です。

6/26 11:23

紀美子平到着。

6/26 11:23

6/26 11:23

こっからが本番です。

6/26 11:24

6/26 11:25

一歩一歩が大きい。

6/26 11:26

6/26 11:29

6/26 11:33

6/26 11:34

手を使わない所もあります。

6/26 11:35

6/26 11:36

6/26 11:37

6/26 11:39

6/26 11:39

6/26 11:40

晴れてれば雄大な景色が..。

6/26 11:41

6/26 11:42

6/26 11:44

今回の前穂の核心。
左側が崖、白丸の左を通りましたが滑るわ掴み難いわで少し苦戦。
慎重に移動して途中、降りれるかどうかを確認して通りました。

6/26 11:50

6/26 11:51

6/26 11:51

6/26 11:54

とにかく岩。
ロッククライミングでは無いですが山屋としては登りごたえは十分です。

6/26 11:55

6/26 12:02

やっと山頂の影が！

6/26 12:03

6/26 12:05

6/26 12:05

最後の登り。

6/26 12:06

その前に補給。
餅系は飲み込み辛くて失敗でした。

6/26 12:08

登頂。
真っ白。涸沢側に少し雪が残ってました。

6/26 12:09

テントが張れそうな整地された場所が2箇所。
でも確かテント場では無かったはず。

6/26 12:10

6/26 12:12

6/26 12:13

壊れたカムが捨てられてました、回収。

6/26 12:13

奥穂高方面、当然何にも見えない
吊り尾根の状態確認したかったのに。

6/26 12:34

景色が無いのは残念ですが下山開始。

6/26 12:35

登りで怖かった場所。
思わず両手に力がはいります。

6/26 12:59

紀美子平まで戻ってきました。
紀美子さん、よくこんな場所で遊んでましたね。

6/26 13:19

この後、後から突如「ア゛〜オロオロオロ」と鳴き声が。振り向くと雷鳥が降り立ちましたが岩陰に隠れて。

びっくりして心臓に悪い..もう雷鳥というか怪鳥。
泣かなければ可愛いのに。

6/26 13:32

かなりの突風でガスが巻き上げられ、

6/26 13:40

振り向けば山容が。
ほんの数秒の事でしたが嬉しかったです。

6/26 13:40

6/26 13:41

すぐに真っ白け。

6/26 13:45

6/26 13:51

ガスの世界との切れ目辺り？

6/26 13:52

岳沢小屋までまだまだ。

6/26 13:52

6/26 13:52

6/26 14:22

6/26 14:25

右からおりました。

6/26 14:43

行きでポールを仕舞った狭い所まで戻ってきました。

6/26 15:12

岳沢小屋から。
バスターミナルまで後2時間で下りなければと少し焦り早足で。

6/26 15:14

行きにはなかったロープが。
小屋の方々ありがとうございます。

6/26 15:14

この後5メートル程進んだらガラガラ大きなと音が。
ここからまた崩れました。

6/26 15:59

優しいスポットクーラーみたいな感じ。

6/26 16:14

もう少し、と言う所で雨が降ってきました。

6/26 16:24

岳沢登山口を越えて河童橋へ。

6/26 16:35

上高地の後側だけ晴れてた...

6/26 16:36

残すはジャン周辺のみ。いつになるやら..いつかは。

6/26 16:37

もう閉まりかけてました。

6/26 16:37

6/26 16:46

今回の装備。
モンベルのクロスランナー7ℓとサコッシュ、ブラックダイヤモンドの折り畳み式ポール。

撮影機器：

iPhone XR 64GB SIMフリー Apple

感想

gakunemo

直前のてんくらはC、だけどふもとの天気は曇りと晴れ。
発雷確率も昼まで0％。
もしかしたら山は風が強くてCになってるだけかもと思い、もし土砂降りになったり雷が鳴り出したら即下山しようとルールを決めて上高地入り。
スタートいきなりバスの中でグローブを忘れた事に気づき愕然とする。
グローブを忘れたのは初、よりによって前穂高でなんて。売店に軍手が売ってたような..まだ閉まってました。
雨降ってるしグローブ忘れたし、周りに人居ないしでテンションあがらず。
上見上げてもガスしか見えず景色が見えないのは分かってて、土砂降りになるかもしれないし、なんで登りに来たんだろうって色々考えながらどのタイミングで引き返そうか迷ってました。

登山道上の残雪にもトレースが無く、もしかしたら今前穂に登ってるのは自分だけかも知れない、そう思ったら心細くなり精神的にきてました。
が、途中1人の登山者とすれ違い話しを聞く事で元気が出てやる気全開。

お陰様で無事登頂、下山出来ました。
しかし素手で登ったせいで手がヒリヒリ。
うっすら切れてる箇所もあり、今や定番のアルコール消毒でしみて痛いのなんの。
グローブは2度と忘れまいと心に誓いました。

前穂高登る方、グローブ推奨します笑
今回は日帰りで行きましたがタイムコースでバスの最終ギリギリ位なので（休憩1時間程度含む）
行きの岳沢小屋まででコースタイムを巻けてないと恐らく厳しいでしょう。
体力に自信のある方以外はやめた方が良いかと。
個人観ですが穂高4座の中では1番キツいです。
後狭い箇所があるので大型ザックもやめた方が良いかと。

景色は見れませんでしたが良い経験になりました。