涸沢フェスティバル 穂高岳山荘
過去天気図(気象庁) | 2009年09月の天気図 |
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写真
感想
涸沢フェスティバルに行ってきました
ぶりゅうは金曜日から 徳本峠を越え、まったく人のいない崩落した道で渡渉を繰り返しながら20Kmもあるいて徳沢入りする予定。
会社へ行く前に峠の入り口まで送っていくと、半そでとカッパしかもってないらしい。
涸沢はそろそろ氷が張るかもしれないのに 半そでカッパだなんて・・・
私の心配をよそに おNew☆の帽子をかぶってうれしそうに緑の中へ消えていきました。 カワイー 笑
さて私は前日にサンドイッチ用のポテトサラダを作ったり ラーメンに入れる野菜を切ったり ポテト餅ピザの生地を作ったり。
こんなことをやっているといつも寝不足になるのだけど この日はさらに新田次郎の小説「強力伝」を読み始めてしまい 睡眠時間3時間半。。。orz
今回の山行メンバーは おじちゃん(60代)と おじちゃんのご近所さん(50代)。
上高地バスターミナルを6:40に出発。
ペースはおじちゃんたちにまかせていたのだけど なかなかの健脚だ。
顔には出さねど シロタンちょっとキツイ。
だってシロタン寝不足だしぃ テント泊装備だしぃ 4食×2人分の食料だしぃ・・・
上高地から10Km歩いて横尾からやっと登りがはじまります。
この登りでも ご近所さんの健脚ぶりは衰えず。
シロタンピンチ。
ところがすぐにしんどくなって 休憩。
まだ歩くペースが身についてないのですね。
ということでここからは私が先頭でペースをつくります。
おじちゃんもしんどそうだし。
てか シロタンがしんどいんでつ。
小屋の手前で かわうそ発見。
靭帯術後3ヶ月のmieちゃんは 足のサポーターをつけたままサイボーグみたいになって登っている。
おじちゃんたちに「このひとはちょっと頭のおかしなひとです」と紹介したら
「富士山に連続2回も登るなんて きみたちの方が変態夫婦だ!」と言い返されてしまった。
シロタンは 靭帯切れたまま冬の燕岳とか登ってる人のほうが どうかと思うネェ。
涸沢は快晴ですばらしい景色。
今年来るのは3回目だけど こんな青空の涸沢がみたかったんだよね!
夜はかわうそメンバーと一緒に食事。
大なべ持参でキムチ鍋を作ってくれる人
雪渓でフルーツゼリーを作ってくれる人
家庭用のフライパンでジャガバタをつくって イカの塩辛をのせてくれる人
みんなが みんなを楽しませようとしてくれます。
そしてお誕生日の人のためにケーキまで運びあげたらしいが しろもこは食べ損ねた。
痛恨のミス。
かわうそ山岳会で 山の楽しみ方をいっぱい教えてもらったなーと思う。
翌朝は4:30出発で奥穂高岳へ。
このとき満月は西に沈んでしまってあたりは真っ暗。
注意深くルートを見ていたつもりだけど 途中から○印がでてこない・・・
なんか・・おかしい・・・??
あたりは一面ガレ場なのでどこをみても同じ景色。
そしてこんなときに限って地図をなくしていることに気づく。
いままで通ってきた道を思い出してみる。
涸沢小屋には ”奥穂高こっち” の矢印がたしかにあった。
樹林帯のなかには整備された登山道があった。 ○印もあった。
そして目指すべきザイテングラートはちょうど正面にある。
昼間見た登山者は蛇行せず一直線にザイテングラートのほうへ登っていた。
じゃあ このまままっすぐじゃないの??
雪渓まで行ってみる。
人の踏み跡なし。
雪渓を迂回してザイテングラートをめざす。
でもこのままいくと植物エリアに突入だ。
その中に細い道があるのかな??
しばし右へいったり左へいったり探したけれど ない。
ここは登山道ではない という考えにやっと到達する。
ヒュッテ方面からヘッドライトの明かりが3つこっちへ向かってくる。
じゃあこっちに登山道がある??
いやいや どう考えてもここはちがう。
反対側をみると 遠くにヘッドライトがひとつ。
夜一人で歩いているなんて あの人はベテランに違いない と
そちらへ歩いていくと 平らな岩を敷き詰めた登山道がありました!
