ニペソツ岳東壁

1991年05月25日(土) 〜 1991年05月26日(日)

• GPS: 32:00
• 距離: 8.0km
• 登り: 994m
• 下り: 993m

天候

晴れ

コース状況／危険箇所等

盤ノ沢から尾根をのっこし幌加川へ入る林道はかなりの悪路だったがなんとか車で入ることができた。
アプローチの幌加川は三俣の先の二俣の右に函滝がある。右岸を捲いた。
（帰りは獣道の様なところを辿っていったら自然と二俣まで下りることができた）
捲いて沢まで下りたところがちょっとした広場になっていてBC適地。
登山靴で行ったので、2回程渡渉で裸足になった。
上部はずっと雪渓の上。

感想

saito1987

ニペソツの溶岩採取と東壁の試登

岩登りの対象としては、下段→中段→上段→頂上となるメインのリッジが面白そう。
傾斜がきつい中段が核心。
おそらく岩もボロボロだと思う。
一部人工登攀となる。
下段は周辺と岩質が違っていて快調なフリークライムが期待できそう。
下段のリッジから忠実に取り付くとハイマツのブッシュ漕ぎになる。

中央の顕著なルンゼ（中央ルンゼ）は全体に傾斜がきつく、アイゼン、ピッケル必携。
もし登ったら下降は東稜が安全だろう。

頂上南のポコに出るリッジもあるが、ルンゼ内の取り付きからリッジ上に出るまでが辛そう。

頂上北側の「デルタ」岩峰はいかにも脆そう。登攀不可能。

いずれにしても東壁は積雪期または雪渓が使える時期が良いと思う。