【五頭】大荒川 東小倉沢遡行


- GPS
- 09:30
- 距離
- 9.9km
- 登り
- 1,002m
- 下り
- 1,036m
コースタイム
天候 | 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2022年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
下部のゴルジュと小滝群も面白いので、魚止滝から入渓するのが良い。 雪渓はなかった。 |
その他周辺情報 | ・東小倉沢の遡行図・記録は、日本の渓谷'96、トマの風会報4号及び6号にも掲載されている。 ・ヤマビルは見なかったが、裏五頭にはいたので注意は必要かもしれない。 ・国有林計画図 https://www.rinya.maff.go.jp/kanto/attach/pdf/R20700_keikaku_zumen-174.pdf |
写真
装備
備考 | ラバーソールで遡行。ぬめりが結構多いのでフェルトソールの方が良いかもしれないが、その場合は巻きのためにチェーンスパイクもあるとよい。 |
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感想
3年位前から気になっている山域であった五頭山塊。この週末は、どこも天気がすぐれない予報だったり、雪渓が多そうだったりしたため、遂に五頭へ行ってみることになった。
弘田氏が☆4つを付けている西小倉沢へ行こうかと思ったが、西小倉の核心部である三十三間の滝を越えた上で、さらに滝の多そうな東小倉を選択した。
魚止滝から入渓すると、早速小滝やゴルジュが連続して結構面白い。里山の沢としてはなかなか。意外と難しかった半壊堰堤を越えて進んでいくと小倉沢出合となり、芳兵衛の滝は、巻きは難しくないものの、直登すると結構な登り応えだった。
三十三間の滝は見た目が立派な割には易しい滝で、岩も比較的堅く快適。
しかし東小倉沢に入ると急に登れない滝が連続しだし、高巻きの連続。ブヨも多くて不快。しかし踏み跡は結構濃く、記録が少ない割には多くの人が入っている沢のようだった。
ゴルジュの高巻きが終わると登れる滝が結構あって、駄目押しは734m二俣を左に入るとある連瀑帯。稜線直下まで水があり、登れる滝のあるなかなか良い沢であった。
五頭山からの眺めは良く、飯豊に多くの雪渓が残っているのが良く分かった。稜線は風通しも良くまだ良かったが、稜線を外れて下り始めると激暑。暑さでかなり消耗して下山し、MSO君に車を取りに行ってもらった。ありがたや。
【総評】
東京からわざわざ期待して行くほどの沢でもないが、泳ぎ、登り、高巻きと、沢の要素がコンパクトに詰まった沢で、結構遡行価値が高い。その気になれば釣りもできる。行くなら魚止滝から遡行すべし。2級上。
弘田氏の記録のせいか、西小倉が五頭を代表する沢のように言われているが、東小倉も優るとも劣らない沢だろうと思う。
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