記録ID: 46449
全員に公開
ハイキング
八ヶ岳・蓼科
北八ヶ岳・高見石から雨池・坪庭
2009年09月17日(木) 〜
2009年09月18日(金)
tanno1967
その他1人
- GPS
- --:--
- 距離
- 14.1km
- 登り
- 565m
- 下り
- 919m
コースタイム
9/17 麦草峠16:10―16:30白駒池16:35―17:20高見石小屋(泊)
9/18 高見石小屋6:50―丸山―8:35麦草峠8:45―10:00雨池南端―10:20雨池北端(昼食・休憩)11:20―12:20雨池峠12:40―13:10ピラタスロープウェイ―坪庭周遊―13:40ロープウェイ山頂駅13:50―14:25山麓駅
9/18 高見石小屋6:50―丸山―8:35麦草峠8:45―10:00雨池南端―10:20雨池北端(昼食・休憩)11:20―12:20雨池峠12:40―13:10ピラタスロープウェイ―坪庭周遊―13:40ロープウェイ山頂駅13:50―14:25山麓駅
天候 | 晴れ。風ほとんどなし。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2009年09月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
高見石小屋は平日のせいか空いていて、われわれ2名のほか客はいなかった。ただ、4時までには到着するように心掛けてほしい、といわれていたのに到着が5時を過ぎたところ、若い小屋番に「こんな時間にどうしました。途中で何かありましたか。山ですから早く到着してください」と注意された。夕食のメニューもこころなしか質素で、小屋番は夕食を出したきり引っこんで、あまり愛想が良くなかった。高見石小屋で気分よく過ごすためにはやはり4時までに到着することが必要なようだ。 全体には楽なコースで、道も道標もよく整備されて問題ない。丸山の北斜面は原生林で木の根が張り出した道だが、登山道としてはとくに歩きにくいほどではない。 麦草峠から雨池への道はところどころは木道もあって歩きやすい。大石川林道から雨池への取り付きは、エアリアマップなどとは違い、一旦林道に出た後しばらく歩いて雨池にかなり近づいてから右に入るようになっている。 雨池の南岸は池が干上がっていたので、水のある北岸まで歩いて休憩したが、気分の良いところだった。 雨池峠も気分の良いところで、休憩には最適。 坪庭は鬼押し出しを小さくしたような溶岩台地で一見の価値があるが、遊歩道が時計回りの一方通行なので、雨池峠方面から下る人は、一旦ロープウェイ山頂駅まで行ってから遊歩道に入ることになる。 ロープウェイ山頂駅から山麓駅に降りる登山道は、歩かれずに荒れているかと思ったが、意外によく整備されて歩きやすかった。今回は全体的にゆっくり歩いたが、この区間だけは単独で早足で35分で降りた。普通に歩けば1時間近くかかるだろう。 ピラタスロープウェイ山麓駅の近くには入浴できる場所はなく、バスで蓼科温泉の親湯まで降り、親湯温泉ホテルの日帰り入浴を利用した。露天風呂はあまりよくなかったが、内風呂はよかった。ただ、親湯入口のバス停から親湯温泉までは5分ほどだが離れており、入浴料も高く、時間も16時までなので、時間がなかったり、あるいは午後4時以降になった場合は、親湯入口の下、プール平らバス停の目の前にある蓼科温泉共同浴場を利用するのがよいかもしれない。 |
写真
撮影機器:
感想
74歳になる父を連れて北八ヶ岳を歩いた。
天気がよく、変化に富んだ楽しいコースで、全体としては楽しかったが、高見石小屋の後味はあまり良くなかった。
山での行動では、早立ち早着きが原則なのは当然だ。しかし、麦草峠からは1時間少々の整備の行き届いた道であり、車道にすぐ近い途中の白駒池の山荘からは40分の行程である。雪でルートが分かりにくい時や、雷雨のおそれがあるなど不安定な天候のもとで行動したなら危険といえるだろうが、暗くなってもヘッドランプで歩けぬ道ではない。いざというときのためには、ツェルトもあれば燃料も食料もある。6時日没の時候、麦草を4時に出て5時過ぎに高見石に到着するのが無理な行動とは思えない。小屋番の立場として登山者に忠告するのは当然だが、到着時刻についての原則を機械的に適用したことと、その後の対応については釈然としないものが残った。また泊まるか、と言われれば、私は泊まらないだろう。
今年は季節が例年より早めにめぐっているようで、秋の空はあくまで高く、カラマツなどがわずかに色づき始めていた。朝、高見石の岩上からは見事な雲海が望め、遠くには日光連山の姿がはっきり認められた。
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