エビラ沢

2022年08月27日(土) [日帰り]

• GPS: 08:51
• 距離: 9.8km
• 登り: 1,378m
• 下り: 1,374m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:46
• 休憩: 0:05
• 合計: 8:51

距離 9.8km 登り 1,383m 下り 1,377m

6:00 スタート地点
12:16 12:21 袖平山
14:51 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

エビラ沢橋

コース状況／危険箇所等

未踏のエビラ沢、滝の登攀でシビれる場面はなく、中級沢たる所以は1400mの高低差と大滝4つの高巻きルーファイかと思います。出だしのエビラ沢の滝は経路を知ってれば問題なし、今日は経路がわからず難儀しました。白滝20mの高巻きルートは比較的明瞭で問題ありませんでした。12m大滝は滝すぐ左にバンド状のルートが見えますが危ないと判断、ガレた支沢を安全そうなずっと上まで登って大高巻きしました。いちばんヤバかったのが10m滝、支沢との間の岩溝を登りましたが岩が脆く両足のスタンスが大崩落、頼りない草付きのホールド1つで何とか踏みとどまりました。3点支持大事です、ズリズリ斜面を10mくらい滑落するところでした。下りの袖平山北西尾根は踏み跡、リボンあり、後半は作業経路になっていて歩きやすい。ラストの林道に柵と石垣があり下りられません、722mピーク手前からエビラ沢に下る経路が正解のようです。沢のラスト近くから両太ももが攣り、休み休み、ゆっくり歩きました。

写真

8/27 6:01

車道からも見えるエビラ沢の滝、一旦滝下に下りたのですが経路が分からず

8/27 6:04

滝上に戻って右往左往

8/27 6:16

ツルを掴んで崖を登りましたが、沢から離れていくので

8/27 6:30

ふりだしに戻る

8/27 6:31

滝下から左の支流を登るのが正解、目印ないし知らないと分からないよ

8/27 6:34

すぐにロープと階段の経路があらわれて、後は経路を歩きます

8/27 6:46

トラバース経路は崩落しているところが多いですが、斜度が緩いので問題なし

8/27 7:09

経路で沢に下りた地点から入渓、出だしは穏やかな渓相

8/27 7:19

大岩のゴーロ歩き

8/27 7:32

ゴルジュ谷

8/27 7:33

ゴルジュの中のCS滝

8/27 7:37

釜が深いので右から巻きました

8/27 7:39

ナメ滝

8/27 7:44

2条滝

8/27 7:45

ナメ滝

8/27 7:46

2条滝、水のない左から登って、途中から左水流脇を登りました

8/27 8:12

連瀑帯の上は

8/27 8:16

また連瀑

8/27 8:19

右のツルツルで滑ってドボン、左からラクに越えられます

8/27 8:22

白滝20m、右からの巻道は明瞭で問題なし

8/27 8:32

巻き途中から落口

8/27 9:02

水流をシャワーで登ります

8/27 9:13

シャワーの連続、この辺りは楽しい

8/27 9:17

滝の登攀でシビれるところはなし、問題は大滝の高巻き

8/27 9:18

登れる滝が沢山あります

8/27 9:20

ここも水流を登ります

8/27 9:27

これでもかー、と滝が出てきます

8/27 9:44

12m大滝、左のバンド状が巻きルートかと思いましたが危ない

8/27 9:51

滝下で休憩、落口がキラキラ

8/27 9:56

左ガレ支沢をずっと上まで登って振り返り、大高巻きで安全に越えました

8/27 10:07

続く10m大滝、右支沢とのあいたの岩溝を登りましたが、岩が脆く足元が大崩落、ヤバかった、慎重に下りて右のヌメッた支沢を登って巻きました

8/27 10:26

幅広7m滝は左凹角を登ります

8/27 10:40

こんなところに石積堰堤

8/27 10:48

チョロチョロ水の岩登り

8/27 10:55

大腿四頭筋が攣ってきました、ゆっくり休みながら登ります

8/27 11:07

ガレ登り、正面に袖平山、まだ遠い

8/27 11:10

まだ岩登りがあります

8/27 11:14

1170m二俣の右を少し登って脱渓

8/27 11:38

踏み跡があり正解のようです、尾根沿いを詰めます

8/27 11:51

振り返って大室山

8/27 11:55

登山道に合流、太もも攣って登山道の登りもつらい

8/27 12:17

袖平山山頂、ここで沢装備解除

8/27 12:24

北西尾根で下ります

8/27 14:14

後半は作業経路で歩きやすい

8/27 14:50

ラスト林道に下りるところが、柵と石垣でヤバい、他のルートを選択するべきです

撮影機器：

iPhone 11 Apple

感想

toshikyou

単独での中級沢はいつも緊張します。気合を入れて自宅を4時に出発して6時から遡行を開始しましたが、出だしの経路がわからず右往左往、30分迷って時間と体力を使ってしまいました。ゴーロ歩きのヌメリで滑って転倒１回、ドボン１回、足元崩落で滑落未遂１回、ラストの林道石垣ロープ下り、なめてグローブなしで下りて右示指にプチ火傷、懸垂すればよかった。滑落未遂はルートミス、その他は油断、疲れましたが大怪我せずよかった。

コメント

kanekihorii

記録の少ない沢の記録ありがとうございます。機会があれば、登りたいですね。

toshikyou

kanekihoriiさんコメントありがとうございます。ずっと行こうと思っていて躊躇していた沢です。出だしの経路を含めて大滝の巻きルートの記録が少なかったのが今回苦労した原因です。まー、自分で解決するのも楽しいのですが。ヘロヘロになりましたが楽しい沢です、是非、遡行してみてください。