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Yamareco

記録ID: 4436859
全員に公開
ハイキング
中央アルプス

鳩打峠から烏帽子岳・池の平山へ【アルプスの絶景は濃霧の中】

2022年06月26日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
08:57
距離
12.7km
登り
1,359m
下り
1,359m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:05
休憩
1:45
合計
8:50
5:33
89
7:02
7:07
19
烏帽子岳展望地
7:43
7:45
64
8:49
8:57
49
9:46
10:13
42
10:55
11:02
41
11:43
11:43
11
13:26
13:41
35
14:16
14:19
4
14:23
ゴール地点
天候 曇り 稜線は濃霧
【気温】
登山口:18℃  池の平山:13℃  飯島ルート分岐:16℃  小八郎岳:23℃
過去天気図(気象庁) 2022年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
松川IC→「松川インター」を左折し県道15号で中荒町を左折→
高速をくぐり舗装された小八郎林道で鳩打峠へ向い、峠手前の駐車場を
利用。(簡易トイレが二基設置)

《中荒町で「烏帽子岳登山口」への案内看板に従って林道へ入ると、
 所々に懸る小さなプレートが登山口へ導いてくれます。》
コース状況/
危険箇所等
以前からナギの名称が混乱していましたが、個人的には飯島ルート分岐の
南側が「シロナギ」、西側が「セキナギ」と区別しています。
《鳩打峠登山口》
小雨の中を出発。
2022年06月26日 05:30撮影 by  Canon IXY DIGITAL 910 IS, Canon
3
6/26 5:30
《鳩打峠登山口》
小雨の中を出発。
コアジサイ
2022年06月26日 06:05撮影 by  Canon IXY DIGITAL 910 IS, Canon
2
6/26 6:05
コアジサイ
《清水坂》
小八郎岳の捲き道に現れる浅い谷地形の急坂にも名前が付きましたね。
2022年06月26日 06:07撮影 by  Canon IXY DIGITAL 910 IS, Canon
3
6/26 6:07
《清水坂》
小八郎岳の捲き道に現れる浅い谷地形の急坂にも名前が付きましたね。
今年もすでに笹刈りされたんですね、感謝です。
2022年06月26日 06:30撮影 by  Canon IXY DIGITAL 910 IS, Canon
4
6/26 6:30
今年もすでに笹刈りされたんですね、感謝です。
ギンリョウソウ
2022年06月26日 07:04撮影 by  Canon IXY DIGITAL 910 IS, Canon
4
6/26 7:04
ギンリョウソウ
《烏帽子岳展望地》
シロナギ の下部から烏帽子岳南面を展望。
2022年06月26日 07:06撮影 by  Canon IXY DIGITAL 910 IS, Canon
5
6/26 7:06
《烏帽子岳展望地》
シロナギ の下部から烏帽子岳南面を展望。
崩壊が進んだのか、シロナギの縁を捲くように新しい道が付けられていた。
2022年06月26日 07:13撮影 by  Canon IXY DIGITAL 910 IS, Canon
3
6/26 7:13
崩壊が進んだのか、シロナギの縁を捲くように新しい道が付けられていた。
飯島ルート分岐、ここが最後の平坦地だ。
2022年06月26日 07:28撮影 by  Canon IXY DIGITAL 910 IS, Canon
1
6/26 7:28
飯島ルート分岐、ここが最後の平坦地だ。
《セキナギ》
崩壊地のTOPから覗き込む。
2022年06月26日 07:55撮影 by  Canon IXY DIGITAL 910 IS, Canon
6
6/26 7:55
《セキナギ》
崩壊地のTOPから覗き込む。
ゴゼンタチバナは夏の花だ。
2022年06月26日 08:02撮影 by  Canon IXY DIGITAL 910 IS, Canon
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6/26 8:02
ゴゼンタチバナは夏の花だ。
《地藏平》
ここにも新しい地名板が付けられ、新しいお地蔵さまが安置されていた。
2022年06月26日 08:03撮影 by  Canon IXY DIGITAL 910 IS, Canon
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6/26 8:03
《地藏平》
ここにも新しい地名板が付けられ、新しいお地蔵さまが安置されていた。
アスレチックな岩場には梯子が付きました。
2022年06月26日 08:42撮影 by  Canon IXY DIGITAL 910 IS, Canon
4
6/26 8:42
アスレチックな岩場には梯子が付きました。
振り返ると片桐松川に懸かる片桐ダムが。
2022年06月26日 08:46撮影 by  Canon IXY DIGITAL 910 IS, Canon
2
6/26 8:46
振り返ると片桐松川に懸かる片桐ダムが。
《烏帽子岳》
池の平山さえも見えない・・・、展望はこれで精一杯。
(三角点名:烏帽子嶽「えぼうしたけ」)
2022年06月26日 08:58撮影 by  Canon IXY DIGITAL 910 IS, Canon
5
6/26 8:58
《烏帽子岳》
池の平山さえも見えない・・・、展望はこれで精一杯。
(三角点名:烏帽子嶽「えぼうしたけ」)
樺とシラビソの尾根を池の平山へ向かう。
2022年06月26日 09:28撮影 by  Canon IXY DIGITAL 910 IS, Canon
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6/26 9:28
樺とシラビソの尾根を池の平山へ向かう。
足元には霧に濡れたゴゼンタチバナが。
2022年06月26日 09:46撮影 by  Canon IXY DIGITAL 910 IS, Canon
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6/26 9:46
足元には霧に濡れたゴゼンタチバナが。
《池の平山》
散る寸前のミツバオウレン。
2022年06月26日 09:55撮影 by  Canon IXY DIGITAL 910 IS, Canon
