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Yamareco

記録ID: 4701870
全員に公開
ハイキング
奥多摩・高尾

熊倉山南西尾根〈618m点尾根・省武連指尾根〉〜バリルート〜

2022年09月21日(水) [日帰り]
情報量の目安: A
都道府県 東京都 神奈川県 山梨県
 - 拍手
OLTA その他3人
体力度
2
日帰りが可能
GPS
04:39
距離
5.0km
登り
673m
下り
492m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
3:59
休憩
0:43
合計
4:42
距離 5.0km 登り 673m 下り 517m
8:08
35
南西尾根の取り付き点 スタート地点
8:43
8:50
35
470m点
9:25
9:35
45
613m点
10:20
10:30
47
758m点
11:17
11:19
8
11:27
11:32
5
11:37
11:40
62
12:42
12:48
2
12:50
ゴール地点
天候 曇り
過去天気図(気象庁) 2022年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 タクシー
行き JR上野原駅から登り口までタクシー〈料金3530円〉(スタート) 
帰り 軍刀利神社(ゴール)からタクシーでJR上野原駅〈料金4160円〉
コース状況/
危険箇所等
【参考ガイド本】
〇『新バリエーションハイキング』(以下「松浦本」) P105〜P110

【危険箇所等】
熊倉山南西尾根の取り付き点から470m点の間は、私のコース取りはお勧めできません。私はしばらく細沢の左岸を進み、右上の尾根に戻るようにかすかな踏み跡をたどりましたが、その間は急峻に落ち込んだ斜面を斜上することになり、支尾根に出たあとも急登を強いられ、さらにヤブ藪ぎが待っていました。松浦本(P106)の拡大図どおりに進み、470m点近くの鞍部に出るのが正解だと思いました。
その他周辺情報 〇熊倉山南西尾根・取り付き点の最寄りバス停は「井戸」
上野原駅発井戸行きバス〈午前中は1本〉8時32分(平日)、8時35分(土・日・祝日) ※井戸バス停から取り付き点まで約45分の歩程
松浦本にある、擁壁のプレート「H522A006」の石段から入りました。タクシーもこの場所に着けてもらいました。
2022年09月21日 08:09撮影 by  SO-01L, Sony
9/21 8:09
松浦本にある、擁壁のプレート「H522A006」の石段から入りました。タクシーもこの場所に着けてもらいました。
しばらく細沢の左岸を進み、右上の尾根に戻るようにかすかな踏み跡をたどり、写真の支尾根に立ちました。
2022年09月21日 08:31撮影 by  SO-01L, Sony
9/21 8:31
しばらく細沢の左岸を進み、右上の尾根に戻るようにかすかな踏み跡をたどり、写真の支尾根に立ちました。
まもなく密ヤブになり、頭を下げてくぐり抜けました。
2022年09月21日 08:35撮影 by  SO-01L, Sony
9/21 8:35
まもなく密ヤブになり、頭を下げてくぐり抜けました。
いったんヤブから開放されますが、それもつかの間でした。
2022年09月21日 08:38撮影 by  SO-01L, Sony
9/21 8:38
いったんヤブから開放されますが、それもつかの間でした。
再びヤブ漕ぎを強いられました(写真は振り返ってヤブを撮影)。
2022年09月21日 08:38撮影 by  SO-01L, Sony
9/21 8:38
再びヤブ漕ぎを強いられました(写真は振り返ってヤブを撮影)。
朝もやが流れると、小伏地区の山里が親しみをもって見えました。この先、470m点近くに鞍部があり、左から明瞭な踏み跡が上がっていました。松浦本の拡大図を忠実にたどれば、ヤブ漕ぎもなく、鞍部にたどり着けたようです。
2022年09月21日 08:42撮影 by  SO-01L, Sony
9/21 8:42
朝もやが流れると、小伏地区の山里が親しみをもって見えました。この先、470m点近くに鞍部があり、左から明瞭な踏み跡が上がっていました。松浦本の拡大図を忠実にたどれば、ヤブ漕ぎもなく、鞍部にたどり着けたようです。
618m点に近づくと、天を摩すほどの巨樹が目立つようになります。高さは優に30mはありそうです。
2022年09月21日 09:22撮影 by  SO-01L, Sony
1
9/21 9:22
618m点に近づくと、天を摩すほどの巨樹が目立つようになります。高さは優に30mはありそうです。
堂々とそびえ立っています。
2022年09月21日 09:24撮影 by  SO-01L, Sony
9/21 9:24
堂々とそびえ立っています。
ほうきを逆さに立てたようです。
2022年09月21日 09:52撮影 by  SO-01L, Sony
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9/21 9:52
ほうきを逆さに立てたようです。
右から省武連指尾根を合わせ、これから先は省武連指尾根をたどることになります。松浦本にあるとおり、この付近の自然林は美しく、私たちは点景になったつもりで歩を重ねました。
2022年09月21日 10:00撮影 by  SO-01L, Sony
1
9/21 10:00
右から省武連指尾根を合わせ、これから先は省武連指尾根をたどることになります。松浦本にあるとおり、この付近の自然林は美しく、私たちは点景になったつもりで歩を重ねました。
標高810mから870mの間は等高線が狭まっていますが、踏み跡はジグザグに切られていました。
2022年09月21日 10:31撮影 by  SO-01L, Sony
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9/21 10:31
標高810mから870mの間は等高線が狭まっていますが、踏み跡はジグザグに切られていました。
栗の実が地面いっぱいに落ちており、収穫の秋を実感します。
2022年09月21日 11:00撮影 by  SO-01L, Sony
9/21 11:00
栗の実が地面いっぱいに落ちており、収穫の秋を実感します。
最後は左の巻き道でなく、直登で笹尾根に出ました。
2022年09月21日 11:03撮影 by  SO-01L, Sony
9/21 11:03
最後は左の巻き道でなく、直登で笹尾根に出ました。
熊倉山の山頂です。
2022年09月21日 11:05撮影 by  SO-01L, Sony
9/21 11:05
熊倉山の山頂です。
下山ルートは、軍刀利神社奥の院を経由することにしました。
2022年09月21日 11:51撮影 by  SO-01L, Sony
9/21 11:51
下山ルートは、軍刀利神社奥の院を経由することにしました。
奥の院には大桂がそびえ立ち、おのずと合掌してしまう神々しさでした。
2022年09月21日 12:35撮影 by  SO-01L, Sony
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9/21 12:35
奥の院には大桂がそびえ立ち、おのずと合掌してしまう神々しさでした。
軍刀利神社は500年の歴史をもち、拝殿の脇には、日本武尊東征に由来する巨大な剣が立っていました。
2022年09月21日 12:41撮影 by  SO-01L, Sony
9/21 12:41
軍刀利神社は500年の歴史をもち、拝殿の脇には、日本武尊東征に由来する巨大な剣が立っていました。
撮影機器:

