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記録ID: 458061
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ハイキング
甲信越

米山

2014年06月01日(日) [日帰り]
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nobou その他6人
GPS
--:--
距離
3.7km
登り
470m
下り
454m

コースタイム

水野林道登山口9:17-(途中休憩5分)-9:41やくしの森-9:57下牧分岐10:05-10:10おんなしらば避難小屋-10:13ロープ場-10:31(休)10:35-10:47山頂(昼食。休憩)12:00-12:15女しらば12:21-12:33下牧分岐12:42やくしの森-12:57登山口
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2014年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
道の駅松川-大町-白馬-登山口・往復
コース状況/
危険箇所等
登り始めに階段の急登あり
おんなシラバ避難小屋の先の鞍部からロープ場あり。冬は雪庇が発達する
ロープ場から山頂までは道が抉れていて歩きにくい
2014年6月1日(日) 9:08 米山水野林道登山口から妙高,火打,焼山を望む
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2014年6月1日(日) 9:08 米山水野林道登山口から妙高,火打,焼山を望む
同 芝生にも車
同 出発前
9:17 出発
9:38 ブナ現れる
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9:38 ブナ現れる
9:41 やくしの森
9:41 やくしの森
9:41 やくしの森のブナ林
9:41 やくしの森のブナ林
9:57 下牧コースとの合流点
  休憩〜10:05
9:57 下牧コースとの合流点
  休憩〜10:05
10:08 タニウツギ
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10:08 タニウツギ
10:09 イワカガミ
10:09 イワカガミ
10:10 ノックして下さいな
10:10 ノックして下さいな
10:10 女しらば休憩所〜かつて女人禁制だった頃、ここから先には行けなかった
10:10 女しらば休憩所〜かつて女人禁制だった頃、ここから先には行けなかった
同 山頂へ0.9km
10:13 階段を下った鞍部から急登
となる
10:13 階段を下った鞍部から急登
となる
10:15 ハコネウツギに似た白花
10:15 ハコネウツギに似た白花
10:26 抉れて歩きにくい道の連続
10:26 抉れて歩きにくい道の連続
10:31 休憩~蒸し暑い
10:31 休憩~蒸し暑い
10:47 まもなく頂上
10:47 まもなく頂上
10:47 頂上の避難小屋
10:47 頂上の避難小屋
10:48 登山客多数
10:48 登山客多数
10:49 北信の山々くっきりと
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10:49 北信の山々くっきりと
同 左から妙高・火打・焼山…その西は不明だが北アルプスではないか‥?
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同 左から妙高・火打・焼山…その西は不明だが北アルプスではないか‥?
10:50 「原三角点」
明治15年頃設置された貴重な三角点が。
雲取山と米山の2箇所だったが、最近、群馬県下仁田町の白髪岩で発見され、現在3個になった。更にないかと全国を探し回っている人もいるとか・・。

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10:50 「原三角点」
明治15年頃設置された貴重な三角点が。
雲取山と米山の2箇所だったが、最近、群馬県下仁田町の白髪岩で発見され、現在3個になった。更にないかと全国を探し回っている人もいるとか・・。

同 こちら現(一等)三角点
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同 こちら現(一等)三角点
10:51 柿崎地区の海岸線
10:51 柿崎地区の海岸線
11:20〜11:50 暑さを避けて神社の陰で昼食
11:20〜11:50 暑さを避けて神社の陰で昼食
11:56 北アルプス!?
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11:56 北アルプス!?
12:00 下山
12:15 15分で女しらば 休憩〜12:21
12:15 15分で女しらば 休憩〜12:21
12:33 下牧コース分岐
12:33 下牧コース分岐
12:42 やくしの森通過
12:42 やくしの森通過
12:43 ユキツバキ
12:43 ユキツバキ
12:49 ナツツバキか!?
12:49 ナツツバキか!?
12:53 下山

感想

 新潟mixi山の会のmalmalさんとジョイントして山頂1泊,ノメル・デ・ク・エルで楽しくやろうと目論んだが双方都合がつかず、大町労山7名で1日(日)のみの日帰り山行となる。
 大町は朝から雲一つないピーカンで暑くなるのを覚悟して6時に家を出る。9時過ぎに水野林道登山口に着くとこちらも雲一つない晴天で、南西方向にくっきりと妙高,火打,焼山が浮き上がっているのに先ず驚く。2011年11月以来5回目の米山登山で初めて目にする展望で、まったく予想していなかっただけに、北信・信越国境の山々はこんな風に見えるのかと、意表をつかれた感じながらも納得する。
 過去4回がいずれも11月3日前後で、夏の米山は初めてと言うこともあってこれまでと印象が違う。
 登山口からすぐに擬木の階段が続き、階段を登り切った辺りからブナの森となる。『やくしの森』と名づけた真新しい看板があった。樹林の中の道はひんやりとして時折吹く風が気持ちよく快適。途中5分の休憩を入れて40分ほどで下牧コースの合流点に到達。8分休んで更に5分で『女しらば』と言う避難小屋を通過。『女しらば』と言うのはかつて米山が女人禁制だった頃に、女性がそれ以上登ることを許されなかった場所とのことだが、それ以上詳しいことはわからない。
 避難小屋から道は左折し、階段を下り切った鞍部からはロープのある岩場のような尾根を登る。ここは左右が切り立った痩せ尾根で、両側は左右とも谷。冬には西側に雪庇が出来るところだが、夏場はどうと言うこともない。
 そこから山頂まではまっすぐな尾根なのだが、登山道が身長分ほど抉れているために谷を歩いている感じで、風がなく見通しもないので蒸し暑い。また道が細くて休むによい場所もないが、ロープ場から30分あまりの頑張りで山頂の避難小屋に着く。
 
