記録ID: 4640507
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トレイルラン
ヨーロッパ
2022UTMB(ウルトラトレイル・デュ・モンブラン)
2022年08月26日(金) 〜
2022年08月28日(日)

体力度
10
2〜3泊以上が適当
- GPS
- 36:34
- 距離
- 181km
- 登り
- 10,737m
- 下り
- 10,728m
コースタイム
1日目
- 山行
- 5:58
- 休憩
- 0:01
- 合計
- 5:59
距離 44.3km
登り 2,577m
下り 1,233m
2日目
- 山行
- 21:00
- 休憩
- 0:08
- 合計
- 21:08
距離 114km
登り 6,010m
下り 6,805m
3日目
- 山行
- 5:12
- 休憩
- 0:10
- 合計
- 5:22
距離 22.2km
登り 981m
下り 1,552m
エイドの休憩は平均5分から10分、COURMAYEURでは着替え、TRIENTでは仮眠を少しとったので少し長くて30分ほど滞在したと思います。
天候 | 小雨のち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
飛行機 自転車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
とにかくきついコースでした。特に最後のモンテ峠がきつかった。切れ落ちていて危ないトレイルが所々ありました。日本のレースとかだと人が立っているのでしょうが、海外ではそんなこともなく「自己責任」といったところなのでしょう。実際に滑落して怪我した人もいるようです。それから標高が高いので天候の変化には要注意。今回は降りませんでしたが降雪のこともあるようです。晴れると日差しが強いです。今回のレースでは熱中症でDNFになった人がかなりいるようです。 |
その他周辺情報 | スタート&ゴールのシャモニーは観光地で沢山お店があります。特に大会期間中は多くの人が訪れていて賑わいをみせています。エキスポがあってUTMBグッズを買うことができますが、UTMB8レースのおおとりUTMBが終了する前にほぼ撤収されます(びっくり)。なので、UTMBに出走する選手はレースが始まる前に買い物を済ませた方がいいです。 |
写真
装備品です。写真に写っているシャツ、パンツ、カーフスリーブ、靴下、防寒タイツ上下は着替えようとしてドロップバックに入れました。スタート時は同様の装備一式を着て出走しています。ジェルも当日もう少し増やして、前半6個、後半用に10個をドロップに入れました。エイドの食料を補給しつつ、エイド間で概ね1時間ごとにジェルを摂るイメージで行きました。ストックですが、トップ選手も含めほとんどの選手が使っていました。
スタート前の様子です。大雨予報もありましたが、実際は小雨でした。標高は高いところで2500メートルくらいになるので、気温が下がると降雪もあるそうです。cold weather や hot weather で装備品のレギュレーションが変わりますので、大会本部からの情報をしっかり確認する必要があります。もちろん、大会の情報とは別に、天気予報をみて各自で装備品を判断する必要があります。寒暖差が大きいので装備は重要だと思います。なお、スタート位置は進行方向を向いてゲートの右側が良いようです。スタート直後に右折しますが、左側だと押し出されて前に進めなくなるようです。自分は右からスタートし、比較的スムーズに進めました。
エイドでは水、お湯、コーラ、チョコレート、ビスケット、果物、チーズ、サラミ、スープパスタ(パスタの代わりに米を入れることもできる)などが提供されます。どのエイドでも同じものが提供されていました。食べ飽きる場合もあると思うので、エイドサポートを受ける方は、自分の食べたいものを用意しておくといいと思います。おにぎりとかあったら最高だな〜。
まだまだ余裕。
がこの後、このU5エイドLES CHAPIEUXからU6エイドLAC COMBALまで暗闇の峠を越えるのですが、むちゃくちゃに長く感じました。この間に(エイドではなく)チェックポイントを3回挟むのですが、「さっきのがチェックポイントじゃなくてエイドだった??」と疑いたくなるくらいCOMBAL遠かったです。
