ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 4536582
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
日高山脈

幌尻岳〜幌尻岳新冠陽希コース 9歳夏休みの冒険②

2022年07月29日(金) 〜 2022年07月30日(土)
 - 拍手
体力度
8
2〜3泊以上が適当
GPS
14:05
距離
41.1km
登り
2,648m
下り
2,632m
歩くペース
とても速い
0.50.6
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
4:21
休憩
0:03
合計
4:24
9:50
9:51
41
10:32
10:33
175
13:28
13:29
40
2日目
山行
7:46
休憩
3:47
合計
11:33
5:36
5:36
35
6:11
6:12
7
6:19
6:21
19
6:40
6:46
9
6:55
6:55
26
7:21
7:22
5
7:33
9:07
4
9:16
9:17
16
9:33
9:33
9
9:42
9:42
12
9:54
9:55
5
10:00
10:00
27
10:27
10:27
28
10:55
12:53
30
13:23
13:24
149
15:53
15:53
40
16:33
16:33
7
16:40
16:40
0
16:40
ゴール地点
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2022年07月の天気図
アクセス
コース状況/
危険箇所等
林道開始地点〜イドンナップ山荘
→美濃戸〜美濃戸口を彷彿させる38kmくらいの林道。時速20kmくらい、ボコボコ箇所はゆっくり走行して無事だったが、地元のダム、工事関係車両はかなりのスピードで走行するので、すぐに譲った。新冠ポロシリ山荘でパンクしたという方と話をしたが、道間違いの遅れを取り戻そうとスピードを出してしまった、電波は入らず林道開始地点まで7km徒歩で戻ったとのこと。同じく新冠ポロシリ山岳会の方の話では、ダム、建設業者のパジェロでも何度もパンクしているとのこと。
ナビが道を表示しない可能性があるうえ、わかりにくい分岐があるので、1年以内に計画ある方は今すぐGoogleマップのオフライン地図をダウンロードしておくのがよいでしょう。

イドンナップ山荘〜新冠ポロシリ山荘
→片道16?19?kmのアップダウンのある変化のない林道。大量のアブがイドンナップ山荘到着から新冠ポロシリ山荘到着まで終始付きまとい、少ない時は一人当たり10匹くらい、多い時は百匹以上で歩く時に手にパシパシ当たるくらい。このルートの非常に長い核心部。

