記録ID: 4699180
全員に公開
沢登り
朝日・出羽三山
朝日前衛 大沢川
2022年09月18日(日) [日帰り]

体力度
2
日帰りが可能
- GPS
- 11:01
- 距離
- 10.7km
- 登り
- 566m
- 下り
- 564m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 7:32
- 休憩
- 3:29
- 合計
- 11:01
距離 10.7km
登り 574m
下り 571m
7:30
30分
スタート地点
8:00
8:10
88分
入渓
9:38
10:40
63分
2段15m滝
11:43
13:04
185分
高巻き
16:09
16:46
0分
脱渓
16:46
17:05
86分
木材置き場
18:31
ゴール地点
道草も多く かなり時間がかかっているが通常は7〜8時間で周回できるルートだと思う。
天候 | 晴れ→13時頃より時折雨がパラパラ→夕方 晴れ (大型で非常に強い台風第14号9月18日 午後7時 台風は鹿児島市付近に上陸 晴れ間があるのは新潟・飯豊・火打方面だけだった。) |
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過去天気図(気象庁) | 2022年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
車2台の場合は合計2時間ほどの道歩きが省略できる(林道砂利道) |
コース状況/ 危険箇所等 |
遡行するほどヌメリが強くなる。(ラバーソール使用) 標高低く、水温・気温 高め。 藪漕ぎ手前より蚊が沢山発生。(ブヨはいない) <CS滝> CS右から水流を浴びて登攀できる人もいる。 巻き道は、左岸手前にトラロープあり。 <2段15mの滝> 1段目容易。左岸は2段目がスラブ上で立っている。 残置ハーケン1段目水流左岩壁にあり。右岸から取り付き、2段目は草付きへ入った。30mロープ使用。 <ゴルジュ帯後の10m滝> 直登困難で上にも90度左に向きを変えたこの沢最大の大滝下部が見える。その上にもここからは見えない滝があり一気に高巻く。高度をあげての大高巻きになる。巻き道から見る大滝郡は一見の価値あり。 <小さめの3段滝>(1段目は小さく2段の滝と言ったらよいのか迷う) 1段目を右から巻き2・3段目は容易に登れる。 <12mほどの最後の大きな滝> 左岸草付きからは容易。30mロープ 右岸は40〜50mロープが必要。中間手前の段差を乗り越える所が核心。 |
その他周辺情報 | 関川周辺 19時までの100円の共同浴場多数あり 桂の関温泉 ゆ〜む 9:00~21:30 ¥700 シャワーの水流が弱め |
写真
1ヶ月前から計画していた中央アルプスの沢が台風14号の影響による悪天候でボツ。行かれる範囲は絶望的と考えていたら、新潟・火打・飯豊方面は晴マークもあった。コロコロ変わって直前まではっきりしなかったがリーダーの判断でサブプランを決行。車窓から久々の朝焼けを見た。
米坂線は、8月の豪雨で運休中。被災箇所は44箇所に及び復旧のめどは立っていない。鉄道の歴史がここでも失われつつある。
https://news.yahoo.co.jp/articles/ebc0421ec109da82fa70881efbfe4f9cc7fadd85
https://news.yahoo.co.jp/articles/ebc0421ec109da82fa70881efbfe4f9cc7fadd85
「一人でやりたいから押さないで」と付き合ってくれてるKさんにお願い(怒ったんじゃないよ)した。CSの真下にテラスを見つけそこから取り付くが足場がない。視線を塞ぐ帽子とリュックを下ろしゴルジュハンマーをもって出直す。
Kさんはシャミングできるというが、私の拳では無理。ハンマーもガッチリ噛むとかろはなかった。左腕を伸ばしハンマーを押し込む時に頭からもろにシャワーでも、水温高く苦にはならなかった。一人が無理なら 二人で助け合ってでも突破したい。
1段目を右にトラバースして右から2段目を登ろうとしたが、水流が強い。トラバースしてもスラブ上の岩が立っている。カムも使えそうにない。このまま左を登ることにした。水流左の岩に残置ハーケンを見つけ支点を取った。
SC滝も突破してきた山形のスペシャリストが率いる後続チームは、右から登っていた。2段目はやはり難しそうでカムは効かずハーケンを打っていた。手で探りながら慎重に登る様子は勉強になる。
トラバースを終えフィックスをすると、スペシャリストのチームが3連爆最初の10m滝登攀を断念んして巻き道を上がってきた。そのまま直上していき左尾根に続く踏み跡があることを教えてくれた。トラバース地点から上方にルンゼを登り踏み跡と合流。ロープ無しで巻きは終了した。
正面に三角岩。神社は見当たらない。帰ってからの答え合わせでは、この三角岩は神社のもので「急峻な岩山の痩せた沖庭山の巨岩上に鎮座している」とあったのでこの岩の上に建物があったのかもしれない??
途中でヘッデンを灯す。今回も話に夢中になりすぎ右に折れる所を左に直進し引き返す。水芭蕉群生地手前は粘土質の湿地帯に足を取られる。熊の足跡もあった。線路わきに出ると駐車場はもうすぐ。道草多く時間がかかったが、楽しい1日だった。
装備
共同装備 |
50m×2本
20m
|
---|
感想
8月の集中豪雨で被害を受けた東北地方。車道からは、秋芝峡の対岸に倒された木々の帯が、深い渓谷のかなり高い所に位置し 増水の凄まじさを物語っていた。
沢の下流や林道の泥土のように影響はあったものの釜が土砂で埋まってなかった分、大沢川の被害は少なかったのかもしれず良かった。
登れる滝が連続し、ヘツリ、ツッパリ、高巻きなど盛りだくさんに楽しめる沢だった。谷が深くとも明るく開けて景観も楽しめる。
しかし、標高が低い分気温・水温共に高めだが脱渓手前から蚊の大発生に苦しめられた。
帰って 沖庭神社を検索すると、岩の上に建っている神社の画像が出てきた。
次回訪れることがあったら、神社を見ることもひとつの目的としたい。
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