がこの後、このU5エイドLES CHAPIEUXからU6エイドLAC COMBALまで暗闇の峠を越えるのですが、むちゃくちゃに長く感じました。この間に(エイドではなく)チェックポイントを3回挟むのですが、「さっきのがチェックポイントじゃなくてエイドだった??」と疑いたくなるくらいCOMBAL遠かったです。
で、LES CHAPIEUXを抜けて5時間後。最近自分の中ではやっている変顔を撮影。場所はCHECROUIT - MAISON VIEILLEと思われます。日本の家族と仲間に送り付けたかったけど、格安SIMの自分はデータローミングできず断念。皆さん、もし可能ならデータローミングサービスは付けた方がいいです。各段に便利になるし、レースも有利に進めることができると思いますよ。
街の明かりが見えます。夜が明けてきました。
時間的にCOURMAYEURの手前の下りだと思いますが、かなり長いです。走りにくくはないですが、あまり調子に乗ると脚にダメージが蓄積すると思います。
時間的にCOURMAYEURの手前の下りだと思いますが、かなり長いです。走りにくくはないですが、あまり調子に乗ると脚にダメージが蓄積すると思います。
REFUGE BERTONEまで登ってエイドを過ぎたあたりと思います。この区間、しばらく山の斜面をトラバースするみたいな感じで走りますが、アップダウンが少なく、全区間の中で一番走りやすかったように思います。
CHAMPEX-LAC(シャンペ湖)。ゆっくり観光したいです。
ここへのトレイル、ボトムから+500くらいだと思いますが数値以上に登っている感覚がありました。かなりしつこい登り。で、この後にバカでかい山が3つ控えていて、どれも+700とか+800とかあります。ここからが本番と思ってもいいくらい。特に最後のモンテ峠はデカいし走りにくいし長いしきついです。シャモニーに向けて覚悟を決めてシャンペ湖を出ると良いでしょう。
ここへのトレイル、ボトムから+500くらいだと思いますが数値以上に登っている感覚がありました。かなりしつこい登り。で、この後にバカでかい山が3つ控えていて、どれも+700とか+800とかあります。ここからが本番と思ってもいいくらい。特に最後のモンテ峠はデカいし走りにくいし長いしきついです。シャモニーに向けて覚悟を決めてシャンペ湖を出ると良いでしょう。
最後の山、モンテ峠は未明の通過となりました。「ピークかな?」と思ったところで、その遥か上にランナーのヘッドランプが見える、こんなことを10回は繰り返し発狂寸前でした。精神を病みます。また、ピークの先にもう一回ピークがあります。で、最後のエイドに入るのにもスキー場を少し登ります。でも頑張って最後のエイドU15、LA FLÉGÈREに着けば後は降りるだけ!
LA FLÉGÈREの後は急下りです。足場も良くはないです。最後に捻挫しないように注意が必要ですが、最後の力を振り絞って走ってもいいと思います。もう登らないから。自分は多少抑えて気をつけつつ、トレイルを抜けてロードに入ってからは全力で走りました。
装備
個人装備 |
シャツ
パンツ
アームスリーブ
カーフスリーブ
靴下
サンバイザー
シーム加工のレインウェア上下(必携)
ウールのフリース(必携)
ウールのタイツ(必携)
ニット帽(必携)
ウールの手袋
耐水手袋(必携)
トレランシューズ
ザック(必携)
フラスコ×2
15ccのカップ
ジェル×16
トップスピードの電解質タブレット(水に溶かすやつ)
笛(必携)
ヘッドランプ×2(必携)
予備電池(必携)
スマホ(必携)
ファーストエイドキット
サバイバルブランケット(必携)
芍薬甘草湯(つり止め)×5包
エスタロンモカ(眠気覚まし)×10錠
日焼け止め
腕時計
サングラス
小さいタオル(濡れたものを拭くため)
パスポート
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感想
アルプス山脈の迫力には圧倒されました。普段レース中はあまり写真とりませんけど、これはさすがに収めたいと思いました。でも、写真ではなかなか伝わらない!
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