早池峰山
- GPS
- 04:32
- 距離
- 7.8km
- 登り
- 759m
- 下り
- 745m
コースタイム
- 山行
- 4:04
- 休憩
- 0:25
- 合計
- 4:29
天候 | 登山口から3合目くらいまでは雨、そして8合目くらいまでは曇りというか霧、8合目から上は一面の雲海! 頂上では360度雲海の大パノラマでした。 |
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過去天気図(気象庁) | 2022年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所は少ないですが、急なハシゴがある場所もあります。また、稜線上の分岐を早池峰剣ヶ峰方面へ進むルートの場合、途中、頭上に木が生い茂っており中腰で進まなければならない上に距離もそれなりにあって、引き返して帰ろうと思う箇所がありました。尚、コース上の至る所に磨かれた蛇紋岩があって、濡れてなくとも非常に滑りやすく、何度か怖い思いをしました。 |
その他周辺情報 | 道の駅「はやちね」が車で十数分ほどのところにあります。トイレ、自販機、売店コーナーの他、レストランがありました。外にあるスピーカーでドリカムの名曲が爆音で流れていたのが印象的でした。また、盛岡市内には日帰り温泉が幾つかあるようですが、喜盛の湯というところに寄りました。大人一人680円、お風呂が広くて快適でした。駐車場も広くて沢山停められました。 |
写真
感想
北東北2日目は岩手県の早池峰山へ。
泊まっていた盛岡市内のホテルを4時20分頃に出発し、早池峰山の登山口から数km手前にある岳公園の駐車場へ一路向かいます。6月〜8月頃の間は週末にマイカー規制を行っており、小田越登山口に直接車で乗り込むことが出来ないため、ここでシャトルバスに乗り換える必要があります。
岳公園の駐車場に着いたのはAM5:20頃。始発のバスが5:30発なので間に合いました。サクッと準備を行い、チケットブースで往復のバス券(2000円)を支払い、バスに乗り込みます。自分が乗った時点では7割くらい席が埋まっている状態でしたが、出発時も一台のバスが満席とはなっていませんでした。
バスは時間通りに出発し、20分強で小田越登山口に到着、この時点でそれなりの雨が降っており、気分が”どよーん”となってしまいました。他の人の出方を伺っていたのですが、時間が経つにつれ、少しずつ歩き始める人が出てきたので、自分も後発にはなりましたが出発することにしました。
6時ちょっと過ぎくらいに歩き始め、降雨で増水した小川のような登山道を歩いていきます。一合目までは随分と距離が長く「まだ一合目なのか・・・」と思いましたが、一合目〜二合目、二合目〜三合目と進んでいくと段々と各合目の間隔が短くなっていきました。3合目を過ぎたあたりからはようやく雨も上がり、曇りで涼しくて快適な気候の中をどんどん登ります。五合目に差し掛かると開けた場所があり、高山植物が色々と咲いていたので写真を撮りながら先へと進みます。そして6合目から7合目あたりまで登ったときに突然雲が抜けて青空が見えてきました。後ろを振り向くと一面の雲海が見えました。気持ちの良い西風が吹く中、更に上へと登り、梯子場に差し掛かったあたりからは夏の晴れ間の快適な登山を楽しむことが出来ました。
そうこうしている間に、稜線の分岐まで上がってくることが出来、早池峰山の山頂はもう目前。木道の周りのお花畑を横目に歩き、山頂直下の避難小屋を越えてようやく山頂に立つことが出来ました。二時間ほどぶっ通しでの歩きだったので、朝ご飯用に買ったパンを食べて、更にアミノバイタルを補給したのち、続いて東側に位置する早池峰剣ヶ峰へと向かいます。
来た道を分岐まで戻り、そこからは下山するコースとは別の方向へと歩みを進めます。稜線上の登山道とはいえ、こちらのほうに向かう人は少ないのか、今までと違い本格的な山道となり、大きな岩を越えたり、頭上までびっしりと樹木に覆われ屈みながらの歩きを強いられる箇所があったりと、通過にかなり難儀しましたが、雲海の中に聳え立つ様な大迫力の早池峰剣ヶ峰を正面に捉えながら歩く事数十分でようやく碑があるポイントに到着、すると先行者の方が一名おりました。挨拶がてら軽く会話を交わして、山頂の写真を撮って下山を開始します。先行者の方と一緒にあるいたのですが、あまりの健脚ぶりに付いて行く事ができず、先に行って貰って一人で下山することにしました。
下山するタイミングでは、逆に登ってくる人のピークの時間帯だったようで、前日の八幡平とは違って賑やかな山を感じることとなりましたが、みんな譲り合いながら歩くことが出来て、気持ちよく下ることが出来ました。
下山の際は、途中からまた雲の中に入ってしまいましたが、無事10時半ごろに小田越登山口のバス停まで戻って来て、次のバスまで暫しの待ち。時間通りにきたバスに乗って岳公園の駐車場へと帰還。その後は道の駅「はやちね」で冷たい飲み物を飲みながら少し休憩し、盛岡市内にあって喜盛の湯という街中の温泉施設で汗を流して、駅前のレンタカー屋で車を返却し、近くの食堂でカツ丼を食べて14:50の新幹線に乗って帰京しました。盛岡駅であまり時間を取れなかったのでお土産の一つも買ってこれなかったのが少し残念でしたが、今回の一泊二日の北東北登山の旅、とても充実し、楽しい旅となりました。北東北の豊かな自然と魅力に触れることが出来て、是非もう一度訪れたいなと思いました。
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