丹沢/世附川土沢一ノ沢・三ノ沢
- GPS
- 04:47
- 距離
- 10.4km
- 登り
- 664m
- 下り
- 675m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
三国峠の無料駐車場を利用。 |
写真
感想
猛暑日になる所も多いと言う日に水と戯れる沢を歩いて来た。一ノ沢は遡行には物足りなさがあるけれど下降に使って三ノ沢に繋げると結構楽しめますね。三ノ沢も癒し系と称されるけれど積極的に釜に浸かって行くと実に面白いし。真夏の山行には持って来いの一本でした。
昨年、Aki-CLさんと13Kさんでこのルートは歩いているけれど僕にとっては一ノ沢が未踏なので所望した次第。三国峠駐車場が整備されてこの企画ルートには絶好のベースになった。公衆トイレと水道があれば最高だけどね。ところが今日は7:45に着いたらほぼ満車なんで驚いた。ここの所、水ノ木沢や道志川の時にも脇目で見ていたがそれほど混んでる印象では無かったが。まあ駐車場は大型車にも配慮した作りなのでノミナル以上の容量はある。
一ノ沢への下りは去年は沢筋に忠実に下ったそうだがAki-CLさんをして「怖かった」と言わしめていた。今回はみんなの足跡を見ながら尾根筋をルートに設定したが正解だったようだ。快適な杉林の下降に終始してピタリと2段7m滝上に導かれた。2段7m滝はクライムダウンも難しいので左岸側のザレ場を下る。その後は穏やかな渓相が続き、堰堤を除けばほぼ水流沿いに下降して行ける。右岸側から湧水も多く水の綺麗な沢と言う印象だ。林道に出合って二ノ沢経由三ノ沢まで歩き小休止とした。
沢に入り堰堤を越えるとそこからはナメが延々と続く。先頭を行く13Kさんが釜に腰まで浸かって歩いているのを見て、倣ってみると実に楽しいもの。そうやってアプローチするとどの滝も流心通しで楽しく登れるし、涼めるし、実に盛夏向きだ。ゴルジュっぽいところも実に楽しい。4年前には秋に来たけれどその時よりずっと楽しめた感じがする。沢床は褶曲されて北西に傾いた地層が削れて現れていて縞模様で面白い。3m岩に出合う所からは火成岩の一枚岩のナメになるがそのナメも美しい。880mから先は堰堤ばかりになるので2つ目の堰堤を越えたところで靴を履き替えて尾根経由で林道に登る。そこら中シカの通り道のようだ。
林道に出ると流石に真夏の暑さだった。三国峠まで40分と記憶よりも距離があったかもしれないけれど、天城を背景に箱根が良く展望できて飽きは来ない。駐車場に戻ると半分位に台数は減っていたから早朝登山の人もある程度いるのかも。暑いしね。土沢三ノ沢の良さを再確認した感じだ。簡単だって楽しいものは楽しいで良いじゃない。
三ノ沢には深い釜や簡単に登れる滝がありショートコースながら楽しめる。
一ノ沢は三国峠駐車場から三ノ沢へのアプローチに最適だろう。
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