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Yamareco

記録ID: 4450552
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ハイキング
朝日・出羽三山

月山 (八合目→姥沢)

2022年07月02日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
03:32
距離
8.6km
登り
655m
下り
529m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
3:06
休憩
0:26
合計
3:32
8:23
9
月山八合目
8:32
8:33
36
9:09
9:09
8
9:17
9:17
9
9:26
9:27
21
9:48
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25
10:13
10:27
2
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3
10:39
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5
10:44
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31
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11:17
14
11:31
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9
11:40
11:41
14
天候 曇のち晴。早朝は低層の雲に上部をすっぽり覆われていた月山でしたが、次第に雲が取れて晴れ間がのぞくようになりました。風が止まると暑いです。
過去天気図(気象庁) 2022年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
●東京から鶴岡までは夜行バス利用。鶴岡のバスターミナルで路線バスに乗り継ぎ、終点の月山八合目で下車。この路線バスはやや小ぶりな車1台で、途中の隋神門や休暇村等から乗車する方もおられ、最後は立席満員。羽黒山から先の急坂を冷房オフで頑張って登っていました。
●下山に月山ペアリフトを利用しました。このリフトは乗車時間が14分と長く、またリフト山麓駅から姥沢バス停へも徒歩で10分弱を要します。バスの出発が迫っている場合は要注意です。
●姥沢バス停からは西川町営バス姥沢線で西川バスストップへ。これは山形自動車道西川IC近くにある高速バス乗り場でして、ここから山形、仙台、鶴岡等へ行けます。なお、町営バスを道の駅にしかわで途中下車すると、食堂や日帰り湯(水沢温泉館)が揃っていて便利です。
コース状況/
危険箇所等
●八合目側は、仏生池小屋手前と頂上手前に緩勾配の残雪帯あり。自分が通過した時刻には柔らかくなっていたのでフラット足で行きましたが、早朝は硬いかもしれません。
●姥沢側は牛首付近の標高1700m前後に断続的な残雪帯がありますが、これもフラット足。
●月山ペアリフト頂上駅すぐ上の雪面(スキーゲレンデのすぐ横を歩きます)はやや急なので、軽アイゼンを履いて降りました。
●夏道に危険箇所はないと思います。全体に石が多くて足運びに気を遣わされますが…
その他周辺情報 鶴岡市羽黒町観光協会のブログ過去記事に、羽黒山から月山への旧登山道沿いにあった小屋の話が写真付きで紹介されています。八合目小屋は御田原参籠所となり、九合目仏生池小屋と頂上小屋は残り、七合目より下は全部姿を消した、というお話。昔の月山登山はこうだったのかと、勉強になりました。
http://hagurokankoblog.sblo.jp/s/article/45938235.html
月山八合目。早朝鶴岡から見上げたときよりも雲が薄くなってきました。青空を期待しつつ出発。
2022年07月02日 08:18撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
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7/2 8:18
月山八合目。早朝鶴岡から見上げたときよりも雲が薄くなってきました。青空を期待しつつ出発。
庄内平野がガスに見え隠れしています。大きな駐車場はほぼ満車でした。
2022年07月02日 08:25撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
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7/2 8:25
庄内平野がガスに見え隠れしています。大きな駐車場はほぼ満車でした。
弥陀ヶ原ではニッコウキスゲがぽつぽつと咲いていました。
2022年07月02日 08:29撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
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7/2 8:29
弥陀ヶ原ではニッコウキスゲがぽつぽつと咲いていました。
御田原神社と参籠所(画面右)。ここでも御朱印やお守り等をいただけます。
2022年07月02日 08:32撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
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7/2 8:32
御田原神社と参籠所(画面右)。ここでも御朱印やお守り等をいただけます。
月山に向けてゆるゆると登りながら弥陀ヶ原を振り返ったところ。
2022年07月02日 09:07撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
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7/2 9:07
月山に向けてゆるゆると登りながら弥陀ヶ原を振り返ったところ。
この日最初の残雪が現れました。照り返しが目にまぶしいです。
2022年07月02日 09:10撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
7/2 9:10
この日最初の残雪が現れました。照り返しが目にまぶしいです。
残雪を渡り切ってしばらく行くと九合目仏生池小屋に出ます。正面のオモワシ山の左肩を巻くようにして進むと、やがて月山本峰がガスの中にちらほらと見えてきました。
2022年07月02日 09:25撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
7/2 9:25
残雪を渡り切ってしばらく行くと九合目仏生池小屋に出ます。正面のオモワシ山の左肩を巻くようにして進むと、やがて月山本峰がガスの中にちらほらと見えてきました。
ヒナザクラです。初めて見ました。
2022年07月02日 09:41撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
7/2 9:41
ヒナザクラです。初めて見ました。
コバイケイソウ。
2022年07月02日 09:41撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
7/2 9:41
コバイケイソウ。
