【弓張作戦】意外と涼しい箱根外輪山【丁45.6】

2022年07月24日(日) [日帰り]

• GPS: 07:03
• 距離: 27.3km
• 登り: 1,397m
• 下り: 1,930m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:55
• 休憩: 0:44
• 合計: 7:39

8:43 乙女峠バス停
9:08 9:09 乙女峠
9:36 9:37 丸岳
9:50 9:50 富士見台
9:59 9:59 長尾峠
10:04 10:04 長尾駐車場分岐
10:18 10:18 三等三角点落合
10:28 10:29 富士見ヶ丘公園
10:40 10:43 箱根芦ノ湖展望公園
10:49 10:49 黒岳
11:01 11:01 湖尻峠
11:37 11:41 三国山
12:23 12:23 山伏峠
12:27 12:47 芦ノ湖スカイライン レストハウスレイクビュー
13:17 13:17 海平
13:41 13:53 道の駅箱根峠
14:02 14:03 旧東海道 伊豆・相模 国境
14:17 14:17 向坂
14:24 14:24 箱根関所南交差点
14:29 14:29 箱根関所跡バス停
14:50 14:50 要害山
14:59 14:59 屏風山
15:19 15:19 甘酒茶屋
15:36 15:36 見晴茶屋
15:50 15:50 畑宿
16:04 16:05 箱根旧街道入口
16:14 16:14 須雲川自然探勝歩道入口
16:22 ホテルはつはな前バス停

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

バス

往路：小田急高速バス乙女峠バス停
復路：箱根登山バス　ホテルはつはな前バス停〜箱根湯本駅

コース状況／危険箇所等

車道には歩道の無い箇所がある。横断歩道も通行注意。
箱根旧街道は丸い石敷きで滑りやすい。
屏風山へは超急登の階段上りあり。

写真

7/24 8:41

今回の山行地域は、ギリギリのギリまで悩んだ結果、箱根に決定。

7/24 8:52

箱根の予想気温が他地域よりも比較的低いことが決め手になったが、期待通りの涼やかさだ。

7/24 9:06

乙女峠で箱根外輪山の稜線に乗る。

7/24 9:06

おお、富士山頂は晴れだが、特に山梨県側の雲が多いな。富士山御庭・御中道も候補に挙がっていたが、箱根にしておいて良かった。

7/24 9:10

まだ朝の内だからかもしれないが、日向でもさほど暑さを感じない。

7/24 9:21

明神ヶ岳

7/24 9:32

富士山を取り巻く雲がちょっと取れてきたかな。

7/24 9:33

本日の最高峰、丸岳到着。

7/24 9:36

丸岳から弓張型の芦ノ湖、箱根山。麓のゴルフ場がこれまた広い。

7/24 9:36

三島市、沼津市。伊豆半島と沼津アルプス、駿河湾も見える。

7/24 9:43

稜線上は所々暖気の溜まっている箇所があるが、風が吹いて総じて涼しい。

7/24 9:45

だんだんと高度を下げて行く。

7/24 9:47

「富士山と芦ノ湖が見えるのはここだけ」という富士見台。

7/24 9:47

富士山は見えるが、

7/24 9:47

芦ノ湖は見えない。なお、富士山と芦ノ湖が見られる箇所は外輪山上いくつもある。

7/24 9:49

芦ノ湖を航行する遊覧船。

7/24 9:50

高度を下げた結果、また森の中に入る。

7/24 9:55

森の主

7/24 9:56

長尾峠

7/24 10:03

何故か手前の笹には葉が付いていない。近い所だけ葉を落としているとも考えられないが。

7/24 10:17

所々落ち枝や泥濘があるが、概ね歩きやすい道が続く。

7/24 10:18

あまり起伏は無いと思っていたが、そこそこある。

7/24 10:18

沼津アルプス

7/24 10:26

富士見ヶ丘公園から静岡県側の雲が取れた富士山と愛鷹山。

7/24 10:27

歩いてきた稜線と一番奥にある金時山。

7/24 10:28

笹薮が増えてきた。箱根なのに歩く人が少ないのかしら。

7/24 10:38

箱根芦ノ湖展望公園

7/24 10:39

箱根山は噴火警戒レベル1になってもう何年も経っているが、いつになったら規制解除するのかね。

7/24 10:39

三国山

7/24 10:39

箱根スカイラインから富士山、愛鷹山

7/24 10:40

大涌谷

7/24 10:42

7/24 10:48

台ヶ岳、明神ヶ岳と箱根山

7/24 10:51

三国山まで大きく下ってから上り返さないといけないのが見て取れて、ウゲッとなる。

7/24 10:58

湖尻峠

7/24 11:05

早速登り返し始める。

7/24 11:34

三国山

7/24 12:08

三国山から先、いよいよ笹薮が道側に出張ってくる。

7/24 12:20

ピーク部を巻いてくれているのがありがたいが、ずっと変化の少ない森の中歩きが続き、若干飽きが入ってくる。

7/24 12:20

山伏峠

7/24 12:24

レストハウスレイクビュー裏の展望所に至る。

7/24 12:25

神山、駒ケ岳と二子山の1099m峰

7/24 12:31

食事は道の駅箱根峠でと考えていたのだが、そんなに暑くないと言っても真夏の暑さの中、思ったよりも距離が長い稜線歩きに精神的疲労を感じていたこともあり、甘味を身体に取り込む。

