大雪山


- GPS
- 04:53
- 距離
- 6.1km
- 登り
- 707m
- 下り
- 701m
コースタイム
過去天気図(気象庁) | 2022年08月の天気図 |
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アクセス |
写真
本州中部以西では標高500-1000mの山地に生息する。出現期は7月中旬から9月中旬にかけてで、地域によって差がある。アカマツ、スギ、ヒノキなどの樹木に、頭を下にして逆さにとまり、クマゼミやミンミンゼミと同じくよく晴れた午前中を中心に「ギー」と鳴く。その鳴き声はコエゾゼミやアカエゾゼミとよく似るが、それらはエゾゼミと異なり震えるような独特のビート音がない点で区別される。また、交尾はV字型で行われる。
自然での生育地はユーラシアの北部や北アメリカの周北林(北半球の寒帯の森林)で、温帯から北極圏に近い地域まで分布する。
樹高は10 - 40センチメートル程度で、直立した幹はぎっしりと密集している。森林に生育するため、日陰で湿度が高く、また土壌が酸性の場所を好む。多くのツツジ科の植物と同様、栄養分の少ない土地でも耐えられるが、アルカリ性の土壌では生育できない。耐寒性にすぐれ、-40℃以下でも耐えることができる一方、夏が暑い場所では生育しにくい。
東日本(北海道〜中部地方以北)、樺太、アリューシャン列島、カムチャツカ半島に分布。高山の雪渓周辺の多湿地に生える。高さは10cm程度。枝は地面を這い、群落を作る。葉は羽状複葉。花期は6から8月。花茎の先に3cmほどの白い五弁花を1つ咲かせ、多数の黄色い雌しべと雄しべがある。花後、花柱は伸びて放射状に広がる。果実は痩果。和名のチングルマは、この実の形が子供の風車(かざぐるま)に見えたことから稚児車(ちごくるま)から転じて付けられた。
大雪山旭岳周辺の登山道沿いに数百mも続く大群落が有名である。タテヤマチングルマは薄いピングがかっている。田中澄江が『花の百名山』の著書で、黒部五郎岳を代表する高山植物のひとつとして紹介した。
感想
北海道最高峰の旭岳/大雪山(百名山3座目)
ゴールデンカムイでは杉本とアシリパさんが鹿のお腹の中で温まった"神々の遊ぶ庭"ことカムイミンタラ(アイヌ語本来的には"ヒグマがよく出るところ")。彼らが見ていた景色はどんななのか、アイヌの伝承も含めて感じ取りたいと前々から北海道各地のアイヌの博物館巡ったり、ゴールデンカムイの聖地巡礼したり、いろんな文献を読んだりするなかで、アイヌにとって大雪山系の山は彼らの生活の糧として重要な意味を持つ山であることが理解できました。
調べていくうちに漠然といつか登りたいなぁと感じていくながで、渡りに船といった具合で北海道に行く予定ができたため、「よし、旭岳行っちゃいますか」という形で決行しました。
初めて登る北海道の山ですが、関東と全く違う高山植物や昆虫(2,000m超えてセミがいるんすね)、人懐っこいホシガラスを写真に収めながら楽しく足を進めでした。
ただ天気が快晴というわけにはいかず、雨は降らないながらもロープウェイを降りてからずっと視界が悪く、酷い時には視界30m無いような霧のなか進んでいました。
そんな中で、9合目あたりで急に風が吹いたと思って10秒したら視界がパッと晴れて目の前にカムイミンタラ(神々が遊ぶ庭)と大雪山系の山脈が突然現れました。これは遊んでいたカムイの皆さまに迎えて頂けたのかな?と、ガラにもなく感動してグッと来てしまい思わずその場で立ち尽くして暫く見惚れてしまいました。
「北海道まで来てガスガスの山行かあ〜」と少ししょんぼりしていた中でのご褒美で、個人的には過去一印象に残る山行になりました。
トムラウシにむかって縦走される方々が大きな荷物を背負っていっていたのをみて、いつかチャレンジすべく練習していきたいなっとなりました。
引き続き楽しくお山を登っていこうと思います。
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