まだ新鮮なハクサンイチゲです。このほかハクサンフウロ、ハクサンチドリ、アオノツガザクラ、ウラジロヨウラク、シラネアオイ、イワカガミ、ショウジョウバカマ、チングルマ、上部ではミヤマウスユキソウ、ミヤマキンポウゲ、ミヤマシオガマ、ヨツバシオガマなどが見られました。
2022年07月02日 09:52撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
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7/2 9:52
まだ新鮮なハクサンイチゲです。このほかハクサンフウロ、ハクサンチドリ、アオノツガザクラ、ウラジロヨウラク、シラネアオイ、イワカガミ、ショウジョウバカマ、チングルマ、上部ではミヤマウスユキソウ、ミヤマキンポウゲ、ミヤマシオガマ、ヨツバシオガマなどが見られました。
頂上直下の残雪帯です。進路を失わないようロープが張られています。
2022年07月02日 10:08撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
7/2 10:08
頂上直下の残雪帯です。進路を失わないようロープが張られています。
月山神社が見えてきました。その前に、山頂(画面右上端)に立ち寄ります。
2022年07月02日 10:14撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
7/2 10:14
月山神社が見えてきました。その前に、山頂(画面右上端)に立ち寄ります。
月山頂上です。正面奥が月山神社なのですが尾根を進むことはできず、画面左下の残雪帯に戻ってから再び前進します。
2022年07月02日 10:16撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
7/2 10:16
月山頂上です。正面奥が月山神社なのですが尾根を進むことはできず、画面左下の残雪帯に戻ってから再び前進します。
着きました、月山神社。小さな山のお社に見えますが、戦前は東北地方唯一の官幣大社で、その流れか今でも東国総鎮護、東北総鎮守を謳っています。御朱印をいただきました。
2022年07月02日 10:36撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
7/2 10:36
着きました、月山神社。小さな山のお社に見えますが、戦前は東北地方唯一の官幣大社で、その流れか今でも東国総鎮護、東北総鎮守を謳っています。御朱印をいただきました。
山頂でクロユリの花を探すことを忘れるという大ポカをやりましたが、それはまたの課題に。頂上小屋の前を通って鍛冶月光の坂を下ると、姥沢へと至る大きくて広い谷が見えてきました。雪がたくさん残っています。
2022年07月02日 10:51撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
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7/2 10:51
山頂でクロユリの花を探すことを忘れるという大ポカをやりましたが、それはまたの課題に。頂上小屋の前を通って鍛冶月光の坂を下ると、姥沢へと至る大きくて広い谷が見えてきました。雪がたくさん残っています。
残雪の上端を縫うようにして稜線沿いを進んでいきます。
2022年07月02日 11:08撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
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7/2 11:08
残雪の上端を縫うようにして稜線沿いを進んでいきます。
月山を振り返ったところ。頂上(画面左上)が青空に映えます。東北らしい悠揚とした山です。
2022年07月02日 11:20撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
7/2 11:20
月山を振り返ったところ。頂上(画面左上)が青空に映えます。東北らしい悠揚とした山です。
石畳の道。月山と湯殿山を結ぶ信仰の道であったことを思い出させられました。
2022年07月02日 11:25撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
7/2 11:25
石畳の道。月山と湯殿山を結ぶ信仰の道であったことを思い出させられました。
画面右上のP1688の左肩を巻くようにして、姥ヶ岳への道は続きます。
2022年07月02日 11:28撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
7/2 11:28
画面右上のP1688の左肩を巻くようにして、姥ヶ岳への道は続きます。
金姥の分岐です。姥ヶ岳は左。右は湯殿山方面ですが、現在残雪のため通行止。
2022年07月02日 11:31撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
7/2 11:31
金姥の分岐です。姥ヶ岳は左。右は湯殿山方面ですが、現在残雪のため通行止。
姥ヶ岳頂上。といってもピークは顕著ではなく、湿原のようです。
2022年07月02日 11:40撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
7/2 11:40
姥ヶ岳頂上。といってもピークは顕著ではなく、湿原のようです。
姥ヶ岳から広い尾根を下っていくと、月山湖と朝日連峰が眼前に大きく広がりました。
2022年07月02日 11:41撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
7/2 11:41
姥ヶ岳から広い尾根を下っていくと、月山湖と朝日連峰が眼前に大きく広がりました。
あと一息でリフト頂上駅というところで大きな雪面が。ここは営業中のスキー場の左端をロープに沿って下るのですが、そこそこの急勾配でした。坂の途中に穴があったりもしますので、軽アイゼンやチェンスパを履くのが無難かと。
2022年07月02日 11:44撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
7/2 11:44
あと一息でリフト頂上駅というところで大きな雪面が。ここは営業中のスキー場の左端をロープに沿って下るのですが、そこそこの急勾配でした。坂の途中に穴があったりもしますので、軽アイゼンやチェンスパを履くのが無難かと。
リフト山頂駅に下りてきました。花よし雪よし眺望よしの、歩いていて楽しいお山でした。
2022年07月02日 11:57撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
7/2 11:57
リフト山頂駅に下りてきました。花よし雪よし眺望よしの、歩いていて楽しいお山でした。
撮影機器:

感想

登るなら月山神社が開いている間に、と考えていて後回しになっていた月山。自分にとって、東北地方の深田百名山の最後の一峰となりました。車道がかなり上まで上がっているためコンパクトに登れますが、それでも名山のエッセンスがぎゅっと詰まっているのを感じます。今回行けなかった湯殿山口も、また肘折口もいつか歩いてみたいと思います。

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ハイキング 朝日・出羽三山 [日帰り]
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利用交通機関:
技術レベル
1/5
体力レベル
1/5

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