高畑山・倉岳山・高柄山(秀麗富嶽十二景&山梨百名山)


- GPS
- 07:23
- 距離
- 19.9km
- 登り
- 1,626m
- 下り
- 1,707m
コースタイム
7:25 ゲート
7:45 石仏
8:35-8:45 高畑山(981.9m)
9:05 穴路峠
9:25-9:50 倉岳山(990.1m)
10:10 立野峠
10:15 細野山(838m)
10:35 鳥屋山(808m)
11:00 舟山(818m)
11:10 寺下峠
11:40 矢平山(860.2m)
12:05 大地峠
12:10 大丸
12:40 千足峠
12:50-13:00 高柄山(733.2m)
13:10 千足峠
13:40 林道終了
14:15 四方津駅
天候 | 快晴!!! |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
6:44 中央本線鳥沢駅 (復路】 14:30 中央本線四方津駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【鳥沢駅〜高畑山〜倉岳山】 鳥沢駅から国道20号線を東進すると、高畑山への案内標示が現れます。 その後も案内標示に従って住宅地を抜けていくと、ゲートが現れ、登山道開始となります。 しばらく沢沿いの樹林帯を進むと、石仏からは九十九折の道となり、徐々に高度を上げていきます。 緩やかな道の後、樹林帯及び尾根筋の登りを堪えると、高畑山山頂に到着します。 高畑山は、南側が開けており、富士山を間近に望むことができます。 高畑山から尾根を東に進み、高度を下げていくと、天神山に到着します。 天神山は、北面のみ眺望がありますが、小金沢連嶺や扇山、百蔵山を眺めることができます。 穴路峠を過ぎ、幾度かの登りを経て尾根に出ると、倉岳山はすぐです。 倉岳山は、北面は大菩薩系、南西に富士山を望むことができます。 山頂にはベンチもあり、高畑山よりも広く、休憩場所に適しています。 【倉岳山〜高柄山】 倉岳山から東へと高度を下げていくと、立野峠に到達します。 立野峠から北へ進むと梁川駅へと下ることができますが、今回は高柄山を目指して引き続き東進します。 立野峠からは、基本的に緩やかに下って行く道ですが、細野山(838m)、鳥屋山(808m)、舟山(818m)のそれぞれの手前で登り返しがあります。 寺下峠を過ぎ、矢平山へ向けては、ロープがかけられた岩の多い急登を越えていきます。 矢平山から高度を下げて新大地峠に至り、一度車道を横断して先へと進みます。 下り基調で進むと千足峠に到達し、そこから少し登ると、高柄山へ到着します。 高柄山山頂は、それほど広くはありませんが、北面及び南面の一部からの眺望があります。 【高柄山〜四方津駅】 高柄山から下って千足峠まで戻り、四方津駅を目指して下って行きます。 千足峠から、細い九十九折の急坂を下っていくと、沢沿いの道となり、何度かの徒渉の後、舗装路へと到達します。 舗装路歩きでは、何度か登り返しがありますが、橋を越えてしばらく歩くと、線路近くの道となり、駅西側から線路下をくぐり抜けて四方津駅へと到着します。 |
写真
感想
【計画】
天気予報によると、土日ともに晴天。
本来であればテント泊でもしたいところ、日曜に所用があるため、日帰り山行にせざるを得ない。
ここで思い出したのが、「山と渓谷」の昨年11月号。
駅と駅を繋いで歩くルートが紹介されており、そのうちの一つとして、秀麗富嶽十二景の高畑山・倉岳山が取り上げられていた。
この二山は、昨年のほぼ同じ時期に友人と一緒に訪れたが、富士山に雲がかかってしまい、秀麗富嶽としての本領発揮といかなかったため、いつか再挑戦したいと考えていた。
そして、この二山をずっと東進すると、そこには山梨百名山の高柄山の名前が。
これは一挙に踏破する絶好の機会であると考え、本山行を計画した。
【秀麗富嶽十二景】
高畑山及び倉岳山は、いずれも秀麗富嶽十二景の9番山頂に名を連ねている。
高畑山のほうが富士山に近いため、やや大きく姿をとらえることができる。
一方、倉岳山は、北面の眺望も開けているため、小金沢連嶺等の眺めもよく、また、中央本線の撮影スポットでもある。
山頂は、倉岳山のほうが広く、行程的にも休憩場所に最適である。
この日は先を急いでいたのであまりゆっくりはできなかったが、雲一つない天気の下、コーヒーを飲みながら富士山を堪能することができた。
【山梨百名山:高柄山へ】
前回は、立野峠から梁川駅へと下ったため、立野峠から東は未知の行程となる。
立野峠からの道は、地図上はどちらに進んでも所要時間は同じだが、何度もアップダウンを繰り返す道となっており、それなりに体力を消耗する。
また、樹林帯に覆われて眺望がほとんどないことも、精神的に堪える。
矢平山西側は、幾度かの急登を越える必要があり、その一部は、岩が露出しロープがかけられている。
三点確保ができれば基本的にロープを掴む必要はない程度である。
それからも何度か登り下りを繰り返し、高柄山へと到着。
それほど広くない山頂だが、北面の眺望が開けている。
【好調?不調?】
ここのところ、大型ザックでの山行が続いていたところ、久し振りにリッジ40の出番となった。
久し振りに背中を任せた相棒は、フィット感が抜群で、足取りも軽くテンポ良く進むことができた。
重いザックを背負っての山行や高地を歩いたことによる成果かと、調子に乗って進んでいたところ、矢平山直前あたりから、左膝横に違和感を感じ始め、それは痛みへと変化。
特に下る際に、膝を曲げると痛みが走る状態。
今回の山行の目的の一つたる山梨百名山を目前にして、進退に悩みつつも、撤退先は四方津駅しかないため、様子を見ながら高柄山を目指し続けた。
高柄山へはたどり着いたものの、当初の計画どおりに上野原駅へと下りるのは困難と判断し、千足峠まで戻り、四方津駅へと下りることとした。
【密かに…】
高柄山を踏破したところで、山梨百名山のリストを確認してみたところ、25座目であることがわかった。
道志や御坂などの未踏の地や、南アルプスなど、登ってみたい山はたくさんある。
倉岳山でご一緒した方からは、杓子山が非常に良いと伺った。
登りたい山を楽しみつつ、山梨百名山の踏破数も増やしていければと思う。
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