7/24 12:44

真昼間だったが、意外と混んでいなかった。

7/24 12:44

レストハウス前から伊豆半島、沼津アルプス。アイスクリーム乗せかき氷とコーラフロートと、涼をとるのに欲張ったせいか、暫くの間、寒さを感じる。

7/24 12:48

駒ケ岳と二子山

7/24 12:54

7/24 13:01

水たまりのような沢を越える。

7/24 13:03

7/24 13:05

海の平を歩いている頃には富士山に新たな雲がかかり始めていた。

7/24 13:12

7/24 13:14

海の平の標識は見落とした。

7/24 13:22

箱根峠へいよいよ下り始める。

7/24 13:37

草ぼうぼうの十二丁園地から二子山

7/24 13:39

道の駅箱根峠到着。

7/24 13:45

今度は温かい蕎麦でもいただこうかと思ったのだが、冷やし甘酒に惹かれてまた甘味にする。甘酒が高尾山よりも安いのは高評価。

7/24 13:49

道の駅から絵に描いたような箱根山と空を眺める。

7/24 13:53

「歩行者は幅の広い路側帯を通行して下さい」とあるが、手前数十mは両側とも狭い。通行注意だ。

7/24 13:54

「一転俄かにかき曇り」と言ってよいほど急に雲が増えてきた。

7/24 13:59

国道1号線上の箱根峠

7/24 14:00

箱根峠のトラノオ

7/24 14:06

箱根旧街道を下って行く。

7/24 14:07

挾石坂、風越坂、釜石坂、赤石坂等々いろいろな名前の坂がある。

7/24 14:08

石畳の旧街道を歩く人は他に無し。デコボコで歩きにくく、また、滑りやすいからだろう。

7/24 14:12

一度、車道の下を潜る。

7/24 14:13

箱根の街側にはまだ日の光が射す。

7/24 14:23

箱根町港で山行を終えて、後はバスで箱根湯本に下っても良かったのだが、十分な休憩で栄養水分補給をしたおかげで、もう少し歩くことにする。

7/24 14:26

箱根関所入口から屏風山に入る。屏風のような山と来れば急登は必至だ。

7/24 14:31

小竹のトンネルを潜り、

7/24 14:36

階段の急登へ。いつもなら階段を登りきるまで休まない私が途中で息を整えるため休憩を入れるほどのハードな急登。

7/24 14:54

ある程度登ってから夕立に降られるかもと思い始める。だとすると、さっさと下山してバスに乗ろう。

7/24 14:56

屛風山到着。あとは基本、下るだけだろう。

7/24 15:02

7/24 15:07

せっかく設置されたベンチが使われることなく朽ちて行くのは寂しいことだ。

7/24 15:09

道が沢沿いっぽくなってきたら下山も近い。

7/24 15:14

最後は車道に上って下山。

7/24 15:15

7/24 15:16

甘酒茶屋。次のバスが来るまで20分以上あるので、その間、歩を進めておく。

7/24 15:19

上空はまだ青空優勢。夕立の心配なく歩ける。

7/24 15:23

須雲川自然探勝歩道というのがある。せっかくなので、こちらの道を歩こう。

7/24 15:26

猿でも滑って容易に上れないことから猿滑坂という。

7/24 15:29

この標識に気を取られていたら蜘蛛の巣がまともに顔に当たる。本当に誰も歩いていないんだな。

7/24 15:36

橿の木坂バス停に出るが、バスが来るまでまだ時間があると見て、もう一バス停分歩くことにする。

7/24 15:37

白銀山

7/24 15:43

丸っこい石は滑るが、気をつけて歩けばどうということは無い。

7/24 15:47

あと僅かでバス停というところ、目の前をバスが通過していった。チキンレースに惜しくも敗北。

7/24 15:50

まあいいさ。引き続き旧街道を歩くこととしよう。

7/24 15:53

これまでも何か所か橋はあったが、初めてまともに水の流れている沢を渡る。

7/24 15:59

江戸時代の石畳も所々残っている。

7/24 16:05

水力発電所前の渡渉。大雨の後は通れなさそうだ。

7/24 16:11

箱根旧街道の道、須雲川自然探勝歩道はおしまい。

7/24 16:20

このまま箱根湯本まで歩こうかとも思ったのだが、歩道が無く危ないので、バスに乗ることにした。バスは数分後、ほぼ定刻通りに到着。

7/24 16:37

箱根も静かに歩ける場所があるというのは新たな発見だった。今度は宿泊も視野に入れて訪れることとしたい。

撮影機器：

PowerShot SX740 HS CANON

感想

narodniki

内心は、もういい加減2000m級の山々を歩きたい。
しかし、最近ニュースになっているような、悪天候を押して山に突入し、その結果遭難するようなバカなことにはなりたくない。
となると、行きたい山より行ける山を優先するのは当然である。
ただ、南アルプス南部であれば好天望める算段があったのだが、やはり仕事の問題で心に不安があって、あまり遠出をしたくないような気持ちもあり、前回須磨アルプスで涼を得たのに乗じ、箱根でも涼を得られるのではないかと外輪山の稜線を歩くこととした。