8月8日(月) 4:24 御座石温泉(1,060m)出発
夜明けが遅くなりました。薄明るくなる頃に出発。
御座石温泉の建物前を北側から回り込むように登山道へ。
ここから登るのは初めてでしたが、ちょっと分かりにくいです。
燕頭山へ続く尾根は急峻。初めからジグザグで瞬く間に標高を上げていきます。
0
8月8日(月) 4:24 御座石温泉(1,060m)出発
夜明けが遅くなりました。薄明るくなる頃に出発。
御座石温泉の建物前を北側から回り込むように登山道へ。
ここから登るのは初めてでしたが、ちょっと分かりにくいです。
燕頭山へ続く尾根は急峻。初めからジグザグで瞬く間に標高を上げていきます。
5:33 最初の展望地(1,300m)
コンクリートで固めた崩壊地を通過。夜明け前は星空だったのが完全に曇りです。
0
5:33 最初の展望地(1,300m)
コンクリートで固めた崩壊地を通過。夜明け前は星空だったのが完全に曇りです。
一旦傾斜が緩む西ノ平を通過。
0
一旦傾斜が緩む西ノ平を通過。
5:59 林道?を渡り本格的な登りへ(1,320m)
地形図では破線道でしたが、実質的には林道が上がってきていました。
いよいよここから切れ目のない急登となるようです。
1
5:59 林道?を渡り本格的な登りへ(1,320m)
地形図では破線道でしたが、実質的には林道が上がってきていました。
いよいよここから切れ目のない急登となるようです。
時折、小休止を交えつつ標高を稼いでいきます。
1
時折、小休止を交えつつ標高を稼いでいきます。
母のペースに合わせて登っていきます。
1
母のペースに合わせて登っていきます。
燕頭山までなかなか遠い。普段の山行中には殆ど見ないGPSで標高を確認したりしました。
0
燕頭山までなかなか遠い。普段の山行中には殆ど見ないGPSで標高を確認したりしました。
まだまだ続く急登。
1
まだまだ続く急登。
8:26 旭岳(1,880m)
祠のある旭岳に差し掛かりました。燕頭山までまだしばらく掛かります。
1
8:26 旭岳(1,880m)
祠のある旭岳に差し掛かりました。燕頭山までまだしばらく掛かります。
崩壊地を通過。高所恐怖症の母には「周りを見ないで足元だけ見て歩く」ようにと繰り返し伝えています。
1
崩壊地を通過。高所恐怖症の母には「周りを見ないで足元だけ見て歩く」ようにと繰り返し伝えています。
苦しい急登が続きますが、大好きな南アルプスの樹林帯の光景に癒されます。
1
苦しい急登が続きますが、大好きな南アルプスの樹林帯の光景に癒されます。
キノコの多い尾根道でした。
0
キノコの多い尾根道でした。
燕頭山直下まで急登です。
1
燕頭山直下まで急登です。
長かった急登がようやく終わりました。
0
長かった急登がようやく終わりました。
9:21 燕頭山山頂(2104.8m)到着!
御座石温泉を出発してから5時間かけてやっと燕頭山に到着。
眺望はないものの広くて居心地よい山頂です。
9:33 出発
1
9:21 燕頭山山頂(2104.8m)到着!
御座石温泉を出発してから5時間かけてやっと燕頭山に到着。
眺望はないものの広くて居心地よい山頂です。
9:33 出発
燕頭山を過ぎると尾根の様相は一変。崩壊地脇を通過。
1
燕頭山を過ぎると尾根の様相は一変。崩壊地脇を通過。
砂地を通ったりと変化に富んでいます。
1
砂地を通ったりと変化に富んでいます。
鳳凰小屋まで残す標高差は300mほど。前半のような急登はないのでだいぶ楽です。
1
鳳凰小屋まで残す標高差は300mほど。前半のような急登はないのでだいぶ楽です。
なだらかで良い尾根道が続きます。
1
なだらかで良い尾根道が続きます。
途中にあるピークは全て北山腹を巻いていきます。
1
途中にあるピークは全て北山腹を巻いていきます。
長かった山腹道ですが、尾根を乗越すと鳳凰小屋までもうすぐ。
1
長かった山腹道ですが、尾根を乗越すと鳳凰小屋までもうすぐ。
11:56 鳳凰小屋(2,382m)到着!!
御座石温泉を出発してから7時間半。安定したペースを維持して到着しました。お疲れさまでした。
休日は要予約のテント場も平日は不要。さっそく受付を済ませてテント設営に取り掛かります。
1
11:56 鳳凰小屋(2,382m)到着!!
