記録ID: 4696847
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無雪期ピークハント／縦走
東北
【津軽の山を登る08】弘前城を作った山 尾開山
2022年09月18日(日) [日帰り]
青森県
faroe
体力度
2
日帰りが可能
体力度について
- GPS
- 05:15
- 距離
- 13.4km
- 登り
- 641m
- 下り
- 621m
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| 天候 | 曇り時々晴れ 暑かった |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2022年09月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車
Out:弘南鉄道津軽大沢駅 車の場合は、尾開林道はお茶の水まで入れます。 堂ヶ平林道は、桂清水までは入れるようですが、8月の大雨の影響で、2022/09/18現在、堂ヶ平林道は通行止めです（桂清水まで1.4�卉賄澄� 車を2台用意できる方は、お茶の水と桂清水の置けば、楽かなと思います。 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
大鰐と津軽平野は一続きのように見えますが、実際には、宿川原のあたりで東西両側から山が張り出していて、ボトルネックのようになっています。 このうち、西から張り出してくる山の一番東側のピークに当たるのが、今回登った尾開山（おびらき・やま）です。 この山は、かつて栗の木が多く植えられていました。 栗の木は堅い木ですので、建築用材として重宝され、弘前城建築の際に、数多く利用されたといいます。 また、修験道、忍者の修行の場としても使われていたとか。 今回は、弘南鉄道石川駅から南下し、尾開林道を登り詰めて登山口へ。 登山口から尾開山を往復。 登山口に戻ってきた後で、堂ヶ平山方面へ向かい、堂ヶ平林道を下がる形で、桂清水を経由し、津軽大沢駅に戻っています。 雑感です。 ＜弘南鉄道石川駅→登山口＞ ・最初はリンゴ場畑を登る。 ・尾開林道に入った後も、お茶の水までは簡易舗装。 ・お茶の水から先で林道の崩壊箇所あり。徒歩では問題なく通過できました。 ＜登山口→尾開山＞ ・最初草がうるさいですが、しっかりと整備された登山道。 ・尾開山（西峰）は特に問題なくたどり着く。 ・三角点のある尾開山（東峰）は少し藪漕ぎ。 ただ、ふみ跡はしっかりしているので、問題なくたどり着きます。 ＜登山口→堂ヶ平分岐＞ ・最初道が自然に帰りかけていますが、すぐによく整備された山道。 ・大きなもんだはなく踏破可能。 ＜堂ヶ平分岐→桂清水＞ ・問題なし ＜桂清水→津軽大沢駅＞ ・一か所路肩が小さく崩壊している場所があるため、 堂ヶ平林道は通行止め。歩く分には問題なく通過できる。 ・大沢集落に降りた後も、駅までの案内はしっかりしている。 |
| その他周辺情報 | 自販機は、弘南鉄道石川駅が最後。大沢の集落から津軽大沢駅までは数か所にあります。 コンビニは一切なし。 トイレは、弘南鉄道石川駅と石川八幡宮にぽっとん（紙なし）有。 桂清水にトイレのようなものがありますが、使用不可のようです。 津軽大沢駅に立派なトイレあり。（隣の養護施設の外に電車利用者向けのトイレがある） |
写真
今回のルートは、大部分が東北自然歩道に一致します。
東北自然歩道は、「東北自然に帰りつつある歩道」なところが結構あるので、心配。
東北自然歩道は、「東北自然に帰りつつある歩道」なところが結構あるので、心配。
この地域は、大鰐の盆地からの出口であり、街道を抑える要衝でもありましたので、石川城というお城がありました。大浦為信の津軽統一で最初に攻略されたのが石川城。
1
9/18 7:35
この地域は、大鰐の盆地からの出口であり、街道を抑える要衝でもありましたので、石川城というお城がありました。
大浦為信の津軽統一で最初に攻略されたのが石川城。
大浦為信の津軽統一で最初に攻略されたのが石川城。
鬼（鬼）がいます。
津軽では、鬼は悪ではなく、守護者や厄除けという意味があります。
津軽では、鬼は悪ではなく、守護者や厄除けという意味があります。
お茶の水。
明治天皇の東北巡行に際して、ここの水をくんで、お茶を差し上げた、ということが由来。
ここまで車で上がってこられます。
明治天皇の東北巡行に際して、ここの水をくんで、お茶を差し上げた、ということが由来。
ここまで車で上がってこられます。
現在でもきれいな水が豊富に湧き出ています。
林道を上がってくる際にも、汲みに来たと思われる車とすれ違いました。
林道を上がってくる際にも、汲みに来たと思われる車とすれ違いました。
崩落個所。
水分を多く含んでいますので、8月の大雨のものだと思います。