 この日は水野林道終点の駐車場は満杯で、登っている間にも下山する多くの人とすれ違い、また追い越して行く人も多かった。山頂に着いて見ると更に大平登山口からもどんどんと登って来る人があり、相当数の登山者だったと思われるが、その割には人で溢れかえると言う感じはなかく、それぞれが適度に散らばっているものと思われた。
 山頂の暑い陽射しを避けて神社の陰で昼食。写真を撮って12時発,1時間弱で下山。
 
 山頂からの展望は何といっても妙高・火打・焼山とその右(西)に連なる雪をたっぷり頂いた山々の素晴らしさに尽きる。普段アルプスの側から北東方向に見る北信の山々の分かりにくさに比して、全く反対側から南西方向に見るそれらは実に明快で分かりやすい。
 しかし、分かりやすかったのはそれら焼山までの三山だけであって、そこから西の山々が分らなかった。単純に考えれば焼山に続くのは天狗原山,金山,雨飾山等々で、その手前に鋸岳,鬼ヶ面山,頸城駒ヶ岳等がある筈である。それまでじっと眺めていた長老が『あの高さと雪の量からするとあれは北アルプスだ』と言い切った。言われていればそうだと思ったが、ではどれがどの山かと思って白馬岳と三山を探したが、それらしく見えても今一つピッタリ来ない。
 一度は『白いのは全部北アルプス』と思ってみたが、『では雨飾山はどれ‥!?』と探すと見つからず、高さと雪の量に目を瞑ってもう一度『白くて高い』山を雨飾山と考えてみたりして、結局分らず終い。後にカシミールで調べて下さった方の指摘で『白いのは全部北アルプス』に落ち着いたが、まさか雪倉岳が見えるとは思いもしなかったので驚いた。
 普段、自分達は白馬三山に正対する位置で東側から見ている。その場合、高い所から見ても小蓮華岳越しに雪倉岳が見えることはない。ところが北東側から見ると、白馬・小蓮華〜雪倉・朝日の北東側のエリアはスッポリと空いていて、その延長線上に位置している米山からはしっかり見えるのだ。
 あれやこれやのいい加減な推測もカシミールで決着したが、米山と言う位置から北信の山々に重なる北アルプス北部と頸城の山々の位置関係を知ることができた。それもこれも、米山の常連であるmalmalさんでさえ、過去に一度あるかないかと言うほどの絶好の展望だったことに尽きる。

  

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コメント

お疲れ様です
晴れていて良かったですね。

妙高山、火打山、焼山の右は、雨飾山が見えるはずです。

それから頸城駒ヶ岳など糸魚川の山々ではないでしょうか?

北アルプスって見えたかどうかは覚えてないですが、

上記の山が邪魔をしていますね。
2014/6/2 13:25
カシミール
 カシミールで検証して下さった方からコメントがありまして、malmalさんも私も(地元の方々も)間違っていたようです。
 焼山の右の一番高いのが白馬岳,その左奥が白馬槍ヶ岳,右の尖ったのは雪倉岳で一番右は朝日岳だそうです。白い山の下に見えている黒いシルエットが頸城の山々なのでしょうネ。
 米山に5回登って初めての展望でした。同行のメンバーも米山を絶賛していました。
 今秋のノメル・デ・ク・エルデも、バージョンアップしたジョロキア&ハバネロのサルサソースに乞うご期待!
2014/6/3 9:02
なるほど
私もかれこれ10回くらいにはなるように思えるのですが、

これほどの展望に恵まれた記憶はここ数年なかった感じがしますね。



と、古い記録を見ると、すごい展望の良い日にに登ってる写真が出て来たりする大バカ者ですが( ̄◇ ̄;)


お恥ずかしい(。-_-。)


この時期でしかも日中のど真ん中でこれほどの展望が良かったなんて、


かなり強運だったのではないでしょうか?

秋まで待たず、夏に行って泊まって来ようかな( ̄▽ ̄)
2014/6/3 9:47
プロフィール画像
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