目標は午前中に日帰り 定番のルートで安達太良山


- GPS
- 06:07
- 距離
- 11.1km
- 登り
- 793m
- 下り
- 785m
コースタイム
07:19 薬師岳・・・(途中5分ほど休憩)・・・08:03 表登山道分岐・・・
8:37〜09:10 安達太良山頂&乳首・・・09:26 峰の辻分岐・・・09:37 峰の辻・・・
10:14〜10:55 くろがね小屋・・・11:02〜11:05 金明水・・・11:13 勢至平分岐
11:56 烏川橋・・・11:59 五葉松平・勢至平分岐・・・12:09 奥岳登山口
天候 | 駐車場に着いたときは晴れ 途中から曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2014年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
5時40分頃に到着しましたが、5台程しかいませんでした。 平日の早朝ですから。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【登山道概況】 �奥岳登山口〜五葉松平〜薬師岳 危険箇所はありません。 薬師岳〜安達太良山頂のコースに比べると通る人が少ないので道は細いですが、踏み跡が明瞭でした。 登山口からは砂利の車道を進み、現れる分岐を左に進んだ後、すぐ右に入ります。 ゲレンデを登りながらリフトの発着場を目指し、リフトの発着場が見えたらその左方に潅木の中へと分け行っていく細い道がありますのでそれを進みます。 あとは道筋に沿って登っていきますが、地面が剥き出しの道なので雨のあとは泥だらけです。 五葉松平を過ぎたら、薬師岳は近いです。 �薬師岳〜表登山道分岐〜安達太良山山頂 薬師岳からは木道などで整備された道が続きます。 特に危険箇所もなく、比較的歩きやすい道です。 表登山道分岐を過ぎ、視界が開けるようになってくると山頂が近くなってきます。 山頂直下はガレ場の登りとなります。 山頂から乳首へは僅かな急登で、鎖場がありますが岩のゴツゴツに足をひっかければ鎖なしでも登れます。 �安達太良山山頂〜峰の辻〜峰の辻分岐 山頂からは「牛の背」と呼ばれる稜線を歩きます。 天気が良ければ左手に「沼ノ平」が見えるのですが、この日はガスでダメでした。 牛の背を15分ほど歩くと道標のある分岐に着き、直進で鉄山&箕輪山方面の縦走路、右折で峰の辻分岐を経て奥岳登山口へと至る下山ルートとなります。 尾根に沿う緩やかな傾斜の道を進んでいくと峰の辻分岐。 なお、峰の辻分岐は広いので、団体でも休める良い休憩スポットになります。 �峰の辻分岐〜くろがね小屋 潅木の中を進んだ後、ザレ場を下ります。 ズルっと滑りやすいので慎重に。 ザレ場を過ぎてしばらく歩き、硫黄の匂いが漂い始めたら間もなくくろがね小屋です。 �くろがね小屋〜勢至平分岐〜奥岳登山口 くろがね小屋からは「馬車道」と呼ばれる砂利の車道歩きが続きます。 車道なので傾斜は緩く、快調に歩くことができます。 勢至平分岐に向かう途中には安達太良山の数少ない水場である「金明水」があります。 勢至平分岐を過ぎてしばらく歩くと、道は旧道と馬車道の2ルートに分かれますので、好きな方を歩けます。 ただし、旧道は地面剥き出しなので雨やその後はとても滑りやすいです。 泥濘も多いので、汚れたくないor滑って尻餅をつきたくない場合は車道を歩くのがベター。 烏川橋を渡ったところで遊歩道が沢に沿って分かれていきますが、遊歩道を通っても奥岳登山口に戻れます。 なお、遊歩道の途中には水場が一箇所あります。 烏川橋を越えたら間もなく往路と合流します。 【登山ポスト】 奥岳登山口に有 【トイレ】 あだたらエクスプレス(ロープウェー)山麓駅・くろがね小屋に有 (山頂駅にもあったような記憶が・・・うろ覚え^^;) なお、山麓駅のトイレはロープウェーの営業時間でないと利用できません。 【コンビニ】 岳温泉街にファミリーマート有 【温泉】 岳温泉街にたくさん 【地形図】 25,000分の1 安達太良山 【山行ルート記録】 スマホアプリ「山旅ロガー」 |
写真
装備
個人装備 |
ヘッドランプ 1
折畳傘 1
1/25,000地形図 1
虫除けスプレー 1
シルバコンパス 1
熊鈴 1
筆記具 1
保険証 1
飲料水 2.5L
ティッシュ 1
医薬品類 1 解熱鎮痛剤・抗生物質入軟膏・消毒薬・包帯・絆創膏・サージカルテープ・ポイズンリムーバー・三角巾・薄めのゴム手袋
タオル 2
雨具 1
携帯電話 1
計画書 1
ウェットティッシュ 1
