日原川本流(孫惣谷出合〜大雲取谷・長沢谷出合)遡行
- GPS
- 06:47
- 距離
- 11.0km
- 登り
- 850m
- 下り
- 854m
コースタイム
- 山行
- 6:10
- 休憩
- 0:30
- 合計
- 6:40
天候 | 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2022年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・日原川本流は、泳ぎやへつりの難所はない。(1956年の「東京附近沢歩き」では数々の難所が挙げられているが、林道工事等の影響で埋まり容易になったと考えられる) ・大魚留滝は直登は難しいが、滝の水流のすぐ右をVI-程度で登れる。さらに右に残置ハーケンがあるが、フリーでの登攀は困難。 ・小魚留滝は水流の右の凹角をフリーでIV-程度。古そうな残置ハーケンあり。滝壺は深そうに見えて浅い。 |
その他周辺情報 | 大魚留滝の別名:白滝(「日原を繞る山と谷」真鍋健一、1942) |
写真
装備
備考 | ぬめり多くフェルトソール推奨 ロープは30mハーフ1本でOK |
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感想
国立国会図書館デジタルコレクションが自宅で見られるようになり、そこで見つけた「東京附近沢歩き」、この中で絶賛されているのに近年の記録が殆どない(唯一山登魂の記録のみあり:下記)日原川本流が気になって、暑い平日に行ってみた。
https://yama-to-damashii.outdoor.cc/20120707_nippara/01.htm
昭和20年代当時は沢通しに遡行できないところもあったとのことだが、連日の晴れで水が少なかったのか、林道工事や台風等で埋まったのか、難所らしい難所もなくさくさく進めて物足りない。
だが、大魚留滝は難しかった。最初、右端をフリーソロしようとしたが想像より難しく断念、残置ハーケンも見つけたのでロープを引いて登ろうとするが、それでも案外厳しくクライムダウン。
荷物を置いてトライしても駄目で、水流のすぐ右に新たな可能性を見出すも、リスが乏しくハーケンが決まらない。仕方がないのでフリーソロでトライするが、一手が悪く3度ほどクライムダウンし、最後に漸く良いホールドを取ることができて、登れた。これほど何度もクライムダウンして再トライした滝、初めてかもしれない。
フォローは完全ゴボウ。
その後はまた割合平凡で、次の難所は小魚留滝。滝壺が厳しそうだったのでフローティングロープを引いて本気で泳ごうとしたが、浅くて拍子抜け。右の凹角は適度な難易度で楽しく登れたが、yoriponは疲れていてゴボウになった。
その後は何もなく、意外と面倒な斜面を詰めて林道へ。長々林道を歩いて下山。
【総評】
期待したような難渓ではなかったが、大魚留滝と小魚留滝を除けばウォーターウォーキングには良い沢。水は綺麗ではないが、奥多摩らしいゴルジュの渓相は悪くなく、暑い日に一度は行ってみても良いと思う。2級程度か。
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