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Yamareco

記録ID: 4684511
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無雪期ピークハント/縦走
塩見・赤石・聖

烏帽子岳 静寂と展望の南アルプス

2022年09月14日(水) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
14.7km
登り
1,349m
下り
1,351m

コースタイム

日帰り
山行
8:10
休憩
0:20
合計
8:30
6:50
6:50
60
7:50
7:50
120
9:50
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60
10:50
11:10
40
11:50
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80
13:10
13:10
40
13:50
13:50
40
天候 晴れ午後一時雨
過去天気図(気象庁) 2022年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
<アクセス>
ナビで「鳥倉駐車場」を入力。松川ICから約1時間。
松川村の通り以外にコンビニなし。
県道59号、小渋ダム周辺は非常にダンプ等工事者車両多い。
鳥倉林道は案外車線幅は広いが小さな落石や倒木あり。
離合や山道苦手な方は松川IC起点のアクセスをオススメします。

<駐車場>
越路に第1駐車場。40台程。簡易水洗トイレあり。
2キロほどに手前に第2駐車場。30〜40台。
コース状況/
危険箇所等
<登山ポスト>
越路ゲート前と鳥倉登山口にあり。
用紙、筆記用具も用意あり。

<越路ゲート〜鳥倉登山口>
舗装路歩き。登山口に近づくと未舗装になります。
落石は大きなものがあったりします。

<鳥倉登山口〜豊口山間のコル>
登山口に簡易トイレあり。なかなかの急登の樹林帯歩き。
下部は降雨後、登山道が川になるっぽくやや歩きにくい。
コースすべてを通して木の根や石が滑りやすいです。

<豊口山間のコル〜三伏峠小屋>
尾根の北を巻きながらのトラバース。
急傾斜はなくゆっくりの登りです。
ルンゼ状の谷をまたぐあたりでは丸太製の木道が所々にあり。
湿っていると滑ります。現在4〜5合目付近土砂崩落あり。
通過は可能。「ほとけの清水」はおいしいです。
小屋の水場はやや遠いのでこちらがおすすめ。

<三伏峠小屋〜烏帽子岳>
小屋から1分ほどで、塩見・水場の分岐あり、水場方面へ。
花畑前に水場と烏帽子方面の分岐あり。
ハイマツとダケカンバの森を繰り返して山頂へ。
稜線の南西は崩落しているがぎりぎりの場所を歩くことはない。
三伏峠の水場は小屋から往復20分。

