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Yamareco

記録ID: 4645839
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ハイキング
中国山地東部

嵐(来るかいな?)の前に2 天狗岩〜三十人ヶ仙で遊ぶ。

2022年09月04日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
04:05
距離
9.4km
登り
719m
下り
702m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
3:33
休憩
0:32
合計
4:05
9:00
108
スタート地点
10:48
11:02
40
11:42
12:00
65
13:05
ゴール地点
天狗岩,三十人ヶ仙ともに登山口まで林道歩きがある。天狗岩直下の登山道はスリッピーな急登。下りに使うと難儀かも。
天候 曇り後晴れ
過去天気図(気象庁) 2022年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
赤磐市より県道468号〜国道53号〜県道75号〜県道336号で現地へ。
コース状況/
危険箇所等
登山口までは林道を歩く。天狗岩までの上りはネマガリダケのスリッピーな急登。雨の後の下りは勧めません。
その他周辺情報 秘湯「倉見温泉」あり。加茂まで戻ると「百々温泉めぐみ荘」あり。520円でゆっくり過ごせるよい♨。
今日は来る予定は無かったが...。天気がよさそうなんで,ついふらりと来てしまいました。登ったことがない三十人ヶ仙です。台風が近づいているのに,天気はだんだんとよくなってきた。
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今日は来る予定は無かったが...。天気がよさそうなんで,ついふらりと来てしまいました。登ったことがない三十人ヶ仙です。台風が近づいているのに,天気はだんだんとよくなってきた。
入ってすぐの杉の林床にママコナ。花はあまり期待してなかったので,ちょっとうれしい。
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入ってすぐの杉の林床にママコナ。花はあまり期待してなかったので,ちょっとうれしい。
ツルリンドウも同じ場所で。
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ツルリンドウも同じ場所で。
ひたすら林道を歩く。三十人ヶ仙と天狗岩の分岐。天狗岩の方へ。
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ひたすら林道を歩く。三十人ヶ仙と天狗岩の分岐。天狗岩の方へ。
川の中にヤマメの姿。こんな上流にどうやって泳いで来るのでしょう。(塩焼きにして食べたらおいしそう。
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川の中にヤマメの姿。こんな上流にどうやって泳いで来るのでしょう。(塩焼きにして食べたらおいしそう。
シダの葉っぱにイカリモンガ。ガの仲間なのに,「日中に活動する」「はねをたたんでとまる」「触角が細い」など チョウの仲間の特徴をもっている。渓流沿いの薄暗い環境を好むとあった。
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シダの葉っぱにイカリモンガ。ガの仲間なのに,「日中に活動する」「はねをたたんでとまる」「触角が細い」など チョウの仲間の特徴をもっている。渓流沿いの薄暗い環境を好むとあった。
上に行くほど林道は荒れてくる。草の被さる道が上まで続く。
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上に行くほど林道は荒れてくる。草の被さる道が上まで続く。
最近,ソウシチョウしか相手してくれません。また叱られた。
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最近,ソウシチョウしか相手してくれません。また叱られた。
道沿いにアケボノソウのつぼみ。この山域にはどこでもある。まだ早かったかなあ。
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道沿いにアケボノソウのつぼみ。この山域にはどこでもある。まだ早かったかなあ。
チョウはゴイシシジミだらけ。ササやカヤの葉っぱが続くので多いのも当然か。
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チョウはゴイシシジミだらけ。ササやカヤの葉っぱが続くので多いのも当然か。
あっ,アケボノソウありました。一輪だけ咲いている。と思ったら...。
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あっ,アケボノソウありました。一輪だけ咲いている。と思ったら...。
日当たりのよい道べりには,花の付いた株がちらほら。でも一分咲き♪。花が少ないので,ついついうれしくなる。
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日当たりのよい道べりには,花の付いた株がちらほら。でも一分咲き♪。花が少ないので,ついついうれしくなる。
少ない花を選んで接写大会。アケボノソウはリンドウ科センブリ属の2年草。花の斑点が夜明けの星空に見立られてこの名が付いたのだそうです。
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少ない花を選んで接写大会。アケボノソウはリンドウ科センブリ属の2年草。花の斑点が夜明けの星空に見立られてこの名が付いたのだそうです。
この周辺だけ咲いていた。つぼみは多いのでこれからが見頃です。
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この周辺だけ咲いていた。つぼみは多いのでこれからが見頃です。
アキアカネたちも,そのうち下りてくるでしょう。
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アキアカネたちも,そのうち下りてくるでしょう。
林道から天狗岩の登山道へ。やっと山登りらしくなった。
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林道から天狗岩の登山道へ。やっと山登りらしくなった。
倒木に鮮やかなオレンジ色。ニカワホウキタケ。
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倒木に鮮やかなオレンジ色。ニカワホウキタケ。
この辺りからブナが出てくる。ネマガリダケの急登が始まる。
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この辺りからブナが出てくる。ネマガリダケの急登が始まる。
天狗岩直下の大岩。急登の上に泥で超スリッピー。ネマガリダケを掴みながらヘロヘロになって登ると...。
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天狗岩直下の大岩。急登の上に泥で超スリッピー。ネマガリダケを掴みながらヘロヘロになって登ると...。
天狗岩1196mにとうちゃこ。雲が流れる青い空が広がった。風も涼しくて快適♪。
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天狗岩1196mにとうちゃこ。雲が流れる青い空が広がった。風も涼しくて快適♪。
天狗岩。まさに天狗が下り立つような岩。裸足だったら上がれそうだ。
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天狗岩。まさに天狗が下り立つような岩。裸足だったら上がれそうだ。
西方向には角ヶ仙や泉山が見える。泉山の稜線は最後まで見えず。南西方向の眺望はよいピーク。ちょいエネルギーを補給する。
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西方向には角ヶ仙や泉山が見える。泉山の稜線は最後まで見えず。南西方向の眺望はよいピーク。ちょいエネルギーを補給する。
続いて三十人ヶ仙への縦走へ。ネマガリダケが被さった場所が多く,中腰で突進。道は明瞭です。
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続いて三十人ヶ仙への縦走へ。ネマガリダケが被さった場所が多く,中腰で突進。道は明瞭です。
パープルきのこ。google先生,「ムラサキアブラシメジモドキ」と判定しました。この後いくつも見る。
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パープルきのこ。google先生,「ムラサキアブラシメジモドキ」と判定しました。この後いくつも見る。
ブナ,ミズナラ,ときどきネマガリダケの縦走路を30分ほど歩いて,T字路へ。ここから三十人ヶ仙へピストンします。
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ブナ,ミズナラ,ときどきネマガリダケの縦走路を30分ほど歩いて,T字路へ。ここから三十人ヶ仙へピストンします。
青空の下,ネマガリダケトンネルを突き進む。東の方向は青い空。
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青空の下,ネマガリダケトンネルを突き進む。東の方向は青い空。
10分ほどで本日2座目,三十人ヶ仙。その昔,ここで砂鉄を掘っていた三十人の鉱夫が生き埋めになったことが,名前の由来らしい。
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10分ほどで本日2座目,三十人ヶ仙。その昔,ここで砂鉄を掘っていた三十人の鉱夫が生き埋めになったことが,名前の由来らしい。
ここからは上斎原の三国ヶ山が目の前。
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ここからは上斎原の三国ヶ山が目の前。
またまたエネルギーを補給する。とまったキアゲハと目が合った。
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またまたエネルギーを補給する。とまったキアゲハと目が合った。
青い空に雲がビュンビュン流れていく。何となく台風が近づいて来るのを感じる空。
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青い空に雲がビュンビュン流れていく。何となく台風が近づいて来るのを感じる空。
東の彼方に氷ノ山がばっちり見える。あちらも雲が多いが山頂の見通しはよさそう。東山や扇ノ山も見えました。
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東の彼方に氷ノ山がばっちり見える。あちらも雲が多いが山頂の見通しはよさそう。東山や扇ノ山も見えました。
来た道をT字路まで戻って下山。ネマガリダケの切れ間から,正面に那岐山が見えた。こちらの道は階段が多く歩きやすい。下りで使って正解でした。この後唯一の方とスライドした。
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来た道をT字路まで戻って下山。ネマガリダケの切れ間から,正面に那岐山が見えた。こちらの道は階段が多く歩きやすい。下りで使って正解でした。この後唯一の方とスライドした。
林道の途中で,道の真ん中にミズタビラコの小さな花。
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林道の途中で,道の真ん中にミズタビラコの小さな花。
山麓は勝間田高校の演習林。「牛窓西小学校」の看板があった。海辺の学校との地域交流があったのだろう。
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山麓は勝間田高校の演習林。「牛窓西小学校」の看板があった。海辺の学校との地域交流があったのだろう。
夏の渓流は涼しい。冷たい水で頭を冷やしてさっぱりする。
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夏の渓流は涼しい。冷たい水で頭を冷やしてさっぱりする。
杉の梢に青い空と流れる雲を見ながらゴールへ。
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杉の梢に青い空と流れる雲を見ながらゴールへ。
前の方はまだ帰られていないようです。お先に失礼します。
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前の方はまだ帰られていないようです。お先に失礼します。
倉見の集落から天狗岩〜三十人ヶ仙。台風前でしたが,一日降られることも無くよい天気でした。
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倉見の集落から天狗岩〜三十人ヶ仙。台風前でしたが,一日降られることも無くよい天気でした。
車道の側にはゲンノショウコがいっぱい。
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車道の側にはゲンノショウコがいっぱい。
黒木ダムから上流方向。倉見川上流は紅葉もよさそうな場所が多いです。これからが楽しみな場所かも。
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黒木ダムから上流方向。倉見川上流は紅葉もよさそうな場所が多いです。これからが楽しみな場所かも。