腕時計 1
食糧 2食分 アルファ米等
エマージェンシーシート 1
携帯用簡易トイレ 2
ツェルト 1
サバイバルシュラフ 1
調理用バーナー 1 プリムス P153
バーナー用ガス 2 中1・小1(予備)
行動食 ナッツ類・チョコ菓子等
コッヘル 1セット
チタンカップ 1
モバイルバッテリー 1
トイレットペーパー 1
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感想
今年はまだ登っていなかった安達太良山。
天気予報が登山向きとなったため、急遽計画して行ってくることにしました。
ただし、まだ梅雨の最中の最近は大気が不安定で、平地ですら午前中は良い天気でも午後になると土砂降りの雨が降ったりします。
平地でさえそうなので山ではそれ以上だろうということで、安達太良山を午前中に登って降りてきてしまおうと計画を立案しました。
朝3時に起きて4時に出発。
ほぼ休憩なしで車を走らせ、奥岳登山口の駐車場に5時40分頃到着します。
麓のファミマで買ったファミチキと前日に買っておいたパンで手早く朝食を取り、準備をして出発。
駐車場では上空は青空が広がり、山上での展望が望めそうに思えました。
しかし、だんだん登ってくると周囲をガスが覆い始め、薬師岳から頂上が見えないほどになります。
風も出てきて、仙女平分岐の辺りからは上に何か羽織らないと肌寒いくらい。
山頂直下ではチラリと青空が見えましたが、やっぱりガスは晴れず、展望のないまま久しぶりの山頂でコーヒーをいれて休憩しました。
ただ、展望はなくても風がそれほど強くないのが救いで、歩くには全然問題はありません。
展望がないとはいっても目印や道標くらいは見えます。
牛の背を黙々と進み、峰の辻分岐から下山へと進路を取りました。
金明水にも寄りたかったので、峰の辻からはくろがね小屋へ。
ザレ場の下りがありますが、左膝の痛みがどうにも歩行に影響を与えます。
乳首から下りようとした時点でまた膝が痛み出しそうなのが分かったのですが、先日の三本槍岳に続いてここでもその症例が出るとは・・・。
下山したら対策を考えなくてはいけないと思いながら歩き、くろがね小屋へトイレ休憩のため立ち寄りました。
午前中なので、やはりくろがね小屋は空いていました。
小屋番の人の話によると、山での展望はどうやら昨日の方が良かったようです。
空いているので、小屋の中をゆっくり堪能します。
壁に飾られた花の写真の中に、道中で自分が見た花がないか見ていると話はいつしか花の話になり、デジカメで撮った写真の花の名前を教えてもらったりしました。
温泉も勧めてもらいましたが、生憎お湯を抜いてからまだ溜まっていなかったらしく、この日はお預け。
県内に住んでいるのでまた来ますと告げ、天候の悪くならないうちに山を降りるべく小屋を後にしました。
くろがね小屋の温泉にはまだ入ったことがないので、この次来るのが楽しみです。
午前中の方が空いているみたいなので、その頃を狙って訪れたいですね。
安達太良山にまた来る楽しみが一つ増えました。
途中の金明水も今回の目的の一つ。
家へのお土産にするため、今回は空の2Lペットボトルを持参してきています。
金明水を2L汲んで、車道を快調に進みました。
馬車道は途中で旧道に分岐していますが、旧道はやはり雨の多い時期は下山ルートに使うには不向きですね。。。
泥が多くて滑るのなんの。
靴とゲイターがたちまち泥まみれになります。
歩きにくくて仕方がないので、あとはずっと馬車道を歩いて下山しました。
展望には恵まれなかったけど、でもやっぱり安達太良山は良い山です。
登れば登るほど面白いと感じます。
これから暑くなるけど、くろがね小屋の温泉にも入りたいし、また行きます。
でも、沼尻登山口とか野地温泉の方からも登ってみたいんだよなあ。
あっちから来てくろがね小屋へ寄るルートをどう組むか、でも奥岳登山口から登るのも好きだし・・・贅沢な悩みは尽きません(笑)
追伸:
膝の痛みは腸脛靭帯炎によるものと推測。
痛む部位と症例が同じでした。
ランナーズニーとも呼ばれる症状で、足の使い方やウォーミングアップの有無などにより症例の表れ方が変わるようです。
日常的なストレッチとウォーミングアップをすると良いとのこと。
そういえば登る前に準備運動してないな(´д`|||)
登山の体作りは登山でと思っていましたが、どうやらそれ以外にも大切なことはあるようです。
富士山でこういうことがないよう、家でストレッチを行うことにします。
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