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Yamareco

記録ID: 4540676
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科

阿弥陀岳南稜・北稜・中央稜!

2022年07月31日(日) [日帰り]
 - 拍手
GPS
09:20
距離
13.4km
登り
1,790m
下り
1,769m

コースタイム

日帰り
山行
8:23
休憩
0:57
合計
9:20
4:24
22
4:46
4:47
79
6:06
6:07
14
6:21
6:21
22
6:43
6:44
41
7:25
7:32
20
7:52
8:09
14
8:23
8:24
11
8:35
8:35
18
8:53
8:54
5
9:28
9:39
20
10:02
10:04
63
11:07
11:10
2
11:12
11:12
8
11:20
11:20
91
12:51
12:55
29
13:24
13:24
20
13:44
ゴール地点
過去天気図(気象庁) 2022年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
舟山十字路駐車場
無料
無いと思ってた仮設トイレがありましたが、試験的に7/31までと貼り紙ありました。今後設置してくれるのかも?
一応10分程手前の八ヶ岳自然文化園のトイレが使用出来たので、そこで準備して駐車場へ向かいました。
コース状況/
危険箇所等
いすれも一般ルートではありません。

南稜
踏み跡ほぼ明瞭、目印もあるのでわかりやすいと思います。P 1〜P 4まで全て左に巻道あり。
P 3巻く場合はトラバースしてルンゼ登りますが、ルンゼに入る入口だけ足場小さいので気をつけて。ちょうどいい位置に掴めるワイヤーがあります。

北稜
行者小屋から阿弥陀岳への一般道の途中、2600辺りの右手の土の出ている尾根から取り付きました。
赤土部分の脆い石や木の根に気をつけながらやや急な斜面を登っていき、灌木帯もそのまま何となくある踏み跡を辿りながら尾根上をいくと第1岩峰の大きめの岩壁にぶつかります。直登する場合は岩の左側から。私は登らず左に巻きましたが、巻道に踏み跡見当たらず藪の枝登攀になってしまいました。
第2岩峰は小ぶりの岩で、ホールド多数だったので岩の左側から直登しました。登るとすぐに短いナイフリッジを経て灌木帯の踏み跡を辿ると山頂すぐ手前の一般道に合流して山頂へ出ます。