御座石温泉を出発してから7時間半。安定したペースを維持して到着しました。お疲れさまでした。
休日は要予約のテント場も平日は不要。さっそく受付を済ませてテント設営に取り掛かります。
鳳凰小屋・キャンプ指定地でのあおいとひなた
#ヤマノススメ
鳳凰小屋のテント場は樹林に囲まれた小広い平地。石がないのでペグで固定します。
水場、トイレが近くて居心地はとても良いです。
19時頃には就寝。今回のテント泊は比較的静かでよく眠れました。
0
鳳凰小屋・キャンプ指定地でのあおいとひなた
#ヤマノススメ
鳳凰小屋のテント場は樹林に囲まれた小広い平地。石がないのでペグで固定します。
水場、トイレが近くて居心地はとても良いです。
19時頃には就寝。今回のテント泊は比較的静かでよく眠れました。
1:00 起床
3:10 鳳凰小屋(2,382m)出発
暗いうちから地蔵岳への急登へ。いきなり今日一番の頑張りどころです!
薄明るくなった頃、地蔵岳直下の砂地に差し掛かりました。
4年前の初登頂時は積雪があったので、砂を踏んだのは今回が初めてでした。
1
1:00 起床
3:10 鳳凰小屋(2,382m)出発
暗いうちから地蔵岳への急登へ。いきなり今日一番の頑張りどころです!
薄明るくなった頃、地蔵岳直下の砂地に差し掛かりました。
4年前の初登頂時は積雪があったので、砂を踏んだのは今回が初めてでした。
5:06 地蔵岳(2,720m)到着!!
約2時間で地蔵岳直下に到着。オベリスクの威容に母も圧倒されていました。
1
5:06 地蔵岳(2,720m)到着!!
約2時間で地蔵岳直下に到着。オベリスクの威容に母も圧倒されていました。
主稜線側へ少し下ると賽ノ河原。柔らかい朝日が射しこんできました!
1
主稜線側へ少し下ると賽ノ河原。柔らかい朝日が射しこんできました!
地蔵岳の肩からご来光でした。
2
地蔵岳の肩からご来光でした。
母にも自分にも良き思い出となる朝でした。
2
母にも自分にも良き思い出となる朝でした。
5:29 赤抜沢ノ頭付近(2,730m)
賽ノ河原から一登りで赤抜沢ノ頭へ。少し離れるとオベリスクが一層美しさを増すようです。
2
5:29 赤抜沢ノ頭付近(2,730m)
賽ノ河原から一登りで赤抜沢ノ頭へ。少し離れるとオベリスクが一層美しさを増すようです。
5:38 赤抜沢ノ頭(2,750m)
赤抜沢ノ頭で主稜線に合流。鳳凰三山最高峰の観音岳へ向かいます。
まずは岩稜を約100mほど下ります。
1
5:38 赤抜沢ノ頭(2,750m)
赤抜沢ノ頭で主稜線に合流。鳳凰三山最高峰の観音岳へ向かいます。
まずは岩稜を約100mほど下ります。
白い砂地の稜線を進みます。
1
白い砂地の稜線を進みます。
雲海に浮かぶ地蔵岳を振り返ります。
1
雲海に浮かぶ地蔵岳を振り返ります。
観音岳への登りは標高差約200m。母のペースに合わせて調整しながら進みます。
1
観音岳への登りは標高差約200m。母のペースに合わせて調整しながら進みます。
アップダウンを経てようやく観音岳山頂間近となりました。
1
アップダウンを経てようやく観音岳山頂間近となりました。
ここまで来ると観音岳まであと僅か。あと少し、あと少し、もう一歩前へ!
1
ここまで来ると観音岳まであと僅か。あと少し、あと少し、もう一歩前へ!
7:32 観音岳山頂(2840.7m)到着!!
着きました!
鳳凰小屋を出発してから4時間半弱。比較的良いペースで登れました。
お疲れさまでした!
1
7:32 観音岳山頂(2840.7m)到着!!
着きました!
鳳凰小屋を出発してから4時間半弱。比較的良いペースで登れました。
お疲れさまでした!
観音岳山頂より地蔵岳の眺望。
7:45 観音岳山頂出発
3
観音岳山頂より地蔵岳の眺望。
7:45 観音岳山頂出発
鳳凰三山の残る一峰、薬師ヶ岳を目指します。
この先は標高差の小さい快適な稜線漫歩。鳳凰三山のハイライトといってよいでしょう!
3
鳳凰三山の残る一峰、薬師ヶ岳を目指します。
この先は標高差の小さい快適な稜線漫歩。鳳凰三山のハイライトといってよいでしょう!
観音岳から薬師ヶ岳へ至る白砂青松の稜線。
1
観音岳から薬師ヶ岳へ至る白砂青松の稜線。
花崗岩が風化した砂を踏みしめて進んでいきます。
1
花崗岩が風化した砂を踏みしめて進んでいきます。
あと少し、あと少し、もう一歩前へ!