新冠ポロシリ山荘〜幌尻岳
→往復8kmで1400mの急坂。前日雨がなく当日晴れていれば渡渉は楽だった。濡れていると急坂がやりづらいかもしれない。
レンタカーはいつものノートeパワー。
ロードを走行していきなり林道入り。
片道38kmはなかなかタフですよ。
2022年07月29日 06:39撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
6
7/29 6:39
レンタカーはいつものノートeパワー。
ロードを走行していきなり林道入り。
片道38kmはなかなかタフですよ。
イドンナップ山荘到着、廃墟的な障子の破れ方、
というか、着いた瞬間からアブの大群に囲まれる。
2022年07月29日 09:08撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
6
7/29 9:08
イドンナップ山荘到着、廃墟的な障子の破れ方、
というか、着いた瞬間からアブの大群に囲まれる。
さあ、長い林道を抜けるぞ!
2022年07月29日 09:38撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
11
7/29 9:38
さあ、長い林道を抜けるぞ!
クルクル扉は身体の小さな小学生にはラクラク。
2022年07月29日 10:28撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
7
7/29 10:28
クルクル扉は身体の小さな小学生にはラクラク。
アブと戦いながら淡々と歩いてきた。
あと5km頑張るぞ!の表情。
2022年07月29日 12:44撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
10
7/29 12:44
アブと戦いながら淡々と歩いてきた。
あと5km頑張るぞ!の表情。
原石沢。こんな沢をいくつも抜ける。
林道を通すために沢は下を通すよう改良してある。
2022年07月29日 12:53撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
5
7/29 12:53
原石沢。こんな沢をいくつも抜ける。
林道を通すために沢は下を通すよう改良してある。
新冠ダム到着。
2022年07月29日 13:23撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
7
7/29 13:23
新冠ダム到着。
山荘が見えてきた!
2022年07月29日 14:05撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
5
7/29 14:05
山荘が見えてきた!
新冠ポロシリ山荘到着!
長いのと変化がないのと大量のアブで、体力も気力も想像以上にキツかった。
2022年07月29日 14:07撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
12
7/29 14:07
新冠ポロシリ山荘到着!
長いのと変化がないのと大量のアブで、体力も気力も想像以上にキツかった。
あんパンで消耗したエネルギーをチャージ。
2022年07月29日 14:17撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
6
7/29 14:17
あんパンで消耗したエネルギーをチャージ。
夕食はいつものポークランチョンミートとカレー。
明日に備えて早く寝ます。
2022年07月29日 17:51撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
9
7/29 17:51
夕食はいつものポークランチョンミートとカレー。
明日に備えて早く寝ます。
翌朝、新冠ポロシリ山荘を出発して山頂を目指します。
序盤は緩やかです。
2022年07月30日 05:09撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
5
7/30 5:09
翌朝、新冠ポロシリ山荘を出発して山頂を目指します。
序盤は緩やかです。
このルート一番の渡渉点。
前日〜当日晴れでこの水量、多い日は靴は濡れるかもしれません。
2022年07月30日 05:31撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
9
7/30 5:31
このルート一番の渡渉点。
前日〜当日晴れでこの水量、多い日は靴は濡れるかもしれません。
渡渉点を過ぎると傾斜がキツくなります。
山頂稜線まではずっとこの傾斜です。
2022年07月30日 05:34撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
4
7/30 5:34
渡渉点を過ぎると傾斜がキツくなります。
山頂稜線まではずっとこの傾斜です。
中間点。
半分来た今の気持ちを表現してもらいました。
2022年07月30日 06:16撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
9
7/30 6:16
中間点。
半分来た今の気持ちを表現してもらいました。
雨が降ると一気に増水する所以。
2022年07月30日 06:39撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
7
7/30 6:39
雨が降ると一気に増水する所以。
森林限界を越えました。
可憐な高山植物もたくさん。
稜線に上がり右へ行くと、、、
2022年07月30日 06:50撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
6
7/30 6:50
森林限界を越えました。
可憐な高山植物もたくさん。
稜線に上がり右へ行くと、、、
日本百名山87座目、幌尻岳登頂!
Σd(°∀°d)オウイエ!
百名山ばんざい🙌
2022年07月30日 07:45撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
22
7/30 7:45
日本百名山87座目、幌尻岳登頂!
Σd(°∀°d)オウイエ!
百名山ばんざい🙌
日高の山々は山深い。
2022年07月30日 07:40撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
8
7/30 7:40
日高の山々は山深い。
今日は大展望が望めました。
神居岳〜十勝幌尻岳〜札内岳〜エサオマントッタベツ岳〜カムイエクウチカウシ
2022年07月30日 07:41撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
10
7/30 7:41
今日は大展望が望めました。
神居岳〜十勝幌尻岳〜札内岳〜エサオマントッタベツ岳〜カムイエクウチカウシ
カムイエクウチカウシ方面。
正面の膨らんだ尖りがそれ。
2022年07月30日 07:41撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
9
7/30 7:41
カムイエクウチカウシ方面。
正面の膨らんだ尖りがそれ。
十勝幌尻岳方面。
2022年07月30日 07:41撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
8
7/30 7:41
十勝幌尻岳方面。
チロロ林道方面の稜線。
すごく気持ちよさそうです。
2022年07月30日 07:43撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
9
7/30 7:43
チロロ林道方面の稜線。
すごく気持ちよさそうです。
カバー写真
2022年07月30日 08:22撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
12
7/30 8:22
カバー写真
今日も寝ていく小学生。
百名山看板も置いてみましたが、なくてもよかったかな。
2022年07月30日 08:28撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
12
7/30 8:28
今日も寝ていく小学生。
百名山看板も置いてみましたが、なくてもよかったかな。
下山中もカムイエクウチカウシ方面が美しい。
2022年07月30日 09:14撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
7
7/30 9:14
下山中もカムイエクウチカウシ方面が美しい。
渡渉点まで戻ってきました。
2022年07月30日 10:26撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
7
7/30 10:26
渡渉点まで戻ってきました。
小さな渡渉はいくつか。
2022年07月30日 10:43撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
7
7/30 10:43
小さな渡渉はいくつか。
新冠ポロシリ山荘到着。
管理する山岳会の方々もみえていて、いろいろお話をうかがいました。
2022年07月30日 12:38撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
5
7/30 12:38
新冠ポロシリ山荘到着。
管理する山岳会の方々もみえていて、いろいろお話をうかがいました。
山荘を出発して本日のゴールを目指します。
ちなみに、まるはイドンナップ山荘、僕は後方羊蹄山の麓がゴールです。
2022年07月30日 12:40撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
8
7/30 12:40
山荘を出発して本日のゴールを目指します。
ちなみに、まるはイドンナップ山荘、僕は後方羊蹄山の麓がゴールです。
相変わらず厳しい林道を、いこい橋まで戻ってきました。
釣り人が見えますね。
2022年07月30日 15:51撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
7
7/30 15:51
相変わらず厳しい林道を、いこい橋まで戻ってきました。
釣り人が見えますね。
イドンナップ山荘到着。
疲れました。
でも林道を抜けるまで気は抜けません。
2022年07月30日 16:43撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
14
7/30 16:43
イドンナップ山荘到着。
疲れました。
でも林道を抜けるまで気は抜けません。
林道を無事突破。
厳しいコースでした。
2022年07月30日 18:50撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
6
7/30 18:50
林道を無事突破。
厳しいコースでした。