中央稜
阿弥陀山頂から御小屋尾根方面へ行くとすぐに中央稜降り口の標識あります。最初は急斜面ですが、後半は歩きやすいルートです。
途中間違えやすい2510m辺りの左に折れるところは、平坦になってきた正面の細い倒木を跨ぎ真っ直ぐ尾根を行きたくなりすが、そのまま行くと危ない斜面に出てしまうようなので戻りました。左に折れるポイントにピンテがあり踏み跡もしっかりあります。
明るくなるのが遅くなったなと感じるこの頃。明るくなるの待っていられず薄暗い中スタート。
南稜へは立派な標識あります。
2022年07月31日 04:48撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
4
7/31 4:48
明るくなるのが遅くなったなと感じるこの頃。明るくなるの待っていられず薄暗い中スタート。
南稜へは立派な標識あります。
ロープで境界線が作られ「入山禁止、10万円以上いただきます」の看板多数。この辺りキノコ山だそうで。どおりで前半ルートが整備されてるわけだ。。。
2022年07月31日 05:06撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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7/31 5:06
ロープで境界線が作られ「入山禁止、10万円以上いただきます」の看板多数。この辺りキノコ山だそうで。どおりで前半ルートが整備されてるわけだ。。。
通過点のの立場山。眺望なし。
2022年07月31日 06:06撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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7/31 6:06
通過点のの立場山。眺望なし。
眺望が開けて旭岳、権現、ギボシ見えて喜ぶ😀
2022年07月31日 06:09撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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7/31 6:09
眺望が開けて旭岳、権現、ギボシ見えて喜ぶ😀
白いフカフカしてる苔みたいのがいっぱい。
ハナゴケですと。でもコケ類ではなく地衣類だそうな。?、地衣類って何?から調べた😅
2022年07月31日 06:11撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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7/31 6:11
白いフカフカしてる苔みたいのがいっぱい。
ハナゴケですと。でもコケ類ではなく地衣類だそうな。?、地衣類って何?から調べた😅
青ナギ!砂礫の崩落地。
白峰南嶺歩いた時と似てる〜
2022年07月31日 06:18撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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7/31 6:18
青ナギ!砂礫の崩落地。
白峰南嶺歩いた時と似てる〜
岩峰が見えてきた。
左端が阿弥陀山頂、すぐ横にP 4、P 3。
2022年07月31日 06:43撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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7/31 6:43
岩峰が見えてきた。
左端が阿弥陀山頂、すぐ横にP 4、P 3。
ひときわデカいP 3
2022年07月31日 06:51撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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7/31 6:51
ひときわデカいP 3
夏にしては珍しく抜けるような青空。
権現〜編笠山の後ろに南アルプス
2022年07月31日 07:01撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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7/31 7:01
夏にしては珍しく抜けるような青空。
権現〜編笠山の後ろに南アルプス
やっぱり富士山は毎回似たような写真になる。あの山頂には下界のような行列が、、😅
2022年07月31日 07:09撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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7/31 7:09
やっぱり富士山は毎回似たような写真になる。あの山頂には下界のような行列が、、😅
下界が猛暑日の方が上はクリアになるのかな。
御嶽山
2022年07月31日 07:09撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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7/31 7:09
下界が猛暑日の方が上はクリアになるのかな。
御嶽山
北アルプス
今年はこちらの計画が乏しい。。
2022年07月31日 07:09撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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7/31 7:09
北アルプス
今年はこちらの計画が乏しい。。
P 3が近づく
思ったよりデカい💧
2022年07月31日 07:12撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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7/31 7:12
P 3が近づく
思ったよりデカい💧
取り付きのプレート
文字薄い、「←岩溝コース ↑中級コースザイル必要」みたいなことが。
上を見上げて岩を触る、、脆そう、、巻こう。。
2022年07月31日 07:20撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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7/31 7:20
取り付きのプレート
文字薄い、「←岩溝コース ↑中級コースザイル必要」みたいなことが。
上を見上げて岩を触る、、脆そう、、巻こう。。
ルンゼへ向かうトラバース。
冬はここが核心らしい。
2022年07月31日 07:22撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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7/31 7:22
ルンゼへ向かうトラバース。
冬はここが核心らしい。
ルンゼ入口の細いワイヤー。
左下は崖なのでこの役割は大きい。
2022年07月31日 07:25撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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7/31 7:25
ルンゼ入口の細いワイヤー。
左下は崖なのでこの役割は大きい。
ルンゼ自体は普通に登れる傾斜。
上部はやや左寄りを目指して登った。
2022年07月31日 07:26撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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7/31 7:26
ルンゼ自体は普通に登れる傾斜。
上部はやや左寄りを目指して登った。
振り返って、
上部は草付きが増えてきて、、
2022年07月31日 07:35撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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7/31 7:35
振り返って、
上部は草付きが増えてきて、、
登ったら最後のP4が目前に。
ここもフツーに巻道あります。
2022年07月31日 07:40撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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7/31 7:40
登ったら最後のP4が目前に。
ここもフツーに巻道あります。
あとは踏み跡に沿って登れば山頂からの賑やかな声が聞こえて、、
2022年07月31日 07:45撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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7/31 7:45
あとは踏み跡に沿って登れば山頂からの賑やかな声が聞こえて、、
阿弥陀岳山頂〜
2022年07月31日 07:52撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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7/31 7:52
阿弥陀岳山頂〜
登ってきた南稜。
中央下やや左寄りのコブがP3、こっちから見ると緑に覆われてて全く違う表情。
あれ、南稜歩いてる赤っぽい服の人が1人見えますね。今気づいた😅
2022年07月31日 07:51撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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7/31 7:51
