大洞川荒沢谷


- GPS
- 13:06
- 距離
- 22.8km
- 登り
- 920m
- 下り
- 926m
コースタイム
天候 | 晴 一時雷雨(両日ともに11時ごろ) |
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過去天気図(気象庁) | 2022年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
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写真
装備
備考 | ドライレイヤーの新品長袖着用 →最後は少し寒かった →丹波川本流はウェットスーツが必要かも ソフトシェル+シュラフカバー →少し寒いが許容範囲(ゆたんぽ作れば北アルプスでも行けそう) 各自、240、120が1本ずつで十分 20m&30mを持参 →20mよりも、違う色の30mの方が良い フェルトで正解 |
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感想
メンバー:4年 大佐古、田中
3年 野本
2年 高橋、藤田
新人 高木、弘中
目的: 沢中泊と沢下降の経験を積む
夏合宿へ向けた訓練山行第一弾。新人を含めた7人で荒沢谷へ。高木は3回目、弘中は2回目の沢登りだった。
西武秩父駅から8:30発のバスに乗り込む。ほぼ全員が、雲取山の登山者。私たちは秩父湖〜三峯神社の自由乗降区間で降車予定だったにもかかわらず、誤って車両の後方に座ってしまった。乗客の方全員に協力していただき、なんとか下車。ご迷惑おかけし、申し訳ございませんでした。
炎天下の中、林道を1時間40分ほど歩く。奥へ進むと涼しくなるが、同時に雷鳴も聞こえ始める。荒沢橋に到着した11時半ごろには頻繁に鳴っていた。
強いにわか雨の可能性があるなか、新人と7人で行動することに不安があったので、入渓それ自体も少し迷う。結局、巻けるところは全て巻き幕営予定地まで進むことに。井戸淵手前までは、特に難所もなく踏み跡も明瞭。沢に降りたり巻いたりを繰り返した。
井戸淵は右岸の小沢から狼谷へ高巻く。私たちは小沢を少ししか登らずにトラバースをはじめたため、尾根の急斜面を登降するはめに。小沢で標高をもう少しあげ、沢間の尾根の小コルに合流すれば安全だった(下降時はそちらを利用)。小コルからは懸垂組とフィックロープ使用組に別れ、狼谷出合へ復帰。フィックス組が通過した泥壁のトラバースでは弘中が落ちかける。面倒だったがロープを出しておいてよかった。
出合以降は、簡単な小滝をいくつか越え、方角が西へ大きく変わる地点で幕営。本来、泳ぎを交えたゴルジュ突破が楽しめるはずだったが、普通の登山に近づいてしまった。渋い。
湿りきった薪を集め、タープを張ってご飯を食べて就寝。焚き火はつくはずもなく、高橋のロールペーパー丸々一本を灰にしただけだった。ほとんど巻いたにもかかわらず、ルート本の1.3倍強の時間がかかっていたので、雷雨も考慮すると行程の完遂は難しいと判断。翌日は幕営地からロープワークの練習を交えつつ、荒沢橋へ戻ることにした。テントも一応持っていたのでタープ4人、テント3人に分かれて就寝。ソフトシェルとシュラフカバーだけだとほんの少し寒かった。
3時半に起床。新人が乾燥米を古い生米と勘違いし、前夜に水に浸けてしまっていた。そのため朝食は雑炊に(味つけはほぼ0)。野本の差し入れビビンバ&焼き鳥丼の素がなかったらしんどかった。沢内部は4時半過ぎには明るくなる。私たちは5時過ぎに出発。錬成帰りの新人は準備や食当などの生活様式が錬成仕様になっているイメージだったが、弘中にはその名残すらなく、ゆっくり雑だった。
井戸淵の巻きは、昨日同様フィックスを張って通過。高木がガッツリ落ちた。確保がなかったら死んでいただろうが、動揺した様子もなく冷静に復帰していた。結局幕営地〜井戸淵の高巻きで1時間半ほどかかってしまった。
井戸淵の下流側に復帰後、一橋ワンゲルとお会いした。おそらく菅ノ平で幕営していたのだろう。井戸淵は巻かないとのこと。ついて行きたかった。
ベンガラの滝上ゴルジュは踏み跡で高巻き、ベンガラの滝の落ち口付近に懸垂下降。踏み跡をたどってもよかったが、新人を含めて技術の確認をしたかったので、あえて実施。その後も意識的に水線をたどった。結局荒沢橋までちょうど5時間を要した。
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