感想

この週末,天気がよくない?と思っていたら,今朝から県北も☀マーク。出発が遅かったので,以前から行ってみようと思ってた三十人ヶ仙へ。倉見川沿いに上る山は初めて。
林道の入り口には先行車1台。その後ろに停めて出発。天狗岩への下がスリッピーな急登とあったので,天狗岩から時計回りに歩くことに。
人工林の続く林道を詰めていくと天狗岩の登山口へ。岩の直下は情報通りのなかなかの急登。ネマガリダケを掴みながらよじ登った。天狗岩からの西の眺望は遮られ,泉山は雲の中。それでも時折青空がのぞき,風が吹き抜ける気持ちのよい山頂だった。
天狗岩〜三十人ヶ仙の縦走路はところどころネマガリダケがかぶさる道。しかし踏み跡は明瞭でよく踏まれた道だった。三十人ヶ仙山頂は東方向が開け,氷ノ山が目の前に見えた。
下りにお一人出会った以外は誰にも出会わない静かな山でした。

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コメント

お疲れ様でした、唯一の遭遇者です。良い記事を読ませて頂き、「ニワカホウキダケ」を知ることが出来ました
2022/9/5 10:22
iwasakitakaさん。こんにちは。
車は早くから停められていたのに「どこでも出会わないなあ。」と思っていたら,マッコウ経由だったんですね。十分健脚でいらっしゃり何よりです。(遅い到着だったので私は諦めてました。)
どこかでお見かけしましたら,よろしくお願いいたします。
2022/9/5 12:31
プロフィール画像
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