登ってきた南稜。
中央下やや左寄りのコブがP3、こっちから見ると緑に覆われてて全く違う表情。
あれ、南稜歩いてる赤っぽい服の人が1人見えますね。今気づいた😅
北稜も登りたいので、中岳経由し文三郎尾根で一旦下ります。
2022年07月31日 08:08撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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7/31 8:08
北稜も登りたいので、中岳経由し文三郎尾根で一旦下ります。
中岳手前からの南稜。
右端の岩がP 3。
2022年07月31日 08:31撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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7/31 8:31
中岳手前からの南稜。
右端の岩がP 3。
緑が濃い、夏真っ盛り。
ここからのツルネ、権現、ギボシを撮るのも何度目になるのか。
2022年07月31日 08:44撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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7/31 8:44
緑が濃い、夏真っ盛り。
ここからのツルネ、権現、ギボシを撮るのも何度目になるのか。
文三郎尾根の階段上から。
この後降りていったら赤岳主稜を単独登攀してる人が見えた。取り付きのチョックストーンまでのトラバースを見てヤバさが伝わった😅
しばらく観察だけさせてもらいました。
2022年07月31日 08:54撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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7/31 8:54
文三郎尾根の階段上から。
この後降りていったら赤岳主稜を単独登攀してる人が見えた。取り付きのチョックストーンまでのトラバースを見てヤバさが伝わった😅
しばらく観察だけさせてもらいました。
飛んで阿弥陀北稜の取り付き。
阿弥陀岳への一般道2600辺り、少しカーブした所の右手に土が露出した尾根があったのでそこから登った。
2022年07月31日 10:08撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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7/31 10:08
飛んで阿弥陀北稜の取り付き。
阿弥陀岳への一般道2600辺り、少しカーブした所の右手に土が露出した尾根があったのでそこから登った。
赤っぽい石はポロっと簡単に抜けちゃうので気をつけて。
2022年07月31日 10:11撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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7/31 10:11
赤っぽい石はポロっと簡単に抜けちゃうので気をつけて。
踏み跡を辿っていくと、
2022年07月31日 10:25撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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7/31 10:25
踏み跡を辿っていくと、
第1岩峰の正面に出た。
直登するなら左からってことで観察。
2022年07月31日 10:31撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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7/31 10:31
第1岩峰の正面に出た。
直登するなら左からってことで観察。
ちょっと傾斜キツイかな💦
あっさり諦め巻いたんだけども、、
写真撮り忘れる程の藪の急斜面を無理矢理登る羽目に。。
2022年07月31日 10:34撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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7/31 10:34
ちょっと傾斜キツイかな💦
あっさり諦め巻いたんだけども、、
写真撮り忘れる程の藪の急斜面を無理矢理登る羽目に。。
でもすぐ抜けて第2岩峰。
ここは小さいしホールド多数で今回唯一登れた岩😅
2022年07月31日 10:45撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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7/31 10:45
でもすぐ抜けて第2岩峰。
ここは小さいしホールド多数で今回唯一登れた岩😅
登った上からだけど肝心なその先が写ってないじゃん💦
今は木があるからだけど、冬はかなりの高度感と思われる。
2022年07月31日 10:48撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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7/31 10:48
登った上からだけど肝心なその先が写ってないじゃん💦
今は木があるからだけど、冬はかなりの高度感と思われる。
第2岩峰のすぐ先は数メートルの細尾根。冬は切れ落ちたナイフリッジになる所らしい。木があるとさほど感じない。
2022年07月31日 10:48撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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7/31 10:48
第2岩峰のすぐ先は数メートルの細尾根。冬は切れ落ちたナイフリッジになる所らしい。木があるとさほど感じない。
あとはハイマツとシャクナゲの道を行けば山頂はすぐそこ。
2022年07月31日 10:52撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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7/31 10:52
あとはハイマツとシャクナゲの道を行けば山頂はすぐそこ。
2度目の阿弥陀!
山頂にいた方に撮ってもらう。
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2度目の阿弥陀!
山頂にいた方に撮ってもらう。
下山の中央稜。
最初だけ急斜面。
2022年07月31日 11:16撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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7/31 11:16
下山の中央稜。
最初だけ急斜面。
一番左が登った南稜、右が一般ルートの御小屋尾根、中央稜は真ん中の短い尾根。
2022年07月31日 11:16撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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7/31 11:16
一番左が登った南稜、右が一般ルートの御小屋尾根、中央稜は真ん中の短い尾根。
まんまと騙された所。
左のピンテは見えてたのに左に伸びる踏み跡を見逃した。倒木の先の踏み跡のがはっきりで真っ直ぐ進んでしまい行き詰まって戻る。。
2022年07月31日 11:52撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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7/31 11:52
まんまと騙された所。
左のピンテは見えてたのに左に伸びる踏み跡を見逃した。倒木の先の踏み跡のがはっきりで真っ直ぐ進んでしまい行き詰まって戻る。。
枯れ沢に出た。渡った左岸に道と目印ありました。
2022年07月31日 13:05撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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7/31 13:05
枯れ沢に出た。渡った左岸に道と目印ありました。
駐車場側のゲート到着〜
ここは地味な登山口のようで。日曜の好天なのにまだ5〜6台空きありました。
2022年07月31日 13:44撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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7/31 13:44
駐車場側のゲート到着〜
ここは地味な登山口のようで。日曜の好天なのにまだ5〜6台空きありました。

感想

阿弥陀の南稜と北稜は冬季バリエーションの入門ということで、いずれやりたくなるかもなと冬の下見がてら行ってみました。

南稜は無雪期のレコも多かったのですが、P3P4は岩が脆いらしくフリーで直登する人は少ない。
間近で見上げてみて、もし登った先で行き詰まったらと思うと、、、うーん、巻こう!と即決😅
冬は当然巻道行くことになるので、トラバースの斜度や危険度が予想出来て良かったです。

少し岩登りトレーニングも兼ねたかったんですが、結局登ったのは北稜の第2岩峰だけ。
けれど今まで気にも留めてなかった赤岳主稜も観察できたので、気持ちの上でそれなりの収穫がありました!

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