感想

私の判断ミスもあって、冒頭はヤブをかき分ける「うるさい箇所」もありましたが、そのあとは、たくましく荘重な巨樹が点在し、朝もやが静かに動き、低山なのに深山の気、清涼の気が漂っていました。
完全な休息を楽しむために山に登っていますが、日常性から脱し、野生の感覚を取り戻すためにも、しばらくバリルートの山遊びを楽しみたいと思っています。

【備忘録】省武連指尾根(しょうむれざすおね)の名称について
『奥多摩』(宮内敏雄著)の挿入図に省武連指尾根の名前を見るが、由来の解説はどこにもない。おそらくこの尾根の延長に聖武連山(しょうむれやま)があり、付近の字名に聖武連とあることから、聖武連と同じではないかと思う。『山麓滞在』(岩科小一郎著)では「上野原町の背後の省牟禮(しょむれ)山」と別の漢字を当てている。
『バリエーションハイキング』で「棡原地区では聖武連、大武連、日武連のように〈連〉を用い、西原地区では小中群、大武群、大群、佐群のように〈群〉を用いるが、いずれも山を意味する古代百済語である」と述べたが、木暮理太郎氏は、「ムレ」とは「大勢篭(オホムレ)権現」を崇拝する先人の信仰の遺蹟ではないかとされている。
以上、松浦本P105より

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