1
あと少し、あと少し、もう一歩前へ!
8:25 薬師ヶ岳(2,770m)到着!!
地蔵岳、観音岳、そして薬師ヶ岳、鳳凰三山これにて完登です。
観音岳を振り返りつつ充実感に包まれました。
1
8:25 薬師ヶ岳(2,770m)到着!!
地蔵岳、観音岳、そして薬師ヶ岳、鳳凰三山これにて完登です。
観音岳を振り返りつつ充実感に包まれました。
薬師ヶ岳山頂にて
予報が外れて朝から雲が湧き、周囲の山々が見えませんでした。
それでも母は鳳凰三山を十分に満喫してくれたようです。
1
薬師ヶ岳山頂にて
予報が外れて朝から雲が湧き、周囲の山々が見えませんでした。
それでも母は鳳凰三山を十分に満喫してくれたようです。
薬師ヶ岳山頂でのあおいとひなた
#ヤマノススメ
1
薬師ヶ岳山頂でのあおいとひなた
#ヤマノススメ
8:54 薬師ヶ岳出発
約30分の滞在で英気を養ったうえで、中道の長大な下りに挑みます。
下りに4〜5時間は掛かると母には予め伝え、何度も休憩をしっかりとりつつ下ります。
1
8:54 薬師ヶ岳出発
約30分の滞在で英気を養ったうえで、中道の長大な下りに挑みます。
下りに4〜5時間は掛かると母には予め伝え、何度も休憩をしっかりとりつつ下ります。
薬師ヶ岳山頂を出発するとすぐに樹林帯へ。
1
薬師ヶ岳山頂を出発するとすぐに樹林帯へ。
10:13 御座石(2,380m)
薬師ヶ岳から約1時間で御座石。でもまだまだ下りは序盤です。
この先が激下りで最も注意を要する区間となります。
2
10:13 御座石(2,380m)
薬師ヶ岳から約1時間で御座石。でもまだまだ下りは序盤です。
この先が激下りで最も注意を要する区間となります。
激下りが一段落するとなだらかな笹原の尾根となります。
時折現れる大きな段差がしんどい。
笹原が終わると里山らしい光景へ。長い下りも足を動かしていればいつか終わります。
0
激下りが一段落するとなだらかな笹原の尾根となります。
時折現れる大きな段差がしんどい。
笹原が終わると里山らしい光景へ。長い下りも足を動かしていればいつか終わります。
14:13 中道登山道入口(1,280m)
薬師ヶ岳を出発してから5時間余。ようやく登山道を抜けました!
ここより少し先で林道歩きへ。疲れた脚には堪えます…。
1
14:13 中道登山道入口(1,280m)
薬師ヶ岳を出発してから5時間余。ようやく登山道を抜けました!
ここより少し先で林道歩きへ。疲れた脚には堪えます…。
ドンドコ沢を渡る橋にて。あの遥かなる稜線からよく歩きました。
青木鉱泉までの登り返しは最後の頑張りどころ。
4年前はうっそうと繁っていた樹林帯が伐採されて木陰が無くなり、たいへん暑かったです…。
1
ドンドコ沢を渡る橋にて。あの遥かなる稜線からよく歩きました。
青木鉱泉までの登り返しは最後の頑張りどころ。
4年前はうっそうと繁っていた樹林帯が伐採されて木陰が無くなり、たいへん暑かったです…。
15:20 青木鉱泉バス停(1,080m)到着!!!
たいへんお疲れさまでした!
間に合えばいいなと思っていた15時のバスは出発した直後。
最終17時の便まで青木鉱泉で待つことにします。
1
15:20 青木鉱泉バス停(1,080m)到着!!!
たいへんお疲れさまでした!
間に合えばいいなと思っていた15時のバスは出発した直後。
最終17時の便まで青木鉱泉で待つことにします。
4年ぶり2度目の青木鉱泉にて。顔を洗ったり、テントを干したり、コーラで乾杯したり。
母にドンドコ沢コースの登山口を教え、今回は避けた理由を説明しました。
いろいろやってると意外に待ち時間は短く感じました。
1
4年ぶり2度目の青木鉱泉にて。顔を洗ったり、テントを干したり、コーラで乾杯したり。
母にドンドコ沢コースの登山口を教え、今回は避けた理由を説明しました。
いろいろやってると意外に待ち時間は短く感じました。
17:00 青木鉱泉発。御座石温泉へ
こちらのバスにて御座石温泉へ向かいます。
一区間乗車の場合は運転手さんから直接乗車券を購入。
韮崎まで乗る場合は青木鉱泉での購入となるようです。
1
17:00 青木鉱泉発。御座石温泉へ
こちらのバスにて御座石温泉へ向かいます。
一区間乗車の場合は運転手さんから直接乗車券を購入。
韮崎まで乗る場合は青木鉱泉での購入となるようです。
バスは1日4本しかありません。また運行日も要確認です。
1
バスは1日4本しかありません。また運行日も要確認です。
17:15 御座石温泉バス停(1,060m)到着!!
