S：飛騨山脈南部テン泊登山；3日目(常念小屋テン場〜常念岳〜登山者駐車場)
長野県
ｺﾒｯﾄｼﾞｭﾆｱ
体力度について
- GPS
- 05:55
- 距離
- 10.4km
- 登り
- 556m
- 下り
- 1,784m
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| 天候 | [天候状況] 降雨量0mm 風速1m/s 気温12→20℃ 雲量(下層雲)63→94％(4:00→14:00) 湿度78％(3000m・6:00)76％(1500m・12:00) |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2022年09月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
[登山道状況] http://www.mt-jonen.com/approach/images/ichinosawa_all.pdf �＾譽梁�登山口〜王滝ベンチ 基本的に土道だが岩も混在している緩斜面が続く。 丸太を並べた橋渡りも数か所ある。 登山道に水が大量に流れている箇所がある。通常の登山道だが注意して歩行のこと。 水場は随所にある。 ��王滝ベンチ〜胸突八丁 少しずつ傾きも増していく。ごつごつした岩が多くなり、足上げも頻繁に必要。 水場は随所にある。 �６仔揚�丁〜常念乗越 急傾斜が続く。すれ違い困難な斜面に道が作られた箇所もあり、50m程下の一の沢まで一気に滑落する可能性もある。全体的に注意が必要。 標高2250mに最終水場がある。 �ぞ鑁鮎�屋テン場〜常念岳 岩稜帯の登山道。余裕があれば周りの景観を楽しみながら登れる。 山頂直下は岩が積みあがった場所が多くバランスを取りながら進むこと。 マークが見られないので下山時は道がわかりにくい。 |
写真
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ありがとうございました<m(__)m>
感想
今回の登山最終日。
深夜1:30頃に少雨があったものの
4:00過ぎには止んでいた。
日の出時点では全体にガスがかかっていて、
殆ど周りの様子はわからなかったが
日の出とともにガスはさっと無くなって
青空が見え始めた。
山の天気の移り変わりは実に早い。
夜明けと共に起きて朝食を済ませる。
テントはタープが昨夜の雨と朝露で濡れているので
登山の合間で乾くことを期待した。
5:53常念岳山頂を目指す。
岩が積み重なった登山道を進む。
ほぼ同じ傾きの急傾斜が約300m続く。
過去に登った時は1,2,3と数え
500歩進んだら30秒休憩するといったことを
繰り返しながら登った。
登山道に遠くからわかるような目印があれば、
あそこまで上ったら1分休憩とか決めている。
が、生憎と常念岳登山道は目印になるものがない。
今回は500歩で休憩を使って登った。
八ヶ岳、赤石山脈方面は雲海から
山々が姿を現している。
槍が岳方面も少しガスは残っているが
まずまずの景観。
見上げると常念岳上空は青空で実に気持ちがいい(^^)/
グループを含めた十数名の登山者が登っていく。
山頂は凄く狭いはずなのでこれだけの人数が登頂したらゆっくりとしていられないだろう。
と言うことでササっと追い抜かしていった。
岩稜帯を進むのは実に面白い。
岩から岩へひょいと飛び移っていくのは楽しい。
山頂到着！3名の方がみえた。
少し外れの岩に乗ってみると
高度感があって実に楽しい。
安曇野方面に広がった雲海は広く雄大。
なかなか顔を出さなかった槍が岳の穂先も
今は先端を見せてくれていた。
蝶が岳方面は凹凸が激しい道が続いていた。
男の子が一人そちらに下りていく。
大変な道のりだが頑張ってほしい。
崖の脇に鮮やかな紫色のリンドウが咲いていた。
こんなに厳しい環境に咲く
花の生命力の強さを見せて貰った。
僕も頑張らねば！
下山開始。
途中で追い抜か下人たちも続々と登ってくる。
ヘリコプターが飛んできた。
こんなに早く物資の補給ではない。
登山者のお一人のお話では
昨夕に常念岳で骨折遭難された方がいて
昨夜は常念小屋へ搬入されたらしい。
その救助で今朝ヘリコプターが飛んだようだ。
安全第一を改めて確認した。
三股分岐の近くで女性がお一人登ってこられた。
道を譲るため立ち止まったところ
「お先にどうぞ」と道を譲って頂いた。
ここまではよくある話だが更に
「この先もお気をつけて下さい」
と微笑みながら言葉を頂いた。
これはなかなかできない。
当然ながら
「ありがとうございます。
あなたもお気をつけて登られて下さい」
と言葉を返したのは言うまでもない。
こう言った方の行いは改めて見習いたい。
緊張した登山道での短い会話ではあったが
心安らぐひと時を頂いた(#^.^#)
常念小屋テン場へ到着後は
テントを片付け下山準備を急ぐ。
タープの濡れも殆ど乾いていた。
駐車場までは地図タイムで3時間。
木の階段も多数ある険しい急傾斜が多いので
ほぼ地図タイムのかかるだろう。
下山開始。
咄嗟に何かを掴めるように
ストックは片方だけにした。
食材の重量が少し減っただけで登り始めと
殆ど重さが変わらないリュックを背負いながらの
下りは実に気を遣う。
胸突八丁までの急傾斜を折戸時は特に気を使った。
一昨日に見なかった(見逃した)お花も随所で見られた。
予定通りの時間で駐車場に到着。
着替を済ませて出発。
自宅までは途中で夕食を採って一般道で6時間。
片道250kmを運転して、登山して、
また同じ距離を運転して帰る。
何十年もやっているが、
相変わらずよくやるもんだと自分でも感心する。
走行途中で、思うところがあって
時間的に上手くいくかどうか定かではなかったが、
過去にツーリングで走った県道ルートを使って進んだ。
目指す所に到着すると
「結果オーライ(^^♪」狙い通りにできた。
以前も来たことはあったがここは実にいい場所だ。
寄り道した甲斐があった。
久し振りの基地を作ってのテン泊登山。
反省点も少しあったが、まずまずの出来だったと思う。
今回もありがとうございました(^o^)
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