はぁ〜。だいぶ時間をロスしてしまったよ。
こんなわかりやすい道どうしてまちがえたの???
不思議でしかたがない。
うしろを振り返ると ヘッドライト3名様が
私と同じところで行き詰って立ち往生している。
たぶん私たちのライトについてきちゃったんだな。
で、「ザイテンは正面なのに なぜ??」と思っているにちがいない。
スマン。
ザイテングラートの途中で雲海から登ってくるご来光を拝んで 奥穂高小屋へ到着。
石を敷き詰めた広〜〜いテラスや 大きな岩を使った イスとテーブルにビックリ!!
すごい山小屋だぁ〜〜!!いつか泊まってみたいな。
おじちゃんとの約束の時間があるので 山頂へは行かずに下山。
でも十分感激しちゃいまいした。
涸沢から見る山々もすごいけど、高度を上げるとさらにすごい迫力なんですもの。
下山途中 暑くなってカッパを脱ぐと・・・
イヤン
シロタン 生タイツじゃん。。。orz
山スカートなるものが流行っている昨今 生タイツは
「キャー この人 下半身裸よ!!!」 てなくらい刺激的である。
ちょいと数年前までは平気で プリプリおしりでマラソン大会とか出てたんですけどね。
今ムリ。
さて 明るい下山路を通ると どうして道を間違えたのかがわかりました。
小屋からめざすべきザイテングラートはガレ場を経て一直線の方向に見えるのだけど
大きく右に迂回するのが正解でした。
よく見ると右折すべきだった場所に 右方向を示す矢印がありました。
でも右折した先2mくらいのところにあったので まったく見落としていたのです。
暗いと2m先の標識が見えない!
そして さまよっている途中 ヒュッテから合流する登山道を横切ったはずなのに これにもまったく気づかなかった。
昼間見ると ハッキリ道がみえるのに!
「小屋を出てすぐに道に迷った」なんていったら 誰もが 何であんなわかりやすいところを???と思うでしょう。
私だってそう思うもん。
夜は本当に難しいんだなぁーと身にしみました。
それほど怖い思いをせずに いい経験をしました。
途中から参加したジャンケン大会では
みごと 涸沢小屋の無料宿泊券(2名・期限なし!喫茶券つき!!)をゲト☆
シロタンは道に迷ってもタダでは下りませんよ。 ムフフ。
さて食料を2食×2人分、しかも重たい米やらレトルトカレーやらを残したままなので 下山の荷物が軽くならない。
シロタンつかれちゃったよぅ と言うと ぶりゅうがぜーんぶ持ってくれました。ワォ!
テントにシュラフにマットにガスに、二人分ぜーんぶ!
さらに水を2.5リットルも・・・
ハァ?なんで?横尾から先は水場いっぱいあるじゃん。
オレは強力(ごうりき=重い荷物を山へ運ぶ人)カッコイイと思うんだ と。。。
トレイルランナーなんてちっともカッコイイと思わない。チャラチャラしおって。
(いや チャラチャラはしてないとおもうけど・・・)
--------以下 ぶりゅうによる強力伝-----------
強力は生活のために荷物を運ぶんだ
強太郎
「オレは山で仲間を亡くしてから山はキライだ
いまでもアイツの奥さんには顔向けできない」
史子はいつもこういって明るく迎えてくれる
あの事故は 強太郎さん あなたのせいじゃないわ・・・
強太郎は若い頃 史子に惚れていた。
死んだ昭三と史子をめぐって争ったこともあr
-----------以下略------------
えーつまり 男は黙って荷物を運べ ということだそうです?
じゃ またよろしくお願いしまつ。 シロ。
ということで?
たのしい涸沢フェスティバルはおしまい。
めでたしめでたし。
Siromokoさん、
涸フェス、おつかれさまでした!
チーズフォンデュ、美味しかったです♪
レポートですが、山行レポートとしては、行程なども違うのでわけさせていただきましたのよろしくです
かいちょもおつかれさまでした!!
暑かったし、荷物重かったしで疲れたとおもいます。
でも今回もたのしかったー
mieで投稿しちゃった。
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