バスは悪路を慎重に走行し、懐かしい御座石温泉へ戻ってきました!
1
17:15 御座石温泉バス停(1,060m)到着!!
バスは悪路を慎重に走行し、懐かしい御座石温泉へ戻ってきました!
御座石温泉より昨日朝に登った尾根を見上げ、達成感を新たにしました。
鳳凰三山は今夏の母との山行において、最もグレードの高い山となるでしょう。
所要約30分で尾白の湯へ立ち寄り、2日間の汗を流しました。
疲れていたはずの母ですが、帰路も山談議が尽きることはありませんでした。
母にとって鳳凰三山での2日間は忘れられない思い出となったようです。
本当にお疲れさまでした!
1
御座石温泉より昨日朝に登った尾根を見上げ、達成感を新たにしました。
鳳凰三山は今夏の母との山行において、最もグレードの高い山となるでしょう。
所要約30分で尾白の湯へ立ち寄り、2日間の汗を流しました。
疲れていたはずの母ですが、帰路も山談議が尽きることはありませんでした。
母にとって鳳凰三山での2日間は忘れられない思い出となったようです。
本当にお疲れさまでした!
ツイッターでアップを知りました。
山の休日さんが ドンドコ沢から登られたのを
思い出しました。
オベリスクで思い出しました。
長ーい登ると思いましたが、
下りはさらに長い。
1日目7;20
二日目11;18とは すごいです。
(*_*)
一日目急登のようですねー、
2380へ1200から
高低差1180M すごいな、、
翌日は 早立で 地蔵岳肩からの
御来光、すばらしい 御写真です。
ため息がでますね。
登って人だけ見ることができる
ご褒美ですねー。
両日とも 変化のある 面白い
登山道のようですね。
伸びやかな 景色も見ることができて
よかったですね。
私なら薬師ケ岳で もう一泊です。笑
観音岳から尾の地蔵岳の景色
観音岳から薬師ケ岳の景色、
すばらしいーーですねぇーー☆(⌒∇⌒)☆
無事下られ 舗装道路を一時間で
青木鉱泉でしょうか。
バスの待ち時間2時間も 苦にならない
帰路も山談義が弾むと 息の合った親子さん。
ほんとに うらやましい限りです。
楽しい山行をご紹介くださり
ありがとうございました。(⌒∇⌒)
本当に直ちにご覧いただきまして、本当にありがとうございます!
自分も4年前にドンドコ沢を登ったんですが、3年前の台風で登山道が荒れたようです。
今では修復されて通行できますが、それでも以前よりタフなルートとなっているとのことで、
母を連れて登るのは避けるほうが良いと判断しました。
その代わりの御座石温泉からの尾根道なのですが、こちらはこちらで中盤の燕頭山まで急登。
とにかくペース配分と休憩をいつも以上に気を遣いました。
二日目が長丁場ですから、可能な限り早発すべきと考えて3時発としました。
地蔵岳直下までナイトハイクでの急登となりましたが、母は頑張ってくれました。
御来光は本当に自分と母にとってご褒美でした。
薬師ヶ岳まで花崗岩の明るい稜線。最高峰の観音岳を越えるのは楽ではありませんが、
周囲の光景を楽しみつつ進みました。
これまで母と共に登ってきた、北岳、間ノ岳、そして富士山を眺めてほしいと願っていましたが、
あいにくこの日は雲が多くて見てもらうことはできませんでした。こればかりはしょうがありませんね。
今回諸事情により1泊2日での周回となりましたが、mayasanpoさんがおっしゃられるように、
薬師ヶ岳小屋であと1泊すれば万全だと思います。中道の下りももちろん楽ではありませんでした。
自分の考えていた中で、この鳳凰山は今夏最もグレードの高い山行でした。
それでも母が終始順調に歩けたことは本当に嬉しく思います。
母の登山の思い出にも鳳凰山はしっかりと刻み込まれたことでしょう。
バスの待ち時間、そして帰路も一人だと長いでしょうけど、
共に過ごせる時間は本当に大事なものですので短く感じたのだと思います。
お盆を過ぎるとアルプスは早くも秋の気配を感じ始めます。
まだしばらく長野に居る母のためにも、あといくつか山に登らせてあげたいと願っています。
今回も本当にありがとうございました。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する