感想

北海道遠征1座目、今年4回目のボス級登山は、全ての百名山登山家に立ち塞がる大ボス幌尻岳。
田中陽希の歩いた幌尻岳新冠陽希コースから1泊2日で行きました。
心配した林道や山荘の閉鎖もなく、天候も前日から快晴、渡渉も問題なし。
山頂からは快晴の大展望、想像以上の日高の山々の雄大さ、山深さに圧倒されました。
これでまるは日本百名山87座を踏破、今回もたくさんの笑顔に出会え、祝福いただき、最高の天気のなか最高の登山ができました。
ありがとうございました。

幌尻岳踏破の3つのコースについて、ヤマレコの記録、他コースからのハイカー、山岳会の方々の話を総合すると、どれも一長一短でどれがよいとは一般論では言えず、個別の事情に応じての判断になるとの印象を受けました。

林道がものすごく長く、アブもすごくたくさんいたからつらかった。
イドンナップ山荘に着いたら少しほっとした。
イドンナップ山荘から山頂までは急登だけど、山頂は眺めが良くて嬉しかった。
でも、もう1回あの林道を戻ると思うとうんざりした。
下山したら「もうここには来たくない」と思った。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:967人

コメント

山行お疲れ様でした!
そして幌尻岳登頂おめでとうございます🎉
百名山バンザイ🙌!
百名山最難関の呼び声も高い幌尻岳ですが、お二人にとっても相当ハードだったようですね😱
今回行かれたルートは渡渉がやはりネックですかね、雨の影響等あると一気に難易度も増しそう😅
2週連続のボス級登山、本当にお疲れ様でした。
次のボスは皇海山になりますかね🤔
2022/8/2 7:15
matsushi5657さん
どうもありがとう。
幌尻岳は天候の運も含めて最難関だね。
どのコースも雨が降ると厳しくなると思うけど、このコースが一番安全かな。
北海道遠征はまだ一座目なので、応援よろしくね。
2022/8/2 8:14
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら