会津駒ヶ岳2 美しい稜線の記憶

2022年09月17日(土) [日帰り]

• GPS: 08:30
• 距離: 15.3km
• 登り: 1,314m
• 下り: 1,316m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:13
• 休憩: 1:57
• 合計: 8:10

6:55 会津駒ヶ岳滝沢登山口
7:22 7:24 ヘリポート跡
8:05 8:05 水場
9:18 9:45 駒の小屋
10:02 10:03 会津駒ヶ岳
10:44 10:49 中門池
10:53 10:55 中門岳
11:03 11:53 中門池
12:39 12:53 駒の小屋
13:48 14:01 水場
14:29 14:30 ヘリポート跡
14:54 14:56 会津駒ヶ岳滝沢登山口
15:05 ゴール地点

天候

■9/17
晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

■行き
車で滝沢登山口の駐車場へ

登山口：滝沢登山口
ルート：滝沢登山口→駒の小屋→会津駒ケ岳→中門岳　ピストン
下山口：滝沢登山口

■帰り
車で滝沢登山口の駐車場から帰宅

コース状況／危険箇所等

■登山道
登山道は良く整備されています。
会津駒ケ岳〜中門岳間の木道は腐食等の影響か傷んでいるものがおおく、踏むと動く木道が多いので、注意です。木道は動くものと考えた方がいいです。
現在進行形で木道の補修が行われていたので、今後改善されていくと思われます。

写真

9/17 6:34

滝沢登山口から会津駒ケ岳へ。　
一番入口に近い駐車場は満車のため、すこし下からスタートします。

9/17 6:51

滝沢登山口に着きました。
ここからスタートです。

9/17 6:56

爽やかな朝の森。

9/17 7:05

ブナの葉に赤く輝く玉が。　
これはナラハヒラタマルタマバチという蜂が作る虫こぶ（虫えい）で、中に幼虫がいるそうです。

9/17 7:16

森のきのこ。

9/17 7:36

空と木の緑のコントラスト。

9/17 7:43

足元にツルリンドウ。

9/17 8:06

水場入口に到着。　
ここから水場までは5分ほどですが、今回は水も十分にあるのでスルーします。

9/17 8:11

水場入口を過ぎたあたりから、シラビソが目についてくるようにもなります。

9/17 8:14

足元にリンドウ。

9/17 8:17

林床に目立つ白いキノコ。　
おそらくドクツルタケ。超猛毒。

9/17 8:18

こちらは茶色のキノコ。

9/17 8:19

木々の間から稜線が見えるようになってきました。

9/17 8:24

登るにつれて眺めがよくなってきました。　
左奥の平らな山は舟鼻山かな。

9/17 9:02

そして、前方にいよいよ駒の小屋が見え始めました。

9/17 9:02

右奥にはついに会津駒ケ岳をとらえました。

9/17 9:07

うっすらと草紅葉の道。

9/17 9:07

イワショウブ。　
まだ花が残っていました。

9/17 9:09

青空へ続く階段。

9/17 9:11

駒の小屋と会津駒ケ岳。　
見ての通りあとわずかの距離・高低差ですが、見えているのになかなか着かない＆ここまで高低差1000m近く登ってきたため、最後のこのセクションはなかなかしんどいです。

9/17 9:11

池塘の奥には雄大な山が。　
あれは平ヶ岳でしょうか。

9/17 9:18

そして、ついに駒の小屋の傍にある駒大池に到着。

9/17 9:19

駒大池に映る会津駒ケ岳と秋の空。

9/17 9:19

見たかった風景は2つあるのですが、これがそのうちの1つです。　
このために、ここまで登ってきました。

9/17 9:45

爽やかな初秋の風景。

9/17 9:45

池に映る駒の小屋。

9/17 9:46

大きく、かつ水の澄んだ池塘です。

9/17 9:46

駒大池と駒の小屋。

9/17 9:47

では、会津駒ケ岳の頂上へ向けて出発です。

9/17 9:49

湿原の向こうに広がる山並。
左奥は高原山か那須でしょうか。

9/17 9:56

駒の小屋と駒大池。右奥に素晴らしい山容の燧ケ岳。

9/17 9:57

山頂分岐。まずはここで右折して山頂へ向かいます。

9/17 10:01

駒大池と燧ケ岳を望む。

9/17 10:01

駒大池と駒の小屋にズームイン。大盛況ですね。

9/17 10:01

燧ケ岳の見事な山容が目を引きます。

9/17 10:03

会津駒ケ岳山頂に到着。

9/17 10:03

一等三角点「岩駒ケ岳」。

9/17 10:05

山頂標。

9/17 10:06

そして、山頂から北に進むと、いよいよ中門岳方面への道が見えてきます。　
左奥の目立つ2つの山は、左が中ノ岳、右が越後駒ヶ岳でしょうか。

9/17 10:06

中門岳へ続く稜線。　
これが、見たかった風景の2つ目です。これを見るために、11年ぶりにここへやってきました。

9/17 10:06

青空の下に続く道。

9/17 10:07

素晴らしい稜線です。

9/17 10:16

池塘越しに望む燧ケ岳、至仏山。

9/17 10:16

解説を入れてみました。

9/17 10:17

燧ケ岳から目を左に移していけば日光白根山が見えます。

9/17 10:17

こちらも、解説を入れてみました。

9/17 10:19

湿原にまだリンドウの花が残っていました。　
ミヤマリンドウかな。

9/17 10:20

中門岳へ続く素晴らしい道。

9/17 10:20

三輪のミヤマリンドウ。

9/17 10:21

イワショウブの花。

9/17 10:24

湿原池塘の縁。

9/17 10:34

点在する池塘。　
高層化した湿原の段差がよくわかります。

9/17 10:35

ほんのりと草紅葉の池塘。

9/17 10:36

中門岳に近づくにつれて、沢を挟んだ対岸の正面の山（三岩岳）が存在感を示し始めました。その場では名前がわかりませんでしたが、これは名のある山だろうなと思いました。

9/17 10:38

左奥に、この道の終点である中門岳が見えてきました。　
この道は中門岳で行き止まりで、必ず駒の小屋まで引き返さないといけない道なのですが、その風景の素晴らしさ故、会津駒ケ岳に来る人の大半がここまで足を延ばす印象です。

9/17 10:39

池塘の背後に三岩岳。　
三岩岳は登るのがなかなかしんどい山だそうですが、見る限り面白そうな山です。ぜひ登りたいですね。

9/17 10:41

広大な池塘と、その奥の三岩岳。

9/17 10:41

空と雲を映す池塘。

9/17 10:43

こちらにもまだイワイチョウの花が残っています。

9/17 10:43

中門岳のシンボル的な大きな池塘。　
中門池に到着です。

9/17 10:44

青空を映す中門池。

9/17 10:44

圧倒的に印象に残る、非常に大きな池塘です。

9/17 10:49

ベンチが整備されているものの満員御礼でしたので、先に道の終点に向かうことにします。

9/17 10:53

中門岳の道の終点に到達しました。最後にぐるっと池塘を一周できるようになっています。

9/17 10:53

終端部の池塘。　
点々と浮島が点在します。

9/17 10:54

終端部から、会津駒ケ岳と歩いてきた道を振り返って。

9/17 10:56

天空の池塘。

9/17 10:57

奥に相変わらず強い存在感を示す燧ケ岳。

9/17 11:00

さて、終端部から中門池に戻ってきました。

9/17 11:01

ここで、池に映る太陽に暈（かさ）＝ハロが出現しているのを見つけました。

9/17 11:01

おっと思って上空を見上げると、このとおり明瞭なハロが出現していました。　
ハロ＝天気が下り坂という印象があり、実際に翌日以降は台風の影響で天気が下り坂の予報。せめて下山までは雨は降らないでほしいなと思いました。

9/17 11:03

中門池の畔に建つ中門岳の標識。

9/17 11:03

水鏡。

9/17 11:07

池の中で活発に動くヤゴ。　
ヤンマ系のトンボのヤゴでしょうか。

9/17 11:08

空も秋の様相。

9/17 11:26

空を映す中門池。

9/17 12:13

稜線の道を戻ります。

9/17 12:13

池のほとりのモウセンゴケ。

9/17 12:18

会津駒ケ岳が近づいてきました。　
右奥には日光の山々。

9/17 12:30

帰りは会津駒ケ岳の山頂は通らずに巻き道を通ります。　
山頂からの道と合流。

9/17 12:31

駒の小屋、駒大池が見えてきました。

9/17 12:35

湿原のキンコウカ。

9/17 12:38

駒の小屋に帰還です。

9/17 12:38

駒の小屋近くに咲いていたミヤマリンドウ。

9/17 12:38

ミヤマリンドウの花々。

9/17 12:39

広大な駒大池。

9/17 12:54

では、下山します。　
駒大池に別れを告げて、来た道を戻ります。

9/17 12:57

湿原の道を進む。

9/17 12:58

奥に見えている山は帝釈山。左の平らな山は田代山ですね。

9/17 13:04

振り返ると、会津駒ケ岳が。

9/17 13:48

1時間弱で水場入口まで下ってきました。

9/17 14:36

下りの途中の見事な大木。

9/17 14:53

ようやく滝沢登山口まで戻ってきました。

9/17 14:54

11年前も難儀でしたが、今回もなかなかの下りでした。

9/17 15:03

おつかれさまでした。

撮影機器：

OM-D E-M10 Mark III ボディ オリンパス

感想

hirokaz

9月のシルバーウィーク前半。
土日月の3連休ですが、日曜以降は残念ながら台風14号の上陸と重なってしまうため日本全国の山は天気の悪い箇所が多いとの予報。
登るならば、初日の土曜日、それも台風から遠い東北の山が、好天が予想されてねらい目であるとのことでした。

そこで、11年前に登った会津駒ケ岳に再訪することにしました。

久しぶりの山ですが、稜線までの登り／下りは長く高低差もありつらいものの、一度稜線に出てしまえばあとは素晴らしい場所という記憶がありました。
稜線に上がった時の風景はまさに期待通り。11年前よりも天気にも恵まれて、素晴らしい稜線を楽しむことができました。

稜線までの登り／下りも、前回よりもいい感じに登り下りできた・・・と思ったのですが、所要時間をみると11年前とほとんど変わりませんでした。
意外と感覚と記憶というのはあてにならないものです。

――EXPLORING RECORD――――――>>
ヤマレコ　250記録
3000m峰　10/21
日本百高峰　40/100
日本百名山　71/100
日本二百名山　102/200
日本三百名山　119/301
一等三角点百名山　43/100
都道府県最高峰　24/47
（会津駒ケ岳は日本百名山、一等三角点百名山ですが、すでに登頂経験あり）
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