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6/26 9:55
《池の平山》
散る寸前のミツバオウレン。
《池の平山》
草原のような山頂でとうとう霧雨に濡れてしまった。
今回はここで引き返そう。
2022年06月26日 09:57撮影 by  Canon IXY DIGITAL 910 IS, Canon
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6/26 9:57
《池の平山》
草原のような山頂でとうとう霧雨に濡れてしまった。
今回はここで引き返そう。
《池の平山》
マイヅルソウ
2022年06月26日 09:59撮影 by  Canon IXY DIGITAL 910 IS, Canon
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6/26 9:59
《池の平山》
マイヅルソウ
《池の平山》
艶やかなコイワカガミ
2022年06月26日 10:01撮影 by  Canon IXY DIGITAL 910 IS, Canon
3
6/26 10:01
《池の平山》
艶やかなコイワカガミ
林床と一体化したような古木。
2022年06月26日 10:22撮影 by  Canon IXY DIGITAL 910 IS, Canon
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6/26 10:22
林床と一体化したような古木。
コイワカガミの群落
2022年06月26日 10:31撮影 by  Canon IXY DIGITAL 910 IS, Canon
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6/26 10:31
コイワカガミの群落
樺の林
2022年06月26日 10:36撮影 by  Canon IXY DIGITAL 910 IS, Canon
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6/26 10:36
樺の林
展望岩場から見る烏帽子岳山頂。
2022年06月26日 10:43撮影 by  Canon IXY DIGITAL 910 IS, Canon
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6/26 10:43
展望岩場から見る烏帽子岳山頂。
烏帽子岩を仰ぐ。
2022年06月26日 11:04撮影 by  Canon IXY DIGITAL 910 IS, Canon
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6/26 11:04
烏帽子岩を仰ぐ。
《セキナギ》
荒々しい眺めの奥に小八郎岳が望める。
2022年06月26日 11:35撮影 by  Canon IXY DIGITAL 910 IS, Canon
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6/26 11:35
《セキナギ》
荒々しい眺めの奥に小八郎岳が望める。
マイヅルソウ
2022年06月26日 11:42撮影 by  Canon IXY DIGITAL 910 IS, Canon
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6/26 11:42
マイヅルソウ
食事も済んだし、のんびり下ろう。
2022年06月26日 12:27撮影 by  Canon IXY DIGITAL 910 IS, Canon
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6/26 12:27
食事も済んだし、のんびり下ろう。
展望を期待して小八郎岳にも寄っていこう。
2022年06月26日 13:14撮影 by  Canon IXY DIGITAL 910 IS, Canon
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6/26 13:14
展望を期待して小八郎岳にも寄っていこう。
蝋細工のようなギンリョウソウ。
2022年06月26日 13:19撮影 by  Canon IXY DIGITAL 910 IS, Canon
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6/26 13:19
蝋細工のようなギンリョウソウ。
《小八郎岳》
眼下に広がる松川の市街地と、相変わらず雲の中の伊那山地と南アルプス方面。
2022年06月26日 13:30撮影 by  Canon IXY DIGITAL 910 IS, Canon
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6/26 13:30
《小八郎岳》
眼下に広がる松川の市街地と、相変わらず雲の中の伊那山地と南アルプス方面。
《小八郎岳》
烏帽子岳までの登山ルートが良くわかる眺めだ。(三角点名:小八郎岳)
2022年06月26日 13:32撮影 by  Canon IXY DIGITAL 910 IS, Canon
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6/26 13:32
《小八郎岳》
烏帽子岳までの登山ルートが良くわかる眺めだ。(三角点名:小八郎岳)
烏帽子岳との分岐下に成人した小四郎が。なかなかユニークな道標ですね。誕生した小一郎〜御爺さん小七郎まで続くようです。
2022年06月26日 14:01撮影 by  Canon IXY DIGITAL 910 IS, Canon
2
6/26 14:01
烏帽子岳との分岐下に成人した小四郎が。なかなかユニークな道標ですね。誕生した小一郎〜御爺さん小七郎まで続くようです。
シロバナニガナ
2022年06月26日 14:10撮影 by  Canon IXY DIGITAL 910 IS, Canon
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6/26 14:10
シロバナニガナ
鳩打峠に下山終了。
2022年06月26日 14:19撮影 by  Canon IXY DIGITAL 910 IS, Canon
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6/26 14:19
鳩打峠に下山終了。
撮影機器:

