塩見岳（塩見小屋一泊）

2022年07月20日(水) 〜 2022年07月21日(木)

• GPS: 15:50
• 距離: 25.3km
• 登り: 2,170m
• 下り: 2,212m

コースタイム

1日目

• 山行: 9:41
• 休憩: 1:18
• 合計: 10:59

5:27 鳥倉林道ゲート（駐車場）
6:12 6:18 鳥倉林道登山口
7:26 7:27 豊口山のコル
8:17 8:17 ほとけの清水
8:55 9:07 塩川・鳥倉ルート合流点
9:29 9:54 三伏峠小屋
10:11 10:11 三伏山
11:14 11:15 本谷山
13:21 13:46 塩見小屋
15:07 15:07 塩見岳西峰
15:19 15:27 塩見岳
15:30 15:30 塩見岳西峰
16:26 塩見小屋

2日目

• 山行: 5:26
• 休憩: 0:07
• 合計: 5:33

5:59 塩見小屋
7:41 7:41 本谷山
8:35 8:36 三伏山
8:51 8:51 三伏峠小屋
9:05 9:08 塩川・鳥倉ルート合流点
9:34 9:34 ほとけの清水
10:07 10:07 豊口山のコル
10:48 10:51 鳥倉林道登山口
11:32 鳥倉林道ゲート（駐車場）

天候

晴、雲多め

アクセス

利用交通機関：

自家用車

終点の林道ゲートが第一駐車場。五十台ほど。トイレあり。

コース状況／危険箇所等

三伏峠までの丸太橋は崩れていてよく滑るので慎重に。それ以外は特に危険な場所はなし

その他周辺情報

信州まつかわ温泉 清流苑
http://www.seiryuen.jp/index.htm
【時間】 AM10:00〜PM8:00（8:30退館）
【料金】 大人（中学生以上）500円、3歳以上小学生まで 250円

写真

7/20 5:24

駐車場の様子。15台くらいだろうか。

7/20 5:24

空にはまだ厚い雲。

7/20 5:28

いってきま〜す

7/20 6:13

50分ほど歩いてやっと登山口到着。チャリ数台。

7/20 6:27

序盤はシダシダした道。

7/20 6:36

この看板、有名なやつですね。

7/20 7:15

3。2どこいった。

7/20 7:26

あらっまだ1kmしか歩いてないの？？

7/20 7:35

4

7/20 7:54

5

7/20 7:58

こういう感じのところが地味に怖いんだよねえ・・・実際何か所かツルっといった。

7/20 8:10

6

7/20 8:47

8。7どこいった

7/20 8:54

塩川小屋は休業中。

7/20 8:59

綺麗な森。

7/20 9:11

9

7/20 9:18

わあ♪

7/20 9:25

あと二百歩？

7/20 9:52

小屋の玄関まで、260歩でした。

7/20 10:06

小屋で少々休憩し、良い感じの稜線を登っていくと・・・

7/20 10:09

三伏山到着。目指す塩見岳が遠すぎて目から汗。

7/20 10:14

散り際のシャクナゲが少しだけ残っていた。ガンガン下っていく道におののく。

7/20 11:13

しんどい登り返しを経て、ようやく本谷山。

7/20 11:13

の、三角点。

7/20 11:56

再びアップダウンを繰り返して全然標高稼がせてくれない樹林帯。

7/20 12:27

いやいや、おばちゃん小屋まで一時間近くかかりました笑

7/20 12:55

塩見新道分岐。復旧する日は来るのだろうか。

7/20 13:20

しかしなかなか近づいてこないな〜とか思ってると、なんか屋根が見える！

7/20 13:20

やっと着いた〜ビール飲むんだい！！！

7/20 13:34

が、こんな晴天を逃す手はないと、小屋のご主人や既に下山してきたお客さんたちに勧められ、疲労困憊の身体に鞭打って出発。

7/20 13:48

とはいえ……
これ登るんすか……

7/20 14:17

それほど危険ではないものの数か所、鎖場がある。

7/20 14:27

登っても登っても近づかない。周囲の大展望だけが心の支え。

7/20 14:33

見上げるたび、果てしなく山頂が遠くて泣きそう。

7/20 15:01

とはいえ周囲はすごすぎる眺め。

7/20 15:07

西峰到着。素晴らしいんだけど、疲労でカサカサ。

7/20 15:10

なんとか、雲にまかれる前に富士山も見ることができた。

7/20 15:20

東峰到着。このすぐ横にハクビシンがいた。思い出すのが辛いので写真は載せない。

7/20 15:31

後ろ髪引かれる思いで最後に振り返る。

500缶1000円。350缶は700円。
疲れすぎて喉を通っていかない・・・

7/20 17:00

晩ご飯。

7/21 5:00

朝ご飯。

7/21 5:52

小屋からちらりと。ハクビシン、どうしているんだろう。

7/21 8:33

塩見岳を振り返る。ずいぶん遠くまで来たものだ。

7/21 8:37

三伏山。雲は多いけど天気はまずまず。

7/21 8:46

下山側にもあと二百歩看板が。

7/21 8:49

昨日はなかったテントがたくさん。

7/21 8:51

240歩でした。

7/21 8:51

トイレ棟。

7/21 9:32

ほとけの清水。

7/21 10:12

うっかり跳ねて見つかってしまったカエル氏

7/21 10:52

バス待合所のホワイトボード。

7/21 10:56

林道には蝶がたくさん飛んでいる。

7/21 11:03

改めて見るとおっかない崖。

7/21 11:32

やっと到着。

7/21 11:42

荷物を下ろしているとアブに包囲される。慌てて車に逃げ込んでも、どんどん車に集まってきた。恐ろしい子！

撮影機器：

iPhone 13 128GB SIMフリー Apple

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター 日よけ帽子 着替え 靴 予備靴ひも ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 飲料 笛 ヘッドランプ 予備電池 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め ロールペーパー スマートフォン スマートウォッチ サングラス タオル ツェルト ストック ナイフ

感想

じゅん

半年ぶりの登山、三年ぶりの3000m峰、そして初めての南ア。直前まで雨が心配だったけど、この二日間だけぽっかりと晴マークになっていて、山行としては非常に恵まれた好条件だったと思う。

小屋は清潔で過ごしやすく、ご飯は美味しく、やや繋がりにくいもののネットも使える。この日は平日ということもあり、私以外のお客さんは若い人ばかり三人だけだった。長い登山道は終始分かりやすく歩きやすく、そして展望も素晴らしく、本当に言うことなし。

だけど多分、普段と違うだろうことは、数日前からハクビシンが東峰の山頂直下にいたということ。誰もいない山頂で、私もその子を見た。どうやってここまで来たのかも分からないし、降り方も分からないようだった。
思うことはたくさんある。でもあえてここで書くのはよそう。ただ、下山してきた今も、あのハクビシンが生死を問わず苛烈な環境に置かれていることを考えると、自分の無力さばかりを感じた山行となった。