<三伏峠小屋>
トイレは非水洗100円。水洗200円は故障中。
前日、鋭気を養うべく瀬戸市「とんかつ沢井」で上カツ定食。脂っこくないさっぱりした揚げ方。
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前日、鋭気を養うべく瀬戸市「とんかつ沢井」で上カツ定食。脂っこくないさっぱりした揚げ方。
翌朝、夕立パノラマ公園からの展望。
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翌朝、夕立パノラマ公園からの展望。
越路ゲートから歩いて鳥倉登山口。バス停のホワイトボードに登山道情報有。
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越路ゲートから歩いて鳥倉登山口。バス停のホワイトボードに登山道情報有。
カラマツの森にムラサキの花。
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カラマツの森にムラサキの花。
明るくなってきました。
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明るくなってきました。
途中の開けたガレ場から見えるのは奥茶臼山方面らしい。
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途中の開けたガレ場から見えるのは奥茶臼山方面らしい。
てくてく。
ちょっとトラバースが細くなって尾根を跨ぐ部分が豊口山間のコル。
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ちょっとトラバースが細くなって尾根を跨ぐ部分が豊口山間のコル。
コルを過ぎててくてく。
コルを過ぎててくてく。
しばらく行くと鳥倉登山口にあった土砂崩落箇所。歩けますが慎重に行きます。
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しばらく行くと鳥倉登山口にあった土砂崩落箇所。歩けますが慎重に行きます。
そそくさと通過。
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そそくさと通過。
鳥倉からの登山道はこんなとこがデフォルトです。
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鳥倉からの登山道はこんなとこがデフォルトです。
中央アルプスの展望がありました^^中央やや左のガレが百間ナギでしょう。
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中央アルプスの展望がありました^^中央やや左のガレが百間ナギでしょう。
登山道が安定して広くなりだしたら三伏峠小屋はもうすぐ。
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登山道が安定して広くなりだしたら三伏峠小屋はもうすぐ。
本谷山と鞍部から覗くのは間ノ岳でしょうか。
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本谷山と鞍部から覗くのは間ノ岳でしょうか。
こっちは右本谷山と左仙丈ケ岳と中央甲斐駒ケ岳。
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こっちは右本谷山と左仙丈ケ岳と中央甲斐駒ケ岳。
三伏峠小屋を過ぎて烏帽子岳に向かいます。
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三伏峠小屋を過ぎて烏帽子岳に向かいます。
花畑付近からの塩見岳。
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花畑付近からの塩見岳。
花畑。獣害避けの柵が登山道の両脇にありますが、向かって左は雪で倒れて獣害に遭ってます。この日、整備のため環境省職員が来てました。
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花畑。獣害避けの柵が登山道の両脇にありますが、向かって左は雪で倒れて獣害に遭ってます。この日、整備のため環境省職員が来てました。
少し登って振り返るとなだらかな三伏山と…
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少し登って振り返るとなだらかな三伏山と…
三伏峠小屋の裏手です…ザレザレの崖
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三伏峠小屋の裏手です…ザレザレの崖
見えました烏帽子岳。もう少し先。珍しく今日はガスに巻かれず間に合いそう。
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見えました烏帽子岳。もう少し先。珍しく今日はガスに巻かれず間に合いそう。
カンバなどの森を抜けて行きます。
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カンバなどの森を抜けて行きます。
あの先が烏帽子岳山頂です。
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あの先が烏帽子岳山頂です。
烏帽子岳山頂から久々に眺める塩見岳の姿。毎年来てるけど、いつもガスってるんで;
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烏帽子岳山頂から久々に眺める塩見岳の姿。毎年来てるけど、いつもガスってるんで;
こちらは左前小河内岳、右小河内岳。小河内岳の肩には避難小屋がちょっこり乗ってます。奥に見えるのは荒川岳?
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こちらは左前小河内岳、右小河内岳。小河内岳の肩には避難小屋がちょっこり乗ってます。奥に見えるのは荒川岳?
塩見岳と蝙蝠岳の眺めを満喫して下山します。
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塩見岳と蝙蝠岳の眺めを満喫して下山します。
お気に入りのシャトレーゼの北海道バターどら焼きを。甘じょっぱくていいです。
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お気に入りのシャトレーゼの北海道バターどら焼きを。甘じょっぱくていいです。
鳥倉駐車場。平日なのと先日まで三伏峠小屋がコロナ休業だった為か空いています。
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鳥倉駐車場。平日なのと先日まで三伏峠小屋がコロナ休業だった為か空いています。
カケスの羽根。綺麗。洗って保管するのに拾って来ました。
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カケスの羽根。綺麗。洗って保管するのに拾って来ました。
ウメバチソウ。終盤ですが綺麗なものも。
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ウメバチソウ。終盤ですが綺麗なものも。
ミヤマモジズリ。好きな花ですが、南アルプスには少ないですね。八ケ岳に多いです。
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ミヤマモジズリ。好きな花ですが、南アルプスには少ないですね。八ケ岳に多いです。
オヤマボクチ。たくさん咲いていました。
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オヤマボクチ。たくさん咲いていました。
ハナイカリ。こちらもたくさん。この不思議な形状で咲いてるんですよね?
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ハナイカリ。こちらもたくさん。この不思議な形状で咲いてるんですよね?
サラシナショウマ。試験管洗い…
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サラシナショウマ。試験管洗い…
ダイモンジソウ。
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ダイモンジソウ。
アオキラン。最終盤。一番状態のよいものがこれ。
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アオキラン。最終盤。一番状態のよいものがこれ。
ちょっと斜めから。
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ちょっと斜めから。
マツムシソウ。もう花畑はすっかり終わって咲き残り程度でした。
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マツムシソウ。もう花畑はすっかり終わって咲き残り程度でした。
ナナカマド。実が色づき、葉はまだ。
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ナナカマド。実が色づき、葉はまだ。
ミヤマコゴメグサ。花期の長い花ですがそれでももう終わります。
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ミヤマコゴメグサ。花期の長い花ですがそれでももう終わります。
コケモモ。実がびっしりついています。
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コケモモ。実がびっしりついています。
イワインチン。烏帽子岳周辺では少なくなりました。寂しい。
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イワインチン。烏帽子岳周辺では少なくなりました。寂しい。
クサボタン。もう果穂になってます。
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クサボタン。もう果穂になってます。
鳥倉駐車場の近くで咲いていました。シカ多いけど、食べられていないです。
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鳥倉駐車場の近くで咲いていました。シカ多いけど、食べられていないです。

感想

晴れ間を狙って南アルプス烏帽子岳。
ここは花も多いのでこの夏最後の高山植物を見納めに。

普段は前日夕刻の明るい時間にアクセスして
鳥倉駐車場で車中仮眠して高度順応をするのですが、
この日は仕事の関係でそれが出来ず、
そしてちょっと寝不足気味の出発になってしまいました;
平日なので駐車場は空いてて、
登山道もしばらく三伏峠小屋がコロナ休業だったためか、
人はほとんどおらずマイペースで歩けたのですが、
高度に順応しきれてなくていつもよりちょっとシンドイ。
パルスオキシメーターの数値もかなり悪くて。
といっても自分は喘息持ちで息苦しさに慣れているので
値が悪かったとしても全然苦しくないし歩けるんですけども。
それでも久々に晴れの景色、
木々から覗く中央アルプス、南アルプスを楽しみながら。
いつもはガスってしまう烏帽子岳山頂も絶景を満喫しました。
しかし、この日はいつもより疲れるせいか
行動食がものすごく欲しくなって食べきってしまうほど。
下山後に高山病っぽい感じで珍しく頭痛を起こし、
入浴後、道の駅で3時間程爆睡してからの帰宅となりました。

前日に標高のあるとこまで移動しての車中仮眠や
コンスタントに高山で宿泊することで、
高度順応しておくことなど気をつけているんですが、
この日は条件がちょっと上手く揃えられませんでした;
高度順応は標高高いとこで就寝することで得られるんですよね。
また検証にパルスオキシメーター持って歩こうと思います。

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