感想

久し振りにしっかり歩きたくなり、念丈岳までピストンしようと
意気込んで鳩打峠に到着するが、駐車場の前に広がるはずの南アルプスは
厚い雲に覆われ、小雨が降り始めた。
出鼻をくじかれてしまったが、雨具を着込むほどでもないのでそのまま
登山口をくぐる。

樹林に覆われた登山道で雨を感じることなく小八郎岳の捲き道に入り、
尾根下から谷地形の登りにかかると「清水坂」の看板が付けられていた。
その後尾根に合流するとすでに笹刈は行われ、整備用の物置やベンチが
設けられたり、シロナギの縁には新しく捲き道が付けれたりと、
かなり整備が進んでいた。
シロナギのTOPから望む大島山辺りから南アルプス南部にかけての展望も
楽しみだったが崩壊が進んだのだろうか?

烏帽子岳までの中間地点を過ぎた飯島ルート分岐から西向きの尾根に
入り、やがて荒々しいセキナギの縁を辿るように登ると一気に
展望が広がる。尾根筋から谷底まで一気に崩落したセキナギ、
飯島ルート分岐のピーク、尾根の先に見える小八郎岳や片桐ダム、
しかし肝心の南アルプスの絶景は雲の中だ。これでは稜線での展望にも
恵まれず、黙々と念丈岳まで歩く事になるんだろうか・・・。

セキナギを過ぎ、益々足場が悪くなった急斜面を登り続け、
やがて正面に現れた山頂と間違えそうな烏帽子岩を捲き終えると
全方位に遮る物が無い烏帽子岳山頂に飛び出すが、濃い霧が周囲の展望を
を閉ざしていた。

さすがに稜線の風は肌寒さを感じるほどで、展望もさっぱりの山頂に
長居はつらいので早々に稜線を西へ向かい池の平山に到着すると
草原のような山頂は濃霧に囲まれ、厚い雲から霧雨が落ちてきた。
しばらく様子を見ようと行動食を頬張っていると、午後近くに好転する
予報の天気も悪化する一方で、徐々に下がっていたモチベーションは
完全に切れてしまい念丈岳までピストンする気力は失せてしまった。

そうなれば時間はたっぷりあるので足元に咲く花や、樺やシラビソと
笹が創り出す林の雰囲気を楽しみながら戻った飯島ルート分岐の平坦地で
ゆっくりと昼食を摂り、展望を楽しみに小八郎岳にも立ち寄ってみたが
相変わらず伊那山地も南アルプスも雲の中だったが、振り返る烏帽子岳はまさしく烏帽子そのもので霧の晴れ間にルートの全貌を見せてくれた。

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コメント

onetotaniさん、こんにちは。

久しぶりのアルプス、お天気あいにくでしたね。
荒々しいセキナギ、柔和な池の平山の景観など
変化が楽しそうなお山だけに
残念です。
次回こそお天気に恵まれますように。
2022/6/29 19:37
komakiさん 今晩は。
展望が期待薄なのは想定内でしたが、雨具を着込んでまで念丈岳をピストンする
根性はありませんでした。

制約の多い毎日が続いていますので、遠征めいたお山はなかなか行けそうに
ないだけに残念な日になりました。
2022/7/1 20:27
プロフィール画像
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