乗鞍岳BC
- GPS
- --:--
- 距離
- 7.0km
- 登り
- 842m
- 下り
- 834m
コースタイム
天候 | 曇りのち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
■登山届提出先⇒位ヶ原山荘 ■温泉⇒「湯けむり館」大人720円 9:30〜21:00 毎月第3火曜日定休 ■飲食店⇒158号線沿い「ダイナモ」、「十字路」がお奨めです。 |
その他周辺情報 | 板→ブラックダイアモンド、靴→スカルパ |
写真
感想
【乗鞍岳の素晴らしさを再認識!】
■前夜松本入り、国道158号線から少しはずれた秘密の場所にテント泊。寒くはないが風が強く明日の天候が気になる。
■17日 上空は晴れてはいるものの乗鞍岳山頂付近は雲に包まれ、雲の流れが早い。
乗鞍観光センターで身支度、トイレ、シール貼りも済ませ7時30分のバスに乗車。
位ヶ原山荘で登山届を提出し、車道の雪壁を乗り越え、シール登行を開始。雪はほど良く硬くシールの効きも上々で快適に高度を上げる。
肩の小屋口で除雪半ばの車道を横断し小休止、軽く行動食を口にした後、「晴れ」の予報を信じて先へと進む。
相変わらずガスが取れず上部の視界はきかず、さらに風も強く寒くなってきた。
ここからは蚕玉岳と朝日岳のコル目指してひたすら我慢の登りに徹する。
20分ほど登ると乗鞍の神が微笑み始め、ガスが切れ、青空の下に真っ白な乗鞍の雄姿が見え始めた。
傾斜が急になり途中からT氏はクトーを装着、私はシートラーゲンに切り替えアイゼン歩行としたが板が風に煽られ難渋した。
I氏は常にパワー全開で、最後までシールオンリーで直登し早々と剣ヶ峰に到達した。
山頂の祠も鳥居もエビの尻尾がびっしり張り付き、半袖で過ごせる下界の陽気とのギャップに驚かされた。
滑走ルートは剣ヶ峰山頂直下から切れ落ちる伊奈川左股へつながるルンゼを選択し、11時15分ドロップイン。
予想通り斜面はガリガリの硬いアイスバーン、中間部には岩も露出しており転倒は許されず、慎重にターンを刻んだ。
安全地帯に入り傾斜が落ちてからは、わずかに新雪の残る大斜面を思い思いにシュプールを描いた。
肩の小屋口付近で、昼食休憩とし、食後にドリップ珈琲を飲みながら後半戦のルート談義。
休憩後、摩利支天岳のコル目指し標高差200m弱の登りを再びシール登行。
コルでシールをはずし東側に広がる標高差300m余りの大斜面を位ヶ原まで滑り込む。(途中、車道ガードレールを跨ぐ)
この斜面は他のシュプールが少なく、斜度も広さも二重丸で、ほど良いザラメに助けられ大満足の滑りであった。
位ヶ原に降り立ち、帰路のバス時間調整を考慮して再び板を脱ぎ小休止とした。
登りでは気付かなかった青空に映える岳樺の美しさに気持ちがなごむ。
最後の滑りは、位ヶ原を東側に進み北側斜面を車道に滑り込んだ。
15時34分のバスで乗鞍観光センターへ戻り、最後は昨年春に新装なった「湯けむり館」で汗を流し帰路についた。
コメント
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凄い雪ですね。斜面のシュプールカッコイイです。
有難うございます。乗鞍岳は北アの他の山域と違って、入山し易く、晴天率も高く、日帰り山スキーには最適なエリアです。昨日は、山スキーと登山者の割合は7:3位でした。
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