富士山BC【滑れるのはいつ?イマでしょ!】
- GPS
- --:--
- 距離
- 5.9km
- 登り
- 1,378m
- 下り
- 1,351m
コースタイム
過去天気図(気象庁) | 2014年05月の天気図 |
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アクセス |
利用交通機関:
自家用車
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コース状況/ 危険箇所等 |
■登山ポスト⇒不明 ※作成して持参したが提出箱等が見つからなかった ■冨士スカイライン⇒2014年5月20日(火)18時30分から夜間通行止めを解除 ■富士宮口五合目駐車場⇒上段のスペースは早朝にほぼ満車状態であった |
予約できる山小屋 |
八合目池田館
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写真
装備
個人装備 |
板→G3
靴→スカルパ
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感想
滑れるのはいつ?イマでしょ!
■友人から富士山BCの大変さも素晴らしさも何度か耳にしていたものの、食指が動かないまま何年か経過してしまった。風に抗し、板を担ぎ、ピッケル必携、兼用靴にアイゼン装着で登る大変さ・・・・加齢による体力・気力が低下する前に登るとしたら、「そうだ、イマだ!」と、ようやく気づきチャンスを狙っていました。25日は午前中は「晴れ」、大敵である風も「強くない」との予報で、急遽前日の夕方から準備を始め深夜には富士宮口五合目駐車場に到着した。
■車中4時間弱の仮眠後、車道カーブ地点から雪面をツボ足で登り始め、雲海荘からはシール登行に切り替える。友人から聞いていたとおり周りを見ると、シール登行者は少数派で、多数派は板を担ぎアイゼン装着の兼用靴で登っているので、私も新7合目での休憩を期に多数派の仲間入りを果たす。不思議なことに8合目あたりから、高度に比例して調子が上がり?あっけなく山頂の鳥居をくぐった。ここまで来たら「欲」も出て、剣ヶ峰山頂からの滑りも楽しもうと、板を担ぎあげた。お決まりの記念写真撮影後、行動食を口にしてシールを外し標高差約1400m滑走のスタート。剣ヶ峰からの滑りは狭い尾根上を登ってくる登山者の邪魔にならないよう気を遣い、平坦部を富士宮口山頂へ移動。いよいよ鳥居の脇から、13時にドロップイン。滑り出しは短い距離だが露出している岩を縫うようにして登山者のいない東側の斜面に抜け出た。ここからは、傾斜も広さも申し分のない大斜面が果てしなく続きハイライトを楽しみながら滑り続ける。雪質は8合目付近まではやや硬めのザラメで快適だった。但し7合目を過ぎると雪も柔らかくなり、富士山特有の小さな軽石が滑走面に鈍い音を立てるようになる。途中、呼吸を整える程度の小休憩しかとらなかったため、富士宮口山頂からわずか1時間足らずで駐車場に戻って来る事が出来た。スキーの移動スピードに我ながら驚かされた。
気持ちよさそうですね。パワーに驚きます。
昔、スキーヤーを富士7合目付近で2名救助した事あります。巻き込んで
窪地に落下しました。佐藤小屋までの遠いのと、スキー板の担架の重かったのが鮮明に残ってます。
開発と汚物垂れ流しで「自然遺産」に選ばれなかった可哀そうな富士山ですが、「文化遺産」に指定されてから相変わらず人気が続いているようです。この日も富士宮口だけで山スキー(ボード含む)約50パーティー、登山者30パーティー位が入山したと思われます。中にはトレッキングシューズに6本爪アイゼンで登っている登山者もいました→事故が起きる訳ですよね。
「加齢による体力・気力が低下する前に登るとしたら、」と意識を持っていると、加齢を感じないかもね。
yos52sさん、コメント有難うございます。yos52sさんご指摘の意味合いもよ〜くわかります。一方で、医者通いも少しずつ増えたり、山に「行こう」と言う気持ちが弱くなりつつあるのも、事実として受け止めています。厳しい山やコースは、「今のうちに」という事ですね。
こんにちわ。Peak315様
横浜のT野です。
なんと富士山スキーをやられたのですね。羨ましい限りです。
私も富士山でしたら日帰りで富士スキーが堪能できそうです。スキー装備はまだ諸事情で揃えられませんが、計画中です。
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