硫黄岳(新人3人ガイド編)


- GPS
- --:--
- 距離
- 10.3km
- 登り
- 959m
- 下り
- 957m
コースタイム
05:20 夏沢鉱泉
07:15 夏沢峠
08:50 硫黄岳 10:00
10:15 赤岩の頭
12:15 桜平
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
【危険箇所】特になし |
予約できる山小屋 |
オーレン小屋
|
写真
感想
以前より依頼されていた「南八ヶ岳」ガイド。
今回は登山ほとんど未体験のY氏もPTに入ることになり、初登山のY氏、2座目のMちゃん、3座目のSちゃんの新人3名をガイドすることになった。
SLのNさんも南八ヶ岳は初めて。
前夜山麓のロッジで仮眠。梅雨の最中、快晴の幸運に恵まれ、桜平を4:50に出発。
林道歩きの前半に、新人Y氏に付き添って歩き方教室。聞いている他の新人も復習。ゆっくりペースでへたばらないようにペース作る。
オーレン小屋でトイレ休憩。夏沢峠下で残雪ほんの少々あるが問題なし。
夏沢峠で硫黄爆裂火口がド〜ン。4人共ど肝を抜かれている。火口底部の本沢温泉〜山頂まで600mの標高差。この上半部300mをこれから登る。峠から右に巻いていくつづら折りでは、高度を少し上げるごとにみえる山々が変わりドラマチック。天狗の双耳峰&吊尾根、蓼科、御岳〜北ア、浅間、荒船など一々示して山名を告げるが多分頭に入ってはいまい。
巻き道から火口縁に出ると、地獄の蓋が開いたような例の光景が目前に。皆圧倒されている。曰く、「日本じゃないみたい」「アメリカのどっかみたい」「ミルフィーユみたい。おなかすいた。」ん?
火口に向けてせり出した第4ケルンで小休憩&撮影会。出発しようとすると、新人Y氏の右靴底が、踵とつま先両方とも剥げてしまっているのが判明。経験上、靴底剥離が片側だけで済んだためしはないので、左靴もねじってみたが、今のところはまだ大丈夫。右だけ細引きで応急処置。
第5ケルンからは、新人さんたちに先頭を譲り、Victory Road。少し後ろから登頂したNさんも圧倒的大パノラマに大感激。特に赤岳がこんなに目前なんだ〜と、今後の南八ヶ岳山行の野望を燃やした様子。
「おなかすいた」と姦しいS&Mを黙らせるため、最初にランチ。塩分補給のため持っていったトマトジュースは甘く感じられる。ゆっくりランチしたあとゆっくりあちこち見て回り、一時間以上の大休憩。赤岩の頭に降りる岩場では「怖い怖い」の声が上がるが、一人一人手足ストックの置き場指示するとあっけなく降下。
赤岩の頭では、3歳児程度の女の子が砂で遊ぶ謎の風景が・・・お父さんがザック型おんぶアイテムでおんぶしてきた様子。所々残雪が少々あったり、溶けて泥濘んでいる道をオーレンまで下りる。皆、ストックワークは大分サマになってきたようで、ズルっと後ろに重心とられることが少ない。オーレンで再度トイレ休憩後、少しペースを上げて降りる。Y氏の左靴もつま先が剥がれだした。夏沢鉱泉の下で、ついに左靴底が完全に剥がれて道に落ちた。不燃ごみとして回収。
桜平で「到着写真」撮り、「終わった」感漂う中、駐車場までの灼熱の乾いたダートで皆へーこら。今日の核心はここだったのか?
樅の湯で入浴後、お久しぶりのROBINへ。皆さん大満足で3時に出発〜帰京。中央道大渋滞で高井戸着が7時前。明日の仕事があるので打ち上げ無しで解散。おつかれ!
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