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記録ID: 456874
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積雪期ピークハント/縦走
十勝連峰

凌雲閣から上ホロカメットク山 〜オーソドックスな往復ルート〜

2014年05月31日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
05:14
距離
11.0km
登り
853m
下り
834m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

凌雲閣(8:25)→安政火口分岐(9:00)→上ホロ分岐(9:20)→上富良野岳(10:25)→上ホロカメットク山(10:35←昼食→11:15)→上富良野岳(11:25)→D尾根(11:50←ティータイム→12:10)→上ホロ分岐(12:30)→安政火口分岐(12:50)→凌雲閣(13:25)
天候 曇り後晴れ
稜線にでると強風
過去天気図(気象庁) 2014年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
凌雲閣前の公共駐車場利用
入山時も下山時もガラガラでした。
コース状況/
危険箇所等
凌雲閣⇔安政火口:午前中は雪がしまっていて非常に歩きやすくて良好、下山時は気温が上昇して踏み抜き多数。残雪は浅いので危険性はないけど鬱陶しい。
安政火口⇔D尾根:残雪トラバースルートや雪庇なども綺麗に整備されて歩きやすい。ありがたや〜です。300階段は雪の影響で歩けないので300階段上方部まで直登です。キバナシャクナゲがつぼみになっていたので来週あたり咲くかもです。
D尾根⇔上富良野岳・上ホロカメットク山:D尾根は雪なく快適でした。上富良野岳山頂直下は残雪ありです。一箇所、急斜面に雪が残っていて少し緊張します。稜線も雪なく快適でした。
冬・春時期の入山届は凌雲閣の玄関にあります。玄関は開けてくれているので朝早くても記帳できます。去年、遭難騒ぎを起こした身としては、入山前の記帳はmustです。
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冬・春時期の入山届は凌雲閣の玄関にあります。玄関は開けてくれているので朝早くても記帳できます。去年、遭難騒ぎを起こした身としては、入山前の記帳はmustです。
さて青空の下、出発です。
さて青空の下、出発です。
三段山分岐標識。通行止ですが…
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三段山分岐標識。通行止ですが…
安政火口分岐付近。
途中の残雪トラバースはちゃんと足場が切ってあって歩きやすいです。自衛隊?山岳会?有志?の皆様感謝です。
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途中の残雪トラバースはちゃんと足場が切ってあって歩きやすいです。自衛隊?山岳会?有志?の皆様感謝です。
毎年難儀する雪庇の登坂も足場が切ってあります。ワンダフルです。
毎年難儀する雪庇の登坂も足場が切ってあります。ワンダフルです。
雪庇登りました。このぐらいが一番歩きやすい。これが細くなってくると歩きにくいのですよ。
雪庇登りました。このぐらいが一番歩きやすい。これが細くなってくると歩きにくいのですよ。
上ホロ分岐手前のガレ場。まっ平らですが…。
上ホロ分岐手前のガレ場。まっ平らですが…。
上ホロ分岐。国土地理院の地図とは違う場所にあります。
上ホロ分岐。国土地理院の地図とは違う場所にあります。
今日は雲と青空のコントラストがついていて、とても美しいのです。
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今日は雲と青空のコントラストがついていて、とても美しいのです。
300階段は探索不能(この写真の枠を外れて右側に登り口がある、ただ木々が雪の重みで倒れこんでいて歩行困難)なので、素直に、300階段の上層部まで直登します。
300階段は探索不能(この写真の枠を外れて右側に登り口がある、ただ木々が雪の重みで倒れこんでいて歩行困難)なので、素直に、300階段の上層部まで直登します。
少し標高をあげて振り向くと富良野岳と市街地の絶景が見れます。
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少し標高をあげて振り向くと富良野岳と市街地の絶景が見れます。
300階段に合流してD尾根まで登りきりました。化物岩と市街地の風景。
300階段に合流してD尾根まで登りきりました。化物岩と市街地の風景。
何度見ても美しい十勝岳と上ホロカメットク山。
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何度見ても美しい十勝岳と上ホロカメットク山。
キバナシャクナゲ。もう少しで咲きそうですよ〜。
キバナシャクナゲ。もう少しで咲きそうですよ〜。
上富良野岳。直下は残雪があります。実際歩くと見た目以上に緊張箇所があります。
上富良野岳。直下は残雪があります。実際歩くと見た目以上に緊張箇所があります。
最もイヤなところに雪がなくてホッっとしました。
最もイヤなところに雪がなくてホッっとしました。
上富良野岳。稜線に出た途端に強風が身体をあおります。
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上富良野岳。稜線に出た途端に強風が身体をあおります。