水分を多く含んでいますので、8月の大雨のものだと思います。
登山口。
大きな広場になっています。
尾開山は左側の階段を上がります。
大きな広場になっています。
尾開山は左側の階段を上がります。
ここまで4�劼曚品發い討い泙垢�、このあとの山道はわずかに400m（笑）
相変わらず山にいる時間よりも、アプローチの方が長い。
相変わらず山にいる時間よりも、アプローチの方が長い。
右側が切れ落ちている区間。トラロープが張ってあります。
登りよりも、下りで使ったほうがよいかな？
落ちてもすぐに引っかかるとは思いますが。
9/18 9:08
右側が切れ落ちている区間。
トラロープが張ってあります。
登りよりも、下りで使ったほうがよいかな？
落ちてもすぐに引っかかるとは思いますが。
トラロープが張ってあります。
登りよりも、下りで使ったほうがよいかな？
落ちてもすぐに引っかかるとは思いますが。
頂上の台地に上がりました。
右にいけば西峰（こっちが山頂扱いかな）
左の藪に突入すれば東峰（三角点はこちら）
右にいけば西峰（こっちが山頂扱いかな）
左の藪に突入すれば東峰（三角点はこちら）
西峰です。東峰よりもこちらの方が高いのですが、こちらの正確な標高が不明。という残念な山。
東北自然歩道でも、こちらを山頂扱いしているのですが。
9/18 9:13
西峰です。
東峰よりもこちらの方が高いのですが、こちらの正確な標高が不明。という残念な山。
東北自然歩道でも、こちらを山頂扱いしているのですが。
東峰よりもこちらの方が高いのですが、こちらの正確な標高が不明。という残念な山。
東北自然歩道でも、こちらを山頂扱いしているのですが。
先ほど地点まで戻って今度は東峰に向かいます。
軽い薮ですが、ふみ跡がしっかりしており、問題ありません。
軽い薮ですが、ふみ跡がしっかりしており、問題ありません。
この三角点が西峰の山頂。
三等三角点「小谷」 508.8m。
標高の低い方のこの地点で、尾開山の標高が設定されています。
三等三角点「小谷」 508.8m。
標高の低い方のこの地点で、尾開山の標高が設定されています。
左に曲がります。
枕木が敷いてあるということは、雨が降るとぬかるむのかな？
枕木が敷いてあるということは、雨が降るとぬかるむのかな？
登り切ったところで右へ。
尾開山（西峰）からダイレクトにここに降りてくる人もいるようですが、結構な薮だとか。
尾開山（西峰）からダイレクトにここに降りてくる人もいるようですが、結構な薮だとか。
堂ヶ平山への分岐ですが、堂ヶ平山は登山道がなく、夏は激薮らしいので、パス。
右手へ降ります。
右手へ降ります。
登山口から1.9km。
桂清水まで1.1km。
熊さんに結構やられてますねぇ。
桂清水まで1.1km。
熊さんに結構やられてますねぇ。
おっと崩落している。
ちょっと狭かったので、注意して通過しました。
ちょっと狭かったので、注意して通過しました。
カツラから湧いているような形になっっており、素晴らしいです。
燈明杉。樹齢推定700年
弘前市内では、巖鬼山の日本に次ぐ大杉。
天から燈明がおり、光を放つとされ、作物の豊凶などを占いました。
青森県天然記念物
1
9/18 11:22
燈明杉。
樹齢推定700年
弘前市内では、巖鬼山の日本に次ぐ大杉。
天から燈明がおり、光を放つとされ、作物の豊凶などを占いました。
青森県天然記念物
樹齢推定700年
弘前市内では、巖鬼山の日本に次ぐ大杉。
天から燈明がおり、光を放つとされ、作物の豊凶などを占いました。
青森県天然記念物
桂清水から下は堂ヶ平林道です。
全長1.2km。
本来ですと、ここまで車で来られるようです。
全長1.2km。
本来ですと、ここまで車で来られるようです。
堂ヶ平林道は通行止めでした・・・・
8月24日からなので、8月の大雨の影響のようです。
8月24日からなので、8月の大雨の影響のようです。
リンゴは太陽の光が当たる面と当たらない面で、色づきが違います。
玉回しという作業で、満遍なく光が当たるようにします。
玉回しという作業で、満遍なく光が当たるようにします。
大沢集落に降りてきました。
目の前の道が羽州街道（千年山街道）です。
目の前の道が羽州街道（千年山街道）です。
桂清水は、水を汲みに来る人がいるので、下の方で通行止めの案内。
階段のある電話ボックス
雪下ろしのために屋根に上がるハシゴ
津軽ですねぇ。
雪下ろしのために屋根に上がるハシゴ
津軽ですねぇ。
感想
夕方から雨が予想されていたので、手軽に行けそうな、ということで尾開山へ。
こんな小さな山にも、8月の大雨の影響が出ていました。
崩落している林道は、果たして復旧するのでしょうか？
桂清水側は、麓の大沢集落が復旧してほしいでしょうが。。。。
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