たまらず上富良野岳はスルーして風が避けられる上ホロカメットク山に進みます。途中、小石とか色んなものが飛んできて痛いです。
たまらず上富良野岳はスルーして風が避けられる上ホロカメットク山に進みます。途中、小石とか色んなものが飛んできて痛いです。
上ホロ山頂に着きました。今年、山頂標識が折れたのは設置した場所が悪いからかもです。元々はもう少し断崖から離れた地点に立っていました(今も名残があります)。その数メートルでかなり風がさえぎられるのです。
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上ホロ山頂に着きました。今年、山頂標識が折れたのは設置した場所が悪いからかもです。元々はもう少し断崖から離れた地点に立っていました(今も名残があります)。その数メートルでかなり風がさえぎられるのです。
今日は誰も登っていません。とても静かな山頂から十勝岳が綺麗です。
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今日は誰も登っていません。とても静かな山頂から十勝岳が綺麗です。
風が強いので雲が色んな形を見せては崩れていきます。
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風が強いので雲が色んな形を見せては崩れていきます。
十勝岳付近の円盤のような雲ができました。
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十勝岳付近の円盤のような雲ができました。
凌雲閣をのぞきこみます。このアングルは風の通り道です。
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凌雲閣をのぞきこみます。このアングルは風の通り道です。
例によって三峰山まで行こうかと思いましたが、風が強くてあずましくないので止めました。
例によって三峰山まで行こうかと思いましたが、風が強くてあずましくないので止めました。
D尾根に下りてティータイムです。セイロンティーに黒糖が入っています。
D尾根に下りてティータイムです。セイロンティーに黒糖が入っています。
今度は上ホロ上空に変な形の雲を捉えましたが…
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今度は上ホロ上空に変な形の雲を捉えましたが…
あっという間に崩れてブーメランのようになりました。
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あっという間に崩れてブーメランのようになりました。
安政火口まで戻ってきました。ここで小休止です。
安政火口まで戻ってきました。ここで小休止です。
下山時もガラガラの駐車場。私の隣に止めていた練馬ナンバーの車の主が下山してきたので「おつかれさまです〜」と声をかけましたが無視されました。都会の人は冷たいです。
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下山時もガラガラの駐車場。私の隣に止めていた練馬ナンバーの車の主が下山してきたので「おつかれさまです〜」と声をかけましたが無視されました。都会の人は冷たいです。
上富良野町の十勝岳山開きは6月15日に決まったようです。美瑛町のほうは例年通り情報なしです。例年、美瑛町の山開きに関する告知ポスターやチラシ等々を見たことがないので、町としての山に対する意気込みが違うのでしょう。
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上富良野町の十勝岳山開きは6月15日に決まったようです。美瑛町のほうは例年通り情報なしです。例年、美瑛町の山開きに関する告知ポスターやチラシ等々を見たことがないので、町としての山に対する意気込みが違うのでしょう。
今回も白金温泉の山辺の家族で温泉後に小上がりで新聞読みつつ待ったりして、「美瑛豚100%W麹のハンバーグ丼」を頂きました。おいしゅうございました(^^)。
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今回も白金温泉の山辺の家族で温泉後に小上がりで新聞読みつつ待ったりして、「美瑛豚100%W麹のハンバーグ丼」を頂きました。おいしゅうございました(^^)。

感想

例年、この時期に上富良野岳に上がって三峰山行ったり、上ホロ行ったりしていますが、今年もとりあえず上富良野岳まで上がっとこうみたいな感じで出掛けました。遠望で見ている分には、随分と雪は減りましたが登るとまだまだいっぱいです。ただ例年並みではないかと思います。この山が本当に危険箇所がなくなってノホホーンと登れるようになるのは、やはり6月の第二週に入ってからぐらいではないかと思います。

朝、登山口についてガラーンとしている駐車場と本日は未記入の入山届を見たときには、「え?、こんな天気の良い日に今日誰も登ってないのかい」と思い、緊張感を味わいつつも静かな山を楽しんでいたところ、やはりそうは問屋がおろさないようで、結局、下山時に富良野縦走組を含めて5組ほどのパーティを確認しました。予想外だったのは稜線の強風で、十勝岳特有の身体が持っていかれそうになる風の上に、風の通り道では舞って来た小石や砂などが顔に当たって痛い目に合いました。こういう体験をすると山って